『悪夢ちゃん』(あくむちゃん)は、2012年10月13日から12月22日まで、毎週土曜日の21:00 - 21:54(JST)に日本テレビ系列の「土曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。
2014年に『悪夢ちゃん The 夢ovie』(あくむちゃん ザ・ムービー)のタイトルで映画化され、公開を前に5月2日、金曜ロードSHOW!枠でももいろクローバーZがゴールデンタイムドラマ初出演[1]の『悪夢ちゃんスペシャル』が放送された[2]。
概要』を原案としている。
北川景子は2011年1月期の『LADY?最後の犯罪プロファイル?』(TBS系)以来の連続ドラマ主演となり、日本テレビ系列の連続ドラマは初出演、初主演となった。また、北川と共演のGACKTも在京キー局制作での連続ドラマは初レギュラー出演となった[3][4]。子役の木村真那月も500人を越えるオーディションから選ばれた。
主題歌は、本作品でドラマ主題歌初タイアップとなるももいろクローバーZ(北川の事務所の後輩)が担当した。
キャッチコピーは「あなたの夢を見ないといいけど。」。 初回は15分拡大(21:00 - 22:09)で放送された。このほか、放送期間中、数回はスポーツ放送の延長の影響を受けて時間が変更されている。2012年10月20日はプロ野球・セントラル・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ・巨人対中日第4戦中継延長により15分繰り下げで放送された。10月27日は、プロ野球・コナミ日本シリーズ2012・巨人対北海道日本ハム第1戦中継延長により40分繰り下げ、11月3日は同第6戦中継延長により55分繰り下げで放送された。 教師・武戸井彩未は、教室では明るく児童思いで、職員室でも笑顔で同僚と協調的だが、本心では、児童たちに愛情を持たず他人を信頼していない。そんなある日、自分が担任を受け持っているクラスへ、悲惨な未来を予知する悪夢をみることができる古藤結衣子が転校し担任をすることから、生活が一変する。彩未は「悪夢ちゃん」とあだ名で呼ぶ結衣子から「お願い、助けて」といわれて、「面倒くさい、巻き込まないで」と言いながらも、悪夢の中に登場する動物や神話・昔話の架空の怪物や人物が象徴する謎を解き、悲劇となる未来を希望ある現実へと変えるため全力で奔走することになる。 結衣子との出会いで、彩未自身が忘れていた過去の記憶の断片が蘇ったり、予知夢を見たり、他人の無意識とつながることができるなど彩未自身の内面に変化が起き、「彩未先生はサイコパス」と彩未を告発するブログが書かれるなど、公私の生活にも大きな変化が起きる。それらの出来事のいずれの原因も、彩未自身の無意識が抑圧し忘却させていた過去の悲劇と関係があること、彩未と結衣子の出会いは偶然ではなく、2人は過去からの深い縁によって出会ったことが明らかになり、彩未自身が自分自身を取り戻し教師として成長していく。 腹黒教師彩未と悪夢ちゃん、志岐貴との出会い。 結衣子の悪夢に登場したのは、第1話では相沢美羽だった。相澤は、コンパスの針で母を刺そうとし、彩未がそれを止めるとき、過去の記憶がよみがえる。 それは、彩未が長髪の女性を地下鉄の線路に突き落とす映像だった。 飛行機事故を未然に防いだことで新聞に書かれた彩未に志岐貴は興味を持つ。彩未は自らの夢を操る明晰夢の使い手だった。 結衣子が原因で無意識に異常をきたした彩未は、不思議な夢を見るようになる。夢獣の導きで事件を解決したり、明晰夢にそっくりの出来事が現実に起こるようになった。 そして、彩未は、自身の本性を児童たちの前で明らかにする。だが、彩未に反発する小泉綾乃の嘘が原因で、教師を失脚寸前になる。
放送
ストーリー
第1話 - 第2話
第3話 - 第5話
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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