愛のイエントル
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愛のイエントル
Yentl

監督バーブラ・ストライサンド
脚本ジャック・ローゼンタール
バーブラ・ストライサンド
原作アイザック・バシェヴィス・シンガー
製作ラスティ・レモランデ
バーブラ・ストライサンド
出演者バーブラ・ストライサンド
マンディ・パティンキン
エイミー・アーヴィング
音楽ミシェル・ルグラン
撮影デヴィッド・ワトキン
編集テリー・ローリングス
製作会社ユナイテッド・アーティスツ
バーウッド・フィルムズ
配給 MGM/UA Entertainment Co.
UIP
MGM/UA=CIC
公開 1983年11月18日
1984年4月28日
上映時間 130分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入$40,218,899[1]
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『愛のイエントル』(あいのイエントル、原題: Yentl)は、アイザック・バシェヴィス・シンガー短編小説(英題: "Yentl the Yeshiva Boy")[2]、およびそれを原作とした1983年ミュージカル映画(原題: "Yentl")である。本項では映画について記述する。

監督・製作・脚本・主演はバーブラ・ストライサンド、ミュージカルスコアはミシェル・ルグランが作曲した。
概要

ときは、女性がユダヤタルムードを学ぶことが許されていない時代。ポーランドに暮らすユダヤ人女性イエントルは、タルムードを学びたいがために男装をする、その物語を喜劇的かつフェミニストミュージカルで描いた作品である。公開当初はニューヨークロサンゼルスなど13館のみの限定公開だったが、その後徐々に拡大公開されていった経緯がある。

本作以前には、同じくアイザック・バシェヴィス・シンガーの『愛のイエントル』をもとにした戯曲『Yentl』が上演されている[3]1975年10月23日ブロードウェイユージン・オニール劇場で初演されて以降合計223回の公演を行い、トニー賞主演女優賞の候補となった。
あらすじ

イエントル・メンデル(バーブラ・ストライサンド)は、ポーランドのアシュケナジーユダヤ人コミュニティーに暮らしていた。ラビの父レブ(ネヘミア・ペルソフ)から密かにタルムードを教わり、親娘はともにトーラーを学んでいた。その父が亡くなってしまい、イエントルはタルムードを学び続けるため、男装してアンシェルと名乗ってイェシーバーに入ることを決意する。イェシーバーに入ったイエントルは学友アヴィグドル(マンディ・パティンキン)と、その婚約者ハダス(エイミー・アーヴィング)と近しくなる。のちにハダスの家族がアヴィグドルとの婚約を破棄し、さらに男の振りをしているイエントルに対してハダスが恋心を抱くことで話が複雑になってゆく。
受賞とノミネート

太字が受賞、それ以外はノミネートのみ。

第56回アカデミー賞

助演女優賞 - エイミー・アーヴィング

美術賞 - ロイ・ウォーカー、レスリー・トムキンス、テサ・デイヴィス

音楽賞 - ミシェル・ルグラン、アラン・バーグマン、マリリン・バーグマン

歌曲賞 - "Papa, Can You Hear Me?", "The Way He Makes Me Feel"


第41回ゴールデングローブ賞

作品賞(ミュージカル・コメディ部門)

監督賞 - バーブラ・ストライサンド

主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門) - マンディ・パティンキン


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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