悪霊島
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悪霊島
著者横溝正史
発行日1981年5月15日
発行元角川書店
ジャンル小説
日本
言語日本語
ページ数347
コードISBN 4041304679
ISBN 978-4041304679(文庫本)

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『悪霊島』(あくりょうとう)は、横溝正史の長編推理小説。「金田一耕助シリーズ」の一つ。『野性時代』に1979年新年号から1980年まで15回連載された[1]

1980年「週刊文春ミステリーベスト10」7位。

本作を原作として、2014年3月までに映画1本、テレビドラマ2作品が制作されている。
概要

1980年(昭和55年)初刊。横溝正史による最後の長編小説作品で、昭和40年代の瀬戸内を舞台にした連続殺人事件を追う金田一耕助の活躍を描く。金田一シリーズとしても最後のリリースであり[注 1]、また「岡山編」の最後の作品でもある。岡山県警の磯川警部が活躍を見せるほか、磯川の過去の掘り込みもなされている。

舞台の刑部島は作中の解説によると、下津井および水島の付近にあり、鷲羽山山頂の展望台から見下ろせる場所にある[2]

本編中「かつて刑部神社(の社屋)が崖崩れで消失」の話が出てくるが、この崖崩れの原因となった「明治26年10月14日の大台風」は実在した天災である[3]
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2019年1月)(使い方

1967年昭和42年)。金田一耕助は、瀬戸内海に浮かぶ刑部(おさかべ)島にレジャーランド開発計画を持ち込んでいる島出身の億万長者・越智竜平の依頼を受けて人捜しをするため、島がある岡山県にやって来ていた。

しかし、捜していた男は海で瀕死の状態となって発見される。金田一は友人である岡山県警の磯川警部から、男の最期の言葉を録音したテープを聴かされる。そこには「あの島には恐ろしい悪霊が取り憑いている…腰と腰がくっついた双子…の鳴く夜は気をつけろ……」という不気味なダイイング・メッセージが録音されていた。
登場人物
金田一耕助(きんだいち こうすけ)
私立探偵。
磯川常次郎(いそかわ つねじろう)
岡山県警警部
広瀬(ひろせ)
岡山県警警部補
藤田(ふじた)
岡山県警刑事
山崎宇一(やまざき ういち)
刑部島駐在巡査
木下(きのした)
嘱託医。
事件の関係者達巴御寮人像
岡山県倉敷市真備町川辺)
刑部大膳(おさかべ だいぜん)
刑部島の最高権力者。錨屋を取り仕切る。
刑部辰馬(おさかべ たつま)
刑部島村長。大膳の甥。
刑部守衛(おさかべ もりえ)
刑部神社神主。婿養子。
刑部巴(おさかべ ともえ)
大膳の双子の兄・天膳の孫。守衛の妻。「巴御寮人」とも。
刑部真帆(おさかべ まほ)
守衛と巴の娘。双子の姉。
刑部片帆(おさかべ かたほ)
守衛と巴の娘。双子の妹。
越智竜平(おち りゅうへい)
実業家。アメリカ帰りで刑部島出身。
越智多年子(おち たねこ)
竜平の叔母。
越智吉太郎(おち きちたろう)
竜平の従兄弟。
松本克子(まつもと かつこ)
竜平の秘書
青木修三(あおき しゅうぞう)
竜平の部下。
妹尾四郎兵衛(せのお しろべえ)
神楽太夫社長。
妹尾松若(せのお まつわか)
神楽太夫。四郎兵衛の息子。1948年(昭和23年)に失踪。
妹尾平作(せのお へいさく)
神楽太夫。
妹尾徳右衛門(せのお とくえもん)
神楽太夫。
妹尾嘉六(せのお かろく)
神楽太夫。
妹尾弥之助(せのお やのすけ)
神楽太夫。
妹尾誠(せのお まこと)
神楽太夫。松若の息子。
妹尾勇(せのお いさむ)
神楽太夫。松若の息子で誠の弟。
三津木五郎(みつぎ ごろう)
観光客。※物語のキーマン。当時はヒッピーで、1981年(昭和56年)ではどこかのラジオ局プロデューサーDJとして勤めている。
荒木清吉(あらき せいきち)
置き薬行商人。1958年(昭和33年)に失踪。
荒木定吉(あらき ていきち)
置き薬行商人。清吉の息子。
浅井はる(あさい はる)
市子
その他
刑部天膳(おさかべ てんぜん)
大膳の双子の兄で巴の祖父。故人。
宮本勇雄(みやもと いさお)
雲竜丸
船長
山下亀吉(やました かめきち)
学生服卸販売業者。
田中静恵(たなか しずえ)
クラブ「モナミ」の女将
川島ミヨ(かわしま ミヨ)
はるの近所に住む婦人。
三津木秀吉(みつぎ しゅうきち)
三新証券元社長。五郎の父。故人。
三津木貞子(みつぎ さだこ)
秀吉の亡妻。
浅野こう(あさの こう)
三津木家の留守を預かる婦人。
新田穣一(にった じょういち)
三新証券社長。
山城太市(やましろ たいち)
人形遣い。1961年(昭和36年)に失踪。
磯川糸子(いそかわ いとこ)
磯川警部の亡妻[注 2]
磯川平太郎(いそかわ へいたろう)
磯川警部の兄。
磯川八重(いそかわ やえ)
平太郎の妻。
磯川健一(いそかわ けんいち)
平太郎の息子。
磯川清子(いそかわ きよこ)
健一の妻。
映画
1981年版

悪霊島
監督
篠田正浩
脚本清水邦夫


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