恐竜・怪鳥の伝説
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恐竜・怪鳥の伝説
The Legend Of Dinosaurs
And Monster Birds
監督倉田準二
脚本伊上勝
松本功
大津一郎
製作橋本慶一
出演者渡瀬恒彦
林彰太郎
沢野火子
牧冬吉
音楽八木正生
主題歌宮永英一「遠い血の伝説」
撮影塩見作治
編集市田勇
製作会社東映京都
配給東映
公開 1977年4月29日
上映時間92分
製作国 日本
言語日本語
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『恐竜・怪鳥の伝説』(きょうりゅう・かいちょうのでんせつ、英題:The Legend Of Dinosaurs And Monster Birds)は、1977年4月29日に公開された東映京都撮影所製作の特撮映画[1]

富士山麓西湖に現れた恐竜プレシオサウルス)と怪鳥(ランフォリンクス)の死闘を軸にしたパニック映画である[2]
あらすじ

1977年夏、樹海での自殺未遂から生還した女性が、巨大な「石の卵」を目撃した旨を述べて息絶える。世界を股にかけて石材を調達している石材会社の嘱託社員で、学生時代は地質学を専攻していた石のスペシャリストである芦沢節は、富士樹海での「巨大な卵発見」のニュースを聞きつけ、自らが企画して旅立つ予定のメキシコ出張を即座に取りやめると社長の苦言も聞かず、その日のうちに富士山麓へある目的のために旅立った。

現地には、芦沢の恋人である女性カメラマンの小佐野亜希子と、その助手の園田淳子がいた。西湖の近くでは馬の首なし死体が発見される、プレシオサウルスらしき写真が撮影されるなどの怪現象が相次ぎ、ついに水中撮影中の亜希子を待っていた淳子が、何者かに下半身を食いちぎられるという事件が発生。恐竜の存在を確信した村役場は湖岸を封鎖して調査団を受け入れたが、最新の機材を投じても成果は上がらなかった。

実は、芦沢の父は富士樹海での恐竜生存説を訴えていた古生物学者だったが、恐竜生存実証ができず、失意の中この世を去った。そしてその主張は現在も認められてはいなかったが、生前に芦沢の父もまた同じ場所で、例の石の卵と同じモノを発見していたのだ。

芦沢は、父の言葉通り恐竜が富士の麓に眠っているのかを、どうしても自分の目で確かめたかった[1]。彼は無断で湖底の捜索を始めたが、それを知らない村役場は爆雷を投下して湖底から恐竜を追い立てようと目論む。しかし、そのとき湖岸にランフォリンクスが飛来する。村民たちは猟銃で抵抗を試みるも、混乱の中で予備の爆雷が誤射されて大爆発が発生し、村民と野次馬たちは全滅した。一方、芦沢は亜希子に救出され、水中洞窟を抜けて辿り着いた樹海でプレシオサウルスに遭遇する。

芦沢と亜希子はプレシオサウルスに襲われるが、そこにランフォリンクスが飛来し二大恐竜の戦いとなる。一方、恐竜復活の原因である富士山の火山活動が活発化し、やがて恐竜たちも溶岩と地割れに飲み込まれていく。火の海と化した樹海の中で、芦沢は崖から落ちそうな亜希子を救うべく懸命に手を伸ばし、ついに亜希子が彼の手を掴む。しかし、彼らの安否は明らかにならぬまま物語は幕を閉じる。
登場キャラクター
恐竜プレシオサウルス

諸元プレシオサウルス
全長24m
体重23t

前世紀(中生代)の首長竜が現在まで生き残っていたもの。性格は人々を襲うなど非常に凶暴である。自然環境の変化でこの地域だけ太古が再現されて眠りから覚め、同様に蘇ったランフォリンクスと宿命の対決を演じる。

予告篇ではプレシオザウルスとなっている。

造形物は4分の1の縮尺を想定しながら、操演用の人形や着ぐるみなどを含めて4種類を制作し、他にも実物大の頭部やヒレを制作するなど、大橋史典が主宰する大橋工芸社では、5人で4か月を要した[3]

本物と同様にヒレ足だが、ポスターのイラストでは水かきのついた前足になっている。

怪鳥ランフォリンクス

諸元ランフォリンクス
全長13m
体重2t

富士樹海付近の自然環境の変化で、化石化していた卵が孵化して蘇った前世紀(中生代)の翼竜。性格は凶暴で、人々や家畜を上空から襲う。同様に蘇ったプレシオサウルスと壮絶な対決を演じる。

予告篇ではランホリンクスとなっている。

造形物は4分の1の縮尺を想定しながら、操演用の人形を制作し、他にも実物大の頭部や足など複数を造形している[3]

劇中では1体しか登場しないが、ポスターのイラストでは3体が描かれている。

登場兵器

爆雷

73式大型トラック

1/4tトラック

スタッフ

企画:橋本慶一

脚本:
伊上勝、松本功、大津一郎

撮影:塩見作治

照明:井上孝二

録音:荒川輝彦

美術:雨森義允

音楽:八木正生

編集:市田勇

監督補佐:依田智臣

助監督:野田和男、河村満和

記録:石田照

装置:稲田源兵衛

装飾:白石義明

擬斗:三好郁夫

進行主任:清水悦夫

美粧:枦川芳昭

結髪:山崎幹子

衣裳:松本俊和

背景:西村三郎

スチール:木村武司

演技事務:西秋節生

和楽:中本敏生

造形・操演:大橋史典

操演協力:大林義満

水中撮影:望月昭伸、山入端キヨ子(水中造形センター)

船舶電子機器協力:古野電気株式会社

現地協力:足和田村役場、富士西湖民宿組合、常盤工務店、山梨放送山梨日日新聞社

主題歌 「遠い血の伝説」「終章」 唄:宮永英一)、作詞:山川啓介、作編曲:八木正生

監督:倉田準二

キャスト

渡瀬恒彦:芦沢節(あしざわたかし)。ユニバーサルストーン社員。父は古生物学者。

沢野火子:小佐野亜希子。水中カメラマン

林彰太郎:谷木明。新聞記者

清島智子:園田淳子。亜希子の助手

牧冬吉:椋正平。中学校教師

諸口あきら:諸口あきら。カントリー歌手

ボウ・やたにとザ・ラスト・ロングホーン・バンド:末松よしみつ・ピーター藤井・柵木たけとし・岡本秀雄。カントリーバンド

中村錦司:坂井秀行

滝沢双:島本二郎

司裕介:平野進

奈辺悟:杉山安

丸平峰子:瀬川由紀

宮前ゆかり:高見弘子

有川正治:新宅清太郎

名和広:宮脇昌彦

唐沢民賢:上村

宮城幸生:小林


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