『恐れ』
ジョン・ケイル の スタジオ・アルバム
リリース1974年10月
録音ロンドン サウンド・テクニークス、オリンピック・スタジオ
ジャンルアート・ロック、プロト・パンク[1]
時間40分53秒
レーベルアイランド・レコード
プロデュースジョン・ケイル
専門評論家によるレビュー
AllMusic [1]
ジョン・ケイル アルバム 年表
悪魔の申し子たち?その歴史的集会より(with ケヴィン・エアーズ、ブライアン・イーノ、ニコ)
(1974年)恐れ
(1974年)スロウ・ダズル
(1975年)
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『恐れ』(おそれ、原題:Fear)は、ジョン・ケイルが1974年に発表したスタジオ・アルバム。 ケイルはしばらくアメリカの西海岸を拠点に活動していたが、その後イギリスに戻り、新たにアイランド・レコードとの契約を得た[2]。ケイルは当時、ザ・ビーチ・ボーイズやマーラーのレコードを聴きながら西海岸での思い出に浸っており、それが本作にも影響を与えたといわれる[2]。 Ned Raggettはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け、アルバムの全体像に関して「それまでの彼のソロ・キャリアは、興味深い手法による実験だったが、彼は本作で、そうした実験と彼ならではの親しみやすいポップ/ロックを調和させている」、収録曲「ザ・マン・フー・クドゥント・アフォード・トゥ・オージー」に関して「ザ・ビーチ・ボーイズの楽しい模倣」と評している[1]。また、Daryl Easleaは2007年、BBCのレビューにおいて「パンクへの道を完璧に指し示した、濃密でシャキシャキしたロック・アルバム」と評している[2]。 全曲ともジョン・ケイル作。 アディショナル・ミュージシャン
背景
評価
収録曲
フィアー・イズ・ア・マンズ・ベスト・フレンド - "Fear Is a Man's Best Friend" - 3:53
バッファロー・バレエ - "Buffalo Ballet" - 3:29
バラクーダ - "Barracuda" - 3:48
エミリー - "Emily" - 4:22
シップ・オブ・フールズ - "Ship of Fools" - 4:38
ガン - "Gun" - 8:05
ザ・マン・フー・クドゥント・アフォード・トゥ・オージー - "The Man Who Couldn't Afford to Orgy" - 4:34
ユー・ノウ・ミー・モア・ザン・アイ・ノウ - "You Know More Than I Know" - 3:35
モママ・スキューバ - "Momamma Scuba" - 4:24
参加ミュージシャン
ジョン・ケイル - ボーカル、キーボード、ヴィオラ、ギター、ベース
フィル・マンザネラ - ギター、スライドギター
アーチー・リジェット - ベース
フレッド・スミス - ドラムス
ブライアン・イーノ - エフェクト
ドリーン・チャンター、アイリーン・チャンター、リザ・ストライク - バッキング・ボーカル
ジュディ・ナイロン - ゲスト・ボーカル(on #7)
リチャード・トンプソン、ブライン・ハワース - スライドギター(on #9)
ブライアン・ターリントン - ベース(on #9)
マイケル・デスマライス - ドラムス(on #9)
脚注[脚注の使い方]^ a b c Raggett, Ned. “Fear - John Cale - Album
^ a b c Easlea, Daryl (2007年). “Review of John Cale - Fear
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