悲しみの青春
Il giardino dei Finzi-Contini
ドミニク・サンダ
監督ヴィットリオ・デ・シーカ
脚本ヴィットリオ・ボニチェリ
『悲しみの青春』(Il giardino dei Finzi-Contini)は、ヴィットリオ・デ・シーカ監督による1970年のイタリア映画である。出演はリノ・カポリッチオ(英語版)、ドミニク・サンダ、ヘルムート・バーガーらであり、ジョルジョ・バッサーニ(英語版)の小説『フィンツィ・コンティーニ家の庭(英語版)』を原作としている。 北イタリアのエミリア地方にあるフェルラーラのはずれに住むユダヤ人一家・フィンツィ・コンティーニ家は地域のコミュニティとのつながりが薄く、その家の娘であるミコルとその弟アルベルトも学校にはあまり来なかったある日、同じくユダヤ人である青年ジョルジュは、ミコルに誘われるかたちでコンティーニ家を訪れ、親しくなる。 やがてナチスが台頭する中、ミコルは過越祭の日にジョルジュと再会し、キスを交わすが、ジョルジュとの関係を拒む。第二次世界大戦、コンティーニ家に忍び込んだジョルジュは、アルベルトの友人であるマルナーテがミコルと抱き合う様子を見て失望する。その後、ジョルジュは病死したアルベルトの葬儀の場でミコルと再会するが、それが彼女の最後の姿となった。後に、ジョルジュは家族とともにフェルラーラから脱出した一方、ミコルらコンティーニ家はナチスの収容所に収容された。 賞・映画祭部門対象結果
プロット
キャスト
リノ・カポリッチオ(英語版
ドミニク・サンダ
ヘルムート・バーガー
ファビオ・テスティ(英語版)
ロモロ・ヴァリ
受賞とノミネート
ベルリン国際映画祭[1]金熊賞ヴィットリオ・デ・シーカ受賞
アカデミー賞[2]外国語映画賞『悲しみの青春』受賞
脚色賞ヴィットリオ・ボニチェリ
ウーゴ・ピロ(英語版)ノミネート
参考文献^ “ ⇒Berlinale 1971: Prize Winners”. berlinale.de. 2010年3月14日閲覧。
^ “ ⇒The 44th Academy Awards (1972) Nominees and Winners”. oscars.org. 2011年11月27日閲覧。
関連項目
第44回アカデミー賞外国語映画賞出品作一覧(英語版)
アカデミー外国語映画賞イタリア代表作品の一覧
外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、悲しみの青春に関連するカテゴリがあります。