恋愛ゲーム_(ゲームジャンル)
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出典検索?: "恋愛ゲーム" ゲームジャンル ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2011年9月)
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恋愛ゲーム(れんあいゲーム)は、登場するキャラクターとゲーム世界の中で交際し、仮想恋愛を体験するゲームである。恋愛をテーマにしたゲームの中でも交際の疑似体験をプレイヤーに提供するところに特徴がある。

基本的には男性プレイヤー向けの製品と女性プレイヤー向けの製品は明確に区別されるが、「男女兼用恋愛ゲーム」という、ひとつのソフトで両方楽しめるゲームも存在する。
男性向けと女性向け

男性プレイヤー向けの恋愛ゲームは、プレイヤーキャラが男性、交際相手となるキャラクターは女性である。結果として女性キャラクターが多数登場する傾向にあるため、性的描写がないものは「ギャルゲー」の一種に分類される。性的描写のあるアダルトゲームの中にも恋愛ゲームは多い。

女性プレイヤー向けの恋愛ゲームは、プレイヤーキャラが女性のものと男性のものに大別される。いずれも交際相手となるキャラクターは男性である。
プレイヤーキャラが女性のもの
乙女ゲーム」と呼ばれる。ほとんどは全年齢向け。
プレイヤーキャラが男性のもの
男性同士の恋愛(やおいボーイズラブ)を扱うもので、「ボーイズラブゲーム」(略してボブゲ、BLゲームなど)と呼ばれる。ほとんどは性的描写を含む成人向けゲームとされる。

しかし、最近の傾向としてプレイヤーキャラが女性の成人向けゲームである『星の王女』が発売されたり、ボーイズラブゲームが家庭用ゲーム機に移植されて対象年齢が下がるなど、両者の違いは曖昧になりつつある。また、プレイヤーキャラが女性で交際相手も女性という百合を題材とした「百合ゲーム」というジャンルも存在する。百合ゲームが男性向けなのか女性向けなのかは今一つ明確ではない。
シミュレーションとアドベンチャー

同級生』や『ときめきメモリアル』等の初期の恋愛ゲームは、偶発的要素や育成要素などが盛り込まれ「恋愛シミュレーションゲーム」とも呼ばれていた。一方、『To Heart』や『リフレインラブ』以降、よりストーリー重視の恋愛ゲームが増え「恋愛アドベンチャーゲーム」と呼ばれるようになった(恋愛シミュレーションゲームと恋愛アドベンチャーゲームを混同している者もいる)。大半の恋愛ゲームはこの2つの内のどちらかに分類されるが、他にも「恋愛RPG」や「恋愛アクションゲーム」といったタイプも存在する。また、学校(大学を除く)の恋愛ゲームというのはほとんどが高校を舞台にしている。

2003年に発表された『青春クイズカラフルハイスクール』はゲームの形式を採用した恋愛ゲームとしても知られている。

2010年現在、上記のシミュレーション系は衰退し、アドベンチャー系もゲーム性よりストーリーに重点を置いたビジュアルノベルが大半を占めつつある。
歴史
概観

現在では恋愛ゲームのタイトル数は膨大な数に及び、また、その全てを把握することは難しい。

また、コンピュータゲームに特有の事情として、コンピュータの性能は時とともに大きく進歩している。例えば、1987年の『学園物語』と1992年の『同級生』ではデータ量が単純比較で18倍にもなる。また、1990年代中期から普及し始めたCD-ROMの容量は、1992年の『同級生』の60倍近いものである。このことはゲームの中で声優の演技が楽しめるだけではなく、画像の品質も向上させることになる。また、最近では当たり前になったDVD-ROMの容量はCD-ROMの6.8倍にもなる。

また、パソコンの演算能力の飛躍的な向上は、3次元人体コンピュータグラフィックスの導入を容易にした。いわゆる「アニメ調」の画風が主流である恋愛ゲームにおいてリアルな3次元人体コンピュータグラフィックスはほとんど用いられず、痴漢や強姦をテーマにした成人指定のポルノゲームに用いられることが多かった。しかし、2003年に発売された『ゆめりあ』(PlayStation 2用:12歳以上推奨)、2005年に発売された『らぶデス』(Windows用:成人指定)では、3次元人体コンピュータグラフィックスでありながらトゥーンレンダリングなどでアニメ調の人物表現が行われ、あらかじめ用意された肖像ではなく、コンピュータが状況に応じて描き出した画像によってキャラクターが表現される様になった。しかし、3次元人体コンピュータグラフィックスによるアニメ調の映像が実現されても、人気イラストレーターによるキャラクター表現も長く愛されるであろう。そもそもコンピュータグラフィックスであっても、最初にフィギュアに準じるような造形が行われるという違いになるのであって、キャラクターデザイン自体にはクリエイターの力量が反映されることになる。

こうしていわゆる「ヴァーチャルリアリティー」が実現されていく訳だが、これは何も映像や音声と言った視聴覚効果に限ったことではない。ゲームのストーリー性や演出を多様化させることにも繋がった。また、作品のテーマ曲やアニメ・漫画作品、キャラクターのフィギュアと言ったメディアミックスは、今日では恋愛ゲームの世界を楽しむ上で重要な要素になっている。
1980年代後半、ナンパゲームの時代

8ビットパソコンが普及し始めた1980年代の前半には、『野球拳』の様なゲームや、光栄(現コーエー)が発売したストロベリーポルノシリーズの様な、アダルトソフトしか存在しなかった。これには、当時のパソコン外部記憶メディアの主流がカセットテープであり、画像データの扱いに時間が掛かってしまう事や、フロッピーディスクを搭載した機種がビジネス向けの16ビットパソコンに限られていた事も関係している。

8ビットパソコンにもフロッピーディスクが普及し始め、また16ビットパソコンが低価格化して行った1980年代後半に入って、ナンパケームや恋愛アドベンチャーゲームが出る様になり、「擬似恋愛」の過程を楽しむ事へのニーズが掘り起こされて行くことになった。

1985年:エニックス(現スクウェア・エニックス)、パソコン用の成人向けゲーム『TOKYOナンパストリート』を発売する。ゲーム自体は、現れる女性たちを次々とナンパしていく内容で、個々の女性についてのストーリー描写はなかった。

1986年:マイクロキャビン、8ビットパソコンの有力機種(NEC PC-8801、富士通FM-7)および16ビットパソコンPC-9801シミュレーションゲーム『ギャルっぽクラブ』を発売する。内容は首都圏各地に学舎を持つ大学に入学し、アルバイトで自活しながら、各ブロックの「ギャルっぽクラブ」会員の女子学生をナンパしてデートに誘い、告白に成功してハートマークを獲得すると、それが単位となって大学を卒業できるというもの。ゲーム中に性描写は全くなく、唯一卒業時に報酬として登場人物とは無関係なヌード画像を1枚見る事ができる。また、ゲーム中のキャラクターは全て8色グラフィックのビットマップ(タイリングによって肌色などの中間色が表現される)による大きめのアイコン1枚ずつで表現され、主人公(プレイヤー)のみが、ゲーム開始時の性格設定によるキャラクターの選択や、体調などによる表情の変化に対応していた。なお、これらのアイコンは、都度、フロッピーディスクから読み出されて表示されていた。

1987年:グレイト、8ビットパソコンの有力機種(NEC PC-8801、シャープX1等)用に、成人向けアドベンチャーゲーム『学園物語』を発売する。ストーリーは何者かに脅迫されて学校を辞めさせられようとしている憧れのノリコ先生を、プレイヤーが謎を解いて救い、お礼に筆下ろしをしてもらうというもの。


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