愛のむき出し
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愛のむきだし
Love Exposure
監督
園子温
脚本園子温
原案園子温
出演者西島隆弘
満島ひかり
安藤サクラ
尾上寛之
清水優
永岡佑
広澤草
玄覺悠子
中村麻美
渡辺真起子
渡部篤郎
綾野剛
音楽原田智英
主題歌ゆらゆら帝国
撮影谷川創平
編集伊藤潤一
配給 ファントム・フィルム
公開 2009年1月31日
上映時間237分
製作国 日本
言語日本語
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『愛のむきだし』(あいのむきだし、英題:Love Exposure)は、2009年の日本の映画。実話を基に園子温監督の23作目の作品として製作され、2008年11月の第9回東京フィルメックスの特別招待作品として上映後、2009年1月31日に東京渋谷渋谷ユーロスペース2他にて公開された。

第9回東京フィルメックスアニエスベー・アワード、第59回ベルリン映画祭カリガリ賞・国際批評家連盟賞受賞作。『映画芸術』2009年日本映画ベストテン第1位。
目次

1 概要

2 ストーリー

3 キャスト

4 スタッフ

4.1 音楽


5 封切り

6 作品の評価 

7 映画祭への出品

7.1 第9回東京フィルメックス

7.2 第59回ベルリン映画祭


8 関連商品

9 脚注

10 参考文献

11 外部リンク

概要

親から与えられる愛情がほぼ完全に欠如した状態で育ち、その空虚感を埋め合わせるために変態行為、暴力、宗教などに走る若者たちの姿を描いた。20年ほど前に監督が知り合った「盗撮のプロ」の実話を基に、監督自身の体験や取材を組み込んでいる[1]

盗撮、パンチラレズビアン勃起などがキーワードとして扱われるため、R-15指定がかけられている。

上映時間は237分と長く、公開終了後発売されたDVDの本編は2枚組に分けられた。
ストーリー

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2015年11月)(使い方

クリスチャンの家庭に生まれた男子高校生の本田悠は、幼くして母親を亡くし、母の「いつかマリア様のような人を見つけなさい」という言葉を胸に、優しい神父の父・テツと2人でつつましやかな生活を送っていた。

後に、テツにカオリという愛人ができ、テツは聖職者でありながらもカオリに惑溺していく。しかしそのカオリもテツの下を去り、ショックのためかテツの性格は一変、悠に毎日「懺悔」を強要するようになる。悠は父との繋がりを失いたくないがために、様々な罪作りに励んだ。

懺悔のために毎日罪作りに励むうちに罪作りはエスカレートし、いつしか悠は女性ばかりを狙う盗撮魔となっていた。悠はテツに「変態」と罵られ、殴られたことで、これこそが愛だと確信。父への執着心を愛と感じ取る感性が、悠を盗撮のプロに仕上げていくが、ついに悠はテツから懺悔を拒否されるに至った。

そんなある日、罰ゲームで女装していた悠(通称:サソリ)は、不良少年の大群をカンフーで叩きのめしていた女子高校生の尾沢洋子と出会い、生まれて初めて恋に落ちた。また、洋子も、共に不良少年たちと戦ってくれたサソリに恋をする。

2人は初めて恋心を知った。悠は洋子を想うと勃起が止まらない。洋子もサソリを想うと胸が痛くなり、初めてオナニーを覚えた。

数日後、カオリと再会したテツは突然「神父をやめて結婚する」と悠に語るが、カオリには連れ子がいた。それが洋子だった。洋子はサソリの正体が悠だとは気付かず、悠を毛嫌いする。悠の混乱は加速度を増し、想いを押し殺すようにして盗撮を続けていた。

その頃、謎の新興宗教団体「0(ゼロ)教会」が世間を賑わせていた。教祖の側近・コイケは何を企んでか、悠とその家族に近付き始める。しまいにコイケは、洋子に自分がサソリだと思わせ、さらに悠の家族を丸ごと洗脳した。家族の不信感を払拭できず、家を出て行く悠は、洗脳された洋子の心を取り戻すべく「0教会」に戦いを挑む。
キャスト


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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