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悪魔VS天使シールはビックリマン10代目のシリーズ[1]。1985年に発売され1992年まで続いた人気シリーズで、シールの総計は1,440種を超える。1980年代のキッズカルチャーを代表する食玩の草分け的存在である。一般的に『ビックリマン』といえば、この『悪魔VS天使シール』を指すことが多い。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} ビックリマンチョコは、おまけとしてシールが封入されたロッテのウエハースチョコ菓子。1985年8月にビックリマンチョコ10代目となる悪魔VS天使シール (30円・シール1枚入り) が発売され、1986年夏から秋にかけて子供たちを中心にブームとなり、1988年のピークを経て、1992年の31弾を最後にストーリー未完のまま打ち切りとなった[2][3]。悪魔VS天使シールの企画は反後四郎 (元ロッテ・ビックリマン開発担当)、48×48mmのシールに描かれた数々の魅力的なキャラクターのデザイン・作画は全てグリーンハウス 米澤稔、兵藤聡司が手掛けている[4][5]。後発のアイスやスナックと区別するため、ビックリマンチョコの悪魔VS天使シールはチョコ版とも呼ばれる。 悪魔VS天使シールは、1987年11月に東京・大阪・名古屋で発売されたビックリマンアイス (50円・シール1枚入り・ラクトアイス) 、同年12月に東北・北陸・長野で発売されたビックリマンスナック (50円・シール2枚入り・カレー味、チキンコンソメ味) でも入手することができた[6]。チョコ版はシールがそのまま封入されていたが、アイス版・スナック版はそれぞれ異なる内袋に入っていた。アイス版は銀色の内袋で裏側の窓からシール台紙を確認することができた。スナック版は透明の内袋で2枚のシールが背中合わせに封入されていた。スナック版は1?11弾で1989年末に終了、アイス版は1?15弾で1990年に終了、いずれもチョコ版よりも早く終了している[7]。 お菓子以外では、クリスマスのアイスパックに封入されていた福袋版[8][9]、コロコロコミック懸賞の景品だった懸賞版[10]がある。特殊サイズになるが、クリスマスアイスケースに封入されたケーキ版[11]、クリスマスブーツ付属のブーツ版[12][13]も存在する。悪魔VS天使シール終了後は、とるとるキャッチャー (UFOキャッチャー) の景品であるキャッチャー版[8][9]、別冊宝島ビックリマンの付録版[14]、ビックリマン生誕30周年記念のホロセレ版[15]、ビックリマン伝説バインダー付属のバインダー版[16]がある。日本以外では、韓国版とインドネシア版もあった[17][18]。 悪魔VS天使シールではないが、ビックリマンへのオマージュを感じさせるオリオンズ版、超クリエイトシール、南青山商品研究所シールもファンの間では知られている。作画はビックリマンと同じくグリーンハウスが手掛けており、これらのシールは『ビックリマン風』と表現されることがある。 後続のビックリマンシリーズと区別するため、悪魔VS天使シールの1?31弾すべてをまとめて旧ビックリマンと呼ぶことがある。悪魔VS天使シールを原作としたビックリマンアニメに、1?19弾を舞台とした『ビックリマン』と20?24弾の『新ビックリマン』があり、一作目の『ビックリマン』を二作目と区別するため『旧ビックリマン』とも呼ばれる。シールかアニメによって旧ビックリマンの意味は異なる。メディアミックスとして、アニメのほかに月刊コロコロコミック連載の『ビックリマン』(竹村よしひこ作) やゲームなどもある[19]。 悪魔VS天使シールは、すくみ (天使、お守り、悪魔) と、それを束ねるヘッド (キラとも呼ばれる) に分類される。すくみの語源は三すくみで悪魔VS天使シールの種族を意味する。ヘッドにも種族があるが、通常は各すくみと同列で分類される。お守りは19弾から次代、26弾以降はお助けに替わる。アソート率は悪魔、お守り・天使、ヘッドの順で低くなり、とりわけヘッドは40個 (1箱) に1?2枚とアソート率が低く希少性の高いものだった[20]。12弾の聖梵ミロクはヘッド初の曼聖羅系種族で、80個 (2箱) に1枚と非常に低いアソート率で.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}超(スーパー)ヘッドとも呼ばれた[21][22]。ヘッドの種族は弾が進むに連れて多様化していった。 悪魔VS天使シールの16種族すくみ系天使悪魔お守り次代お助け
概要
ビックリマンチョコ
チョコ版以外のシール
メディアミックス
シールビックリマンすくみの構図
種族とアソート率
曼聖羅系曼聖羅創聖巡使
源層界系源層界創聖使創聖使影
六大層系水の大層金の大層風の大層火の大層森の大層土の大層
シールの変化
増産のために生まれた変化
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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