この項目では、ピーター&ゴードンの楽曲について説明しています。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのアルバムについては「ラヴレス (アルバム)」をご覧ください。
「愛なき世界」
ピーター&ゴードン の シングル
初出アルバム『A World Without Love』
B面イフ・アイ・ワー・ユー
リリース 1964年2月28日
1964年4月27日
規格7インチ・シングル
録音EMIレコーディング・スタジオ(1964年1月21日)
ジャンルポップス
時間2分41秒
レーベル コロムビア・レコード
キャピトル・レコード
作詞・作曲レノン=マッカートニー
プロデュースノーマン・ニューウェル
チャート最高順位
1位(アメリカ[1]、イギリス[2])
8位(ノルウェー[3])
ピーター&ゴードン シングル 年表
愛なき世界
(1964年)ノーボディ・アイ・ノウ
(1964年)
ミュージックビデオ
「A World Without Love (Stereo)」
「愛なき世界」(あいなきせかい、原題:A World Without Love)は、ピーター&ゴードンのデビュー・シングル。1964年発売。作詞・作曲はポール・マッカートニー(クレジットはレノン=マッカートニー)[4]。 ポール・マッカートニーは1964年当時、ピーター&ゴードンのメンバーであるピーター・アッシャーの妹、ジェーン・アッシャーと交際しており、その関係からマッカートニーはピーター&ゴードンから楽曲提供を依頼されたため、リヴァプールで6年前に書いていた「愛なき世界」を提供した[5]。 この曲は、1964年4月25日付の全英シングルチャートでビートルズの「キャント・バイ・ミー・ラヴ」を1位から蹴落とし[6]、2週連続で1位を獲得した[6]。アメリカのBillboard Hot 100でも1位を獲得しており、ビートルズ以外のブリティッシュ・インヴェイジョン勢によるシングルが全米1位を獲得したのは、これが初めてであった[4]。 音楽評論家のRichie Unterbergerは、allmusic.comにおいてこの曲を「ポール・マッカートニーによる忘れがたいメロディと、ピーター・アッシャーとゴードン・ウォーラー
解説
カヴァー
スプリームス - アルバム『ア・ビット・オブ・リヴァプール』(1964年)に収録。
ボビー・ライデル - 1964年にシングルとして発表し、全米80位に達した[7]。
デル・シャノン - アルバム『Handy Man』(1964年)に収録。
アニタ・ブライアント - アルバム『The World of Lonely People』(1964年)に収録。
ボビー・ゴールズボロ - アルバム『Little Things』(1965年)に収録。
パティ・デューク - アルバム『Don't Just Stand There』(1965年)に収録。
アッカー・ビルク - アルバム『Plays Lennon & McCartney』(1988年)に収録。
Mi-Ke - アルバム『永遠のリバプールサウンド?Please Please Me, LOVE』(1993年)に収録。
石田長生 - アルバム『JUKE BOX』(1995年)に収録。
ヴォンダ・シェパード - TVシリーズ『アリー my Love』のサウンドトラック・アルバム『Heart and Soul: New Songs from Ally McBeal』(1999年)に収録。
ビル・ヤノヴィッツ(英語版) - ケイト・ピアソン、グレアム・パーカーと連名のプロジェクト「ピアソン、パーカー、ヤノヴィッツ・プロジェクト」名義のアルバム『Lost Songs of Lennon & McCartney: From a Window』(2003年)に収録[8]。