『惑星のかけら』
スピッツ の スタジオ・アルバム
リリース1992年9月26日
2002年10月16日(リマスター盤)
2008年12月17日(SHM-CD盤)
録音1992年5月25日 - 6月27日
ジャンルロック
時間47分34秒
レーベルポリドール
プロデューススピッツ&高橋信彦
スピッツ アルバム 年表
オーロラになれなかった人のために
(1992年)惑星のかけら
(1992年)Crispy!
(1993年)
『惑星のかけら』収録のシングル
「惑星のかけら」
リリース: 1992年8月26日
「日なたの窓に憧れて」
リリース: 1992年11月26日
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『惑星のかけら』(ほしのかけら)は、日本のロックバンド・スピッツの3作目のオリジナルアルバム。1992年9月26日にポリドールより発売。
概要
同年4月にオーケストラ色豊かな『オーロラになれなかった人のために』を出した反動から、グランジ色の強い歪んだギターが中心のロックサウンドが特徴的な作品になっている。メンバーは「音のエコー感は『オーロラになれなかった人のために』での経験を活かせた」と語る。
ボーカルの草野マサムネは、この頃作詞の時、イメージと出来上がった言葉とのギャップにかなり悩んでいたという。
エンジニアにはインディーズ時代のアルバム『ヒバリのこころ』を手掛けた牧野英司が再び起用された。
カバーモデルの少年は吉田健吾[1]。CDでは「Special Thanks」にクレジットされているが、1997年に発売されたアナログ盤には「Cover Model」としてクレジットされている。なお、ジャケット裏のメンバーの写真はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのアルバム『イズント・エニシング』のジャケット写真を意識したもの[2]。
現在オリジナル盤は廃盤となり、LAのエンジニア、スティーヴン・マーカッセンによりリマスタリングを施して、2002年10月16日に再発。音楽評論家小野島大によるライナーノーツが封入されている。2008年12月17日にはSHM-CDとして再発売された(内容は同じ)。
収録曲CD全編曲: スピッツ(#6,編曲:スピッツ with 長谷川智樹)。
#タイトル作詞作曲時間
1.「惑星のかけら」草野正宗草野正宗5:26
2.「ハニーハニー」草野正宗草野正宗4:39
3.「僕の天使マリ」草野正宗草野正宗3:09
4.「オーバードライブ」草野正宗草野正宗3:38
5.「アパート」草野正宗草野正宗3:12
6.「シュラフ」草野正宗草野正宗5:43
7.「白い炎」草野正宗草野正宗5:00
8.「波のり」草野正宗草野正宗3:05
9.「日なたの窓に憧れて」草野正宗草野正宗6:10
10.「ローランダー、空へ」草野正宗草野正宗4:37
11.「リコシェ号」-三輪徹也2:55
合計時間:47:34
楽曲解説
惑星のかけら4thシングルにもなったタイトルチューン。原曲のキーはFだが、ライブでは長2度上のGで演奏される。
ハニーハニーそれまで避けていた英語の歌詞を導入。草野曰く「踏み絵を踏むような気持ち」だった。辺見えみりが1996年のアルバム「流れ星」でカバーしている。
僕の天使マリ草野曰く「ジッタリン・ジンに影響されて作った曲」。バンジョーを取り入れ、カントリー風にアレンジされている。
オーバードライブハードな曲だが、終盤でなぜかサンバのリズムとコーラスが入る。