悪霊シリーズ
ジャンルオカルト[1]、ホラー[2]
小説:悪霊シリーズ
著者小野不由美
イラスト中村幸緒
出版社講談社
レーベル講談社X文庫ティーンズハート
刊行期間1989年8月5日 - 1992年10月5日
巻数全8巻
小説:悪夢の棲む家
著者小野不由美
イラスト小林瑞代
出版社講談社
レーベル講談社X文庫ホワイトハート
刊行期間1994年3月14日 - 4月12日
巻数全2巻
小説:ゴーストハント 新装版
著者小野不由美
イラストいなだ詩穂
出版社メディアファクトリー
レーベル幽BOOKS
刊行期間2010年11月19日 - 2011年11月18日
巻数全7巻
漫画:ゴーストハント
原作・原案など小野不由美
作画いなだ詩穂
出版社講談社
掲載誌Amie / なかよし / 書き下ろし
レーベル講談社コミックスなかよし
講談社漫画文庫
発表期間1998年 - 2010年
巻数全12巻 / 全7巻(文庫)
漫画:悪夢の棲む家 ゴーストハント
原作・原案など小野不由美
作画いなだ詩穂
出版社講談社
掲載誌ARIA
レーベル講談社コミックプラス
発表期間2012年 - 2016年
巻数全3巻
話数全21話+エピローグ&番外編
アニメ:ゴーストハント
原作小野不由美
監督真野玲
シリーズ構成上代務
キャラクターデザイン岩瀧智
音楽増田俊郎
アニメーション制作J.C.STAFF
製作「ゴーストハント」製作委員会
放送局放送局参照
放送期間2006年10月3日 - 2007年3月27日
話数全25話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル・漫画・アニメ
ポータル文学・漫画・アニメ
悪霊シリーズ(あくりょうシリーズ)またはゴーストハントは、 小野不由美のホラー小説。1989年から1992年まで、『悪霊シリーズ』として講談社X文庫ティーンズハートから刊行された。また同レーベルにて続編『悪夢の棲む家』が1994年に刊行された。両シリーズは『ゴーストハント』名義で1996年にラジオドラマ化されている。同じく『ゴーストハント』の名義で1998年よりいなだ詩穂により漫画化、2006年にはアニメ化された。
2010年から2011年にかけ、大幅な改稿のうえ、『ゴーストハント』と改題されて幽BOOKS(メディアファクトリー)より再刊された。
2020年、メディアファクトリー版が角川文庫に入ることが発表された。角川文庫は現在7巻まで発売されている。
「ダヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」総合ランキングでは8位を獲得している[3]。「ダヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2021」総合ランキングでは4位を獲得している[4]。2021年6月時点でシリーズ累計部数は110万部を突破している[5]。
2020年から2021年にかけてAudibleにて安國愛菜の朗読でオーディオブック化されている[6]。 普通の女子高校生・谷山麻衣が、ナルシスト美少年の渋谷一也(ナル)をはじめ、変人揃いの霊能者たちと怪事件に挑むシリーズ。少女小説家としてデビューした小野不由美の出世作である。当時のティーンズハート文庫は、「主人公の一人称で書かなければならない」「主人公は普通の女の子でなければならない」「恋愛小説でなければならない」という暗黙の了解があったが、小野不由美はそのハンデを逆手に取り、三人称では書くことのできないミステリを、ホラーをベースに描き出した。続編では文章が三人称に変化している。 1989年から1992年にかけ、講談社X文庫ティーンズハートより刊行された。挿絵は中村幸緒。 講談社文庫の広報誌『IN★POCKET』2001年4月号において、講談社X文庫ホワイトハートからの新装版発売が告知されたがこれは実現しなかった。 2010年から2011年にかけ、大幅な改稿のうえ、『ゴーストハント』と改題されてメディアファクトリー幽BOOKSより再刊された。表紙イラストはいなだ詩穂、装丁は祖父江慎が担当している。 2020年、メディアファクトリー版が角川文庫に入ることが発表された。 『悪夢の棲む家』(上・下) (1994年)は悪霊シリーズの続編。講談社X文庫ホワイトハートより発売。挿絵は小林瑞代。 シリーズタイトルとしてゴースト・ハント(GH)と表記されていたが、本作以降新作は出版されていない。著者は1994年に自身の情報ペーパーで、シリーズ中断の主な要因として、「GHシリーズが前作・悪霊シリーズのファンの望む物語と違っていたこと」、「ファンの望む物語は書けないこと」を挙げている。
概要
悪霊シリーズ(ゴーストハント)
悪夢の棲む家
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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