愛しのグランマ
Grandma
監督ポール・ワイツ
脚本ポール・ワイツ
製作ポール・ワイツ
アンドリュー・ミアノ
『愛しのグランマ』(いとしのグランマ、原題:Grandma)は、2015年にアメリカ合衆国で公開されたコメディ映画である。監督・脚本はポール・ワイツ、主演はリリー・トムリンが務めた。
なお、日本では劇場未公開となったが、2016年3月2日にソニー・ピクチャーズエンタテインメントからDVDが発売されている[3]。 本作の主人公エル・リードはレズビアンの詩人で、つい最近、長年連れ添ってきたパートナーと死別した。その悲しみはまだ癒えていない。新しい人生の一歩を踏み出そうとして年下のオリヴィアと付き合ってはみたが、4か月で別れることになった。そんな彼女の下に、18歳の孫セージがやって来て、中絶にかかる630ドルを工面してほしいとせがんだ。セージの母親は高圧的な性格で、セージのクレジットカードを取り上げてしまったのだという。エルは何とかして孫の苦境を救ってやりたいと思ったが、手元にお金はなかった。途方に暮れた2人ではあったが、とりあえず行動を起こすことにした。 手始めに、2人はセージのおなかにいる赤ちゃんの父親に会うことにした。ところが、その男も中絶費用を工面できるほどの収入があるわけではなかった。次に、エルの元夫、カールに会いに行った。エルはカールと長らく連絡を取っていなかったので、取り合ってもらえるか不安だった。しかし、エルがカールに借金を申し込むと、カールは「エルがキスしてくれれば金を出そうじゃないか。」と言うので、エルはその通りにした。2人の旅の目的はこれで果たされるかと思ったがそううまくいくはずはなかった。 ※()は日本語吹替声優。 ワイツは本作のアイデアをずっとあたためてきたが、それを具体的な形に落とし込むことができずにいた。ところが、2013年に監督した映画『アドミッション -親たちの入学試験-』の撮影現場でリリー・トムリンの演技を見ているうちに、一気にアイデアが煮詰まったのだという[4]。
あらすじ
キャスト
リリー・トムリン - エル・リード(一城みゆ希)
ジュリア・ガーナー - セージ(内田真礼)
マーシャ・ゲイ・ハーデン - ジュディ(斎藤恵理)
ジュディ・グリア - オリヴィア(魏涼子)
ラヴァーン・コックス - デシー
エリザベス・ペーニャ - カーラ
ジュディ・ギーソン - フランチェスカ
ナット・ウルフ - カム(八代拓)
ジョン・チョー - チャウ
サム・エリオット - カール(有本欽隆)
ミッシー・ドーティ
製作