惑星ロボ_ダンガードA
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惑星ロボ ダンガードA
ジャンルロボットアニメ
アニメ
原作松本零士
監督勝間田具治
脚本田村多津夫、馬嶋満 他
キャラクターデザイン荒木伸吾
アニメーションキャラクター:
姫野美智
メカニックデザイン松本零士(原案)、小林檀
音楽菊池俊輔
アニメーション制作東映動画
製作東映旭通信社
放送局フジテレビ系
放送期間1977年3月6日 - 1978年3月26日
話数全56話
テンプレート - ノート

『惑星ロボ ダンガードA』(わくせいロボ ダンガードエース)は、東映動画製作のロボットアニメ1977年(昭和52年)3月6日から1978年(昭和53年)3月26日までフジテレビ系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全56話が放送された。
概要

1972年の『マジンガーZ』以来、『グレートマジンガー』・『UFOロボ グレンダイザー』とロボットアニメブームを牽引し続けてきた永井豪ダイナミック・プロに代わり、新たに松本零士をイメージクリエイターとして迎えた作品。テレビアニメの放映と並行して、月刊漫画誌『冒険王』(秋田書店)に松本による漫画版も連載された。全56話の平均視聴率は17.1%(最高視聴率は、第36話「火星に進路をとれ!」の22.6%。ビデオリサーチ関東地区調べ)。

松本零士のアニメ作品としては唯一の巨大ロボットアニメである。だが、当の松本自身は巨大かつ擬人的な変形合体ロボットものがあまり好きではなくむしろ嫌っている節も見られ、自身の漫画『宇宙海賊キャプテンハーロック』作中でヤッタラン副長[注釈 1]に当時のロボットアニメを揶揄・批判するかのようなセリフを言わせている。

アニメ本編ではダンガードAは第4話のラストシーンで初登場するものの、それ以前は完成イメージ映像もしくは組立工程中という形に限定され、また、完成後も別形態のサテライザーでの登場がメインとなり、ロボット形態の初合体は第11話、活躍するのは第13話からとなった[注釈 2]

また主人公タクマへ「訓練」の名の下に鬼のようなスパルタ教育を施す教官キャプテン・ダンとの関係がしばしばロボットアニメ版『巨人の星』とも評された。中盤以降はダンの死によりスポ根的な要素が払拭され、前後に登場していた美形のライバルであるトニー・ハーケンとタクマの対決を軸として、荒木伸吾と姫野美智による美麗なキャラクター人気がロボットバトルより先行するようになっていく。なおこの交代劇は、幼児視聴者からの「キャプテン・ダンの仮面が怖い」との抗議が殺到したことに端を発した結果であり、商業的に成功に至るターニングポイントだった。

本作の中盤ではスタッフが変動しており野田卓雄は同じ東映動画作品『アローエンブレム グランプリの鷹』の参加で降板し、同じく金田伊功もスタジオNo.1を退社し、スタジオZで第25話、第36話を担当した後、降板している。
あらすじ

緑と資源に溢れた人類希望の星・太陽系第十番惑星プロメテ。だが悪の天才・ドップラー総統はこれを我が物とするためドップラー軍団を率いて、大江戸博士率いる人類のプロメテ移住計画=通称プロメテ計画の妨害を開始する。ドップラーの卑劣な罠によって宇宙パイロット・一文字断鉄らによる最初のミッションは失敗に終わり、その全責任は行方不明となった断鉄へ押し付けられる形で幕を閉じた。

それから10年。16歳となった断鉄の息子タクマは「裏切り者」と罵られ続ける父の汚名をそそぎ、プロメテ計画を成功させるべく、大江戸の元で宇宙パイロットとしての訓練を受けていた。一方プロメテ計画の進行を知ったドップラーは、戦闘ロボット・メカサタンで計画の中枢となるジャスダム基地がある飛島(とびしま)へ攻撃を仕掛けてきた。時を同じくして、鉄仮面を被ったドップラー軍からの脱走者が飛島に現れる。大江戸は類稀なる操縦技術を持つその男にキャプテン・ダンの名を与え、タクマたちパイロットの育成を任せた。

