この項目では、ザ・ワイルドワンズのシングルについて説明しています。ザ・ハンダースの持ちネタ及びシングルについては「ザ・ハンダース#ハンダースの想い出の渚」をご覧ください。
「想い出の渚」
ザ・ワイルドワンズ の シングル
B面ユア・ベイビー
リリース1966年11月5日
規格7インチ・レコード
ジャンルグループ・サウンズ
レーベル東芝音楽工業/キャピトル
作詞・作曲作詞:鳥塚繁樹/作曲:加瀬邦彦
ザ・ワイルドワンズ シングル 年表
想い出の渚
(1966年)小さな倖せ
(1967年)
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「想い出の渚」(おもいでのなぎさ)は、1966年11月5日に発売されたザ・ワイルドワンズのメジャー・デビュー・シングル。 詞は鳥塚繁樹が作ったものをベースとし、メンバー全員で語感を整えて完成。全員での共同制作だが、鳥塚がクレジットされた(以後、全員で作詞したものはワイルドワンズ名義になっている)。作曲は加瀬邦彦。 加瀬の演奏する12弦ギターで大ヒットし、100万枚以上[1]を売り上げた。 東芝音楽工業が有する洋楽レーベルのひとつだったキャピトル・レコードから発売された。 発売当時はモノラル・ミックスでのシングル発売だったが、後に発売されたLPではステレオ・ミックスされて発売されている。 また、1971年には川口真のアレンジバージョンによる『思い出の渚'71』をシングル盤として発売している。 B面は「ユア・ベイビー」(作詞:安井かずみ 作曲:加瀬邦彦)。「ユア・ベイビー」は、もともと寺内タケシとブルージーンズが、1965年にレコードで発売した楽曲で当時のエレキ・バンドでは珍しいヴォーカル入りの作品だった。
解説
収録曲
想い出の渚
作詞:鳥塚繁樹/作曲:加瀬邦彦/編曲:森岡賢一郎
ユア・ベイビー
作詞:安井かずみ/作曲・編曲:加瀬邦彦
カバー
1971年、ジャッキー吉川とブルー・コメッツがニュー・ロックにしてカバー。アルバム『G.S.R.』に収録。
1976年、キャンディーズがライブ・アルバム『蔵前国技館10,000人カーニバルVol.2 キャンディーズ・ライブ』でカバー。
1977年、メイジャー・チューニング・バンドがメドレー曲「ソウル・これっきりですよ!!」(同名シングルに収録)の1曲として歌唱。
1978年、ザ・ハンダースが「ハンダースの想い出の渚」としてカバー。シングルが発売された。
1989年、ザ・マイクハナサーズがメドレー曲「ブルー・シャトウを君だけに」(シングル『二人でカンパイ!』に収録)の1曲として歌唱。
2007年の同名映画『想い出の渚
Mi-Keが1991年にアルバム「想い出のG.S.九十九里浜」でカヴァー。この時鳥塚繁樹がゲストボーカルとして参加している[2]。
2003年、BEGINがアルバム『ビギンの一五一会 58ドライブ』でカバーした。
2007年、天童よしみがアルバム『よしみコレクション?歌心名曲選II?』でカバーした。
2008年発売、近田春夫&ハルヲフォンのアルバム『リメンバー・グループ・サウンズ』でザ・グループ・サウンズがカバーした。
2010年、加山雄三がアルバム『若大将50年!』でカバーした。
2013年発売、アルバム『昭和ニッポンII』で野呂一生と天野清継の音楽ユニット、「お気楽ギグ」がカバーした(歌なし)。
2019年、吉幾三がアルバム『 あの頃の青春を詩う vol.4 グループサウンズ編』でカバーした。
2019年、桑田佳祐がライブビデオ『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』でカバーした。
脚注^ 『読売新聞』1991年7月2日付東京夕刊、7頁。