この項目では、Winkの楽曲について説明しています。その原曲であるカイリー・ミノーグの楽曲については「愛が止まらない ?ターン・イット・イントゥ・ラヴ?」をご覧ください。
「愛が止まらない ?Turn it into love?」
Wink の シングル
初出アルバム『At Heel Diamonds』
B面DING DING ?恋から始まるふたりのトレイン?
リリース1988年11月16日
規格8cmCD
シングルレコード
コンパクトカセット
デジタル・ダウンロード
ジャンルポップス、ユーロポップ[1]
歌謡曲
レーベルポリスター
作詞・作曲M.ストック、M.エイトキン、P.ウォーターマン
日本語詞:及川眠子
プロデュース水橋春夫
チャート最高順位
1位(オリコン[2]、1989年2月13日)
1989年度年間5位(オリコン)
1位(ザ・ベストテン)
初登場6位、1位1週、TOP10内17週ランクイン
6→8→4→4→3→2→2→2→@→2→2→2
→3→4→7→8→8
1989年度上半期1位(ザ・ベストテン、1989年6月29日)
1位(歌のトップテン・4週連続)1989年2月27日、3月6日・13日・20日)
Wink シングル 年表
アマリリス
(1988年)愛が止まらない ?Turn it into love?
(1988年)涙をみせないで ?Boys Don't Cry?
(1989年)
ミュージックビデオ
愛が止まらない / Wink Official Music Video【 HD Remaster 】
「愛が止まらない ?Turn it into love?」(あいがとまらない ターン・イット・イントゥ・ラヴ)は、Winkの3作目のシングルである。1988年11月16日にポリスターより発売された。副題「Turn it into love」の表記はシングル版におけるものであるが、収録アルバムによって「TURN IT INTO LOVE」[注 1]もしくは「Turn It Into Love」[注 2]と表記される場合もある。Winkのデビュー30周年である2018年4月27日には、完全限定盤として17cmアナログ・シングルがダブル・ジャケット仕様で再リリースされた[3]。EP:D07R-1018(再リリース盤はPSKR-9107)、8cmCD:H10R-30011。 表題曲は、オーストラリアの女性歌手であるカイリー・ミノーグの1988年の楽曲「愛が止まらない ?ターン・イット・イントゥ・ラヴ?」のカバー。Winkの楽曲として、日本語詞を及川眠子、編曲を船山基紀が担当している。 1988年のテレビドラマ『追いかけたいの!』(フジテレビ系、10月26日 - 12月21日放送)の主題歌として作成され[4][注 3]、その第4回放送と同日である11月16日に発売された。 カップリング曲は「DING DING ?恋から始まるふたりのトレイン?」。スウェーデンの女性歌手であるアニカ・ブルマン
概要・背景
オリコンチャートの週間ランキングでは、1988年11月28日付で初登場19位[5]。12週目である1989年2月13日付で、Winkのシングルとして初の1位を獲得する[6]。以後、8月14日付の98位まで、100位以内には38週連続ランクインしている[7][8]。同チャートの年間ランキングでは、1988年度においては1.035万枚の売上で492位であるが[9]、翌1989年度においては、同デュオのシングルとしては最大の年間売上である62.95万枚を記録し、5位となった[10]。1990年度では、0.551万枚の売上で591位となっている[11]。
当時の大半のアイドル系のシングルが、初登場で最高順位となり、以後は徐々に、または急激に順位を落としていたなか、本作はタイアップドラマである『追いかけたいの!』が1988年12月21日に終了して以降も、上記のように暫く順位を伸ばしつつロングセールスを続けた[12]。Winkはデビュー当初からラジオと有線に絞って宣伝がなされていたが[13]、表題曲の有線におけるリクエストがカイリー・ミノーグの原曲と同時期に集中していることから、原曲との相互影響のもとに有線で支持層を拡げた結果のヒットであったとも見られている[14][注 4]。カイリー・ミノーグの原曲は、Wink版のリリースより1ヶ月ほど遅い1988年12月21日に、そのアルバム『ラッキー・ラヴ』から日本限定でシングルカットされて発売されたものであるが、オリコンチャートでは1989年1月30日付から4月3日付まで、10週連続で洋楽シングルの1位となっており[15]、ヒットした時期はWink版とほぼ同じであった。
なお、テレビの音楽ランキング番組でも、表題曲がオリコンチャートと同様のランキング傾向となっている。『ザ・ベストテン』(TBS系)[注 5]においては、1989年1月5日に6位に入り、9週目の3月2日に1位を獲得。以後、4月27日の8位まで、10位以内に17週連続ランクインし、6月28日に上半期ベストテン1位となった。『歌のトップテン』(日本テレビ系)[注 5]においては、1989年1月16日に10位に入り、7週目の2月27日以降、3月6日・13日・20日と、4週連続1位を獲得。