熾烈を極めるドップラー軍団の攻撃の中、キャプテン・ダンの厳しい訓練が続く。過酷な試練を乗り越え日々成長していくタクマは、変形メカ・ダンガードAで巨大戦闘空母ジャスダムと共にドップラー軍団と戦っていく。
登場人物
ジャスダム
一文字 タクマ
- 神谷明菊池紘子(幼少時)/曽我部和恭(しょうちゃん紙芝居)本作の主人公。敬愛してやまない父・断鉄が謎の事故に遭遇し、行方不明となり、“第一次プロメテ計画を水泡に帰させた裏切り者”の汚名を着せられ、自身も「裏切り者の息子」「汚い奴の子」として世間から後ろ指を差され冷たい仕打ちを受けるが、父の親友だった大江戸博士の温かい庇護を受けて健やかに成長した。「タクマ」という名前は「たくましい男になれ」との願いを込めて父が名付けた[2]。第3話よりダンガードAのテストパイロットの一人に選ばれ、鬼教官キャプテン・ダンの限界を超えた凄まじく過酷な訓練でしごき抜かれ、遂にダンガードAの正パイロットとなる。共に特訓を受けるパートナーには幾人かの出入りの末、秀人がコ・パイロットを務めるようになる。第33話で重傷を負いマスクの外れたダンが父・断鉄だったと知るが、親子の絆を確かめる間もなく第35話で死別してしまう。ドップラー軍団との戦いの中で手強いライバルとしてトニー・ハーケンが現れ、互いに闘志を燃やす関係に。プロメテを目前にした終盤ではドップラー側との共存を唱え、ハーケンの要請に応えて航行不能となったプラネスター乗員を救出。父の遺志を継ぐべくプロメテに降り立つ。松本零士のコミカライズ版タクマは、アニメ版と対照的に幼少時の辛い生い立ちにより完全に鬱屈した暗い性格となっている。
キャプテン・ダン(一文字 断鉄)
声 - 柴田秀勝/林一夫(しょうちゃん紙芝居)ドップラーの基地から脱走してジャスダムへ辿り着いたマスクマン。当初はドップラー軍団によって自分の身元に関する記憶、手足の指紋を消されており、第2話でジャスダムに現れた時は「Mr. X」と名乗っていたが、大江戸により、ダンガードAにちなんでキャプテン・ダンという仮名を与えられる。卓越した操縦技術を持ち、大江戸博士からプロメテ計画の要となるであろう巨大ロボ・ダンガードAのパイロット養成を託されてタクマらをしごきまくる鬼教官に就任。第3話以降、延々と繰り返される訓練は主役ロボ・ダンガードAの活躍を大幅に先送りすることとなる。マスクにはドップラー軍団の指令を受ける受信装置が内蔵されており、ダンは受信アンテナが偶然折れたことにより、軍団の呪縛から解き放たれて脱走することができた。だが構造上の問題とあらゆる工具が歯が立たない頑丈さゆえに外すことができず、受信装置も機能していた。そのため、ダンはたびたびドップラー軍団の指令電波に受信装置が反応して起こる頭痛に悩まされることになった。第26話で自分に代わるパートナー候補として新たに2人の候補生をスカウトし競い合わせようとする。間もなくジェット・ジョーが死亡したため、タクマと秀人の両名に絞ってメインパイロットの座を巡るライバル意識を激しく煽り立てた。第11話で自分を狙った爆弾の爆発によりマスクが破損して外れる。その際に記憶が甦り、自分が一文字断鉄であることを思い出す。しかしその後は大江戸のみに事情を明かし、タクマの前ではマスクを被り、あくまでダンとして厳しく接し続けた。一方では、発言や行動の端々に父親としての感情が表れるなどの変化も見られ(タクマは死後そのことに気付く)、登場終盤では息子の成長を陰で喜んでいた。第33話で重傷を負いマスクが外れてタクマに正体を知られるが、親子としての愛情を交わす間もなく第35話でジャスダム発進と同時に敢え無く死亡した(その直前、素顔でタクマにサテライザー出撃を命じたのが最後の会話となった)。なお、スタッフによる当初の予定ではダンはそのままタクマと秀人を鍛えながらプロメテまで同行するはずだった。しかし、タクマをしごきまくるその鬼軍曹ぶりに対し、一部の熱狂的な女性ファンたちから「酷すぎる」「憎たらしい」「死んで欲しい」などのクレームを送りつけられるなど大いに不興を買い、これに加えてメインターゲットである肝心の幼児層からは「仮面が怖い」というクレームの投書が毎週相次いだことによる余りの不人気ぶりから、急遽死なせることになったという[注釈 3]。コミカライズ版では、終盤まで生存するもプロメテでドップラーに銃撃され(その直後にドップラーも謎のエネルギーを浴びて死亡)、その際にマスクが外れ、プロメテには邪悪な心を嫌う高等生命体が住んでいるので、人間が手を出すべきではないとのメッセージを大江戸やタクマに残して死亡する。
大江戸博士
声 - 富田耕生/峰恵研(しょうちゃん紙芝居)プロメテ計画を推進するジャスダムの総指揮官。下の名は不明。長く伸ばした頭髪と口ヒゲとあごヒゲが完全に繋がっている。親友の間柄だった一文字断鉄が行方不明となり、孤児となったタクマを引き取って育てた。性格は冷静沈着にしてドップラーの度重なる脅迫にも決して屈しない強靭な意志を併せ持つ。第二次世界大戦では凄腕のゼロ戦パイロットとして鳴らしており、ジャスダムが宇宙へ出てからも戦時中の死線をくぐり抜けた経験に基づく戦士のカンが敵の謀略からジャスダムを救うこともしばしばだった。


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