恋する小惑星
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

恋する惑星」とは異なります。

恋する小惑星


ジャンル4コマ漫画学園
漫画
作者Quro
出版社芳文社
掲載誌まんがタイムきららキャラット
レーベルまんがタイムKRコミックス
発表号2017年3月号 -
巻数既刊5巻(2023年1月現在)
アニメ
原作Quro
監督平牧大輔
シリーズ構成山田由香
キャラクターデザイン山崎淳
音楽伊賀拓郎
アニメーション制作動画工房
製作星咲高校地学部
放送局AT-Xほか
放送期間2020年1月3日 - 3月27日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『恋する小惑星』(こいするアステロイド)は、Quroによる日本4コマ漫画。高校の地学部を舞台に、小惑星を見つけたいという夢を持った主人公と、その周囲の地学系女子による青春物語。『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)にて2017年3月号から連載中[1]。略称は「恋アス」[2]
作風

高校の地学部を舞台に、小惑星を見つけたいという夢を持った主人公と、その周囲の地学系女子(ジオジョ)による青春物語。

元々『まんがタイムきららキャラット』2015年8月号から9月号にかけて全2話の読み切りとして掲載された著者の商業デビュー作『織姫ナンバー2』が好評を博し、その後別作品の掲載を経て同誌で連載を持つことが決まった際、『織姫』から「高校の地学部が舞台」という題材を引き継いでリメイクしたのが本作である[3][4]。前作『織姫』の登場人物の一部は、著者が高校時代にたまり場としていた地学部の部員をモデルにしていたが[3][4]、本作では『織姫』から登場人物や設定が一新され[3]、少女たちが明確な夢や目標を持ってそれを叶えようとする物語性が重視されている[3][5]

全編を通して地球科学(地学)を題材にしているため、作中では天文学地質学に関する雑学が多く見られる。地学や地理学に関連する実在の施設を訪れる場面もある。物語開始時点での劇中の年代は連載開始と同時期の2017年であると設定されており[6]、明確な日時の描写がない場面にも詳細な日付と時刻が設定され、月齢や星空の見え方などに現実に起こった天文現象が反映されている[7]。さらに劇中2年目は2018年であると設定されており[6]、現実の連載の執筆時期に関係なく、また同じ2017年を繰り返すわけでもなく、1年ずつ年月が進んでいくという体裁になっている。

著者のQuroは地学部に在籍していたという自分自身の部活動の経験について、放課後に遊んだりお菓子を食べたりする場所を確保するために、廃部になっていた地学部の部室を乗っ取るという友人の企てに乗っただけで[3][4]、遊んでばかりいた部活動の実体験が漫画へと反映されている部分は少ないと述懐している[3]。またQuro自身は地質学など天文学以外の地学分野には明るくなく、連載が始まって以降に調べながら描いていると語っているが[8][4]天文学には元々興味を持っており[3][9]、またつくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)で広報の仕事をしていた前歴から、資料を調べて多数の人々に正確な知識を伝えることを重視していると語っている[6]。Quroは本作を学習漫画として描いているつもりはないとしているが[3]、いろいろな分野の学問が繋がっていることを本作で描くことを目標にしているという[10]
あらすじ

幼いころ、町のキャンプに参加していた木ノ幡みらはアオと名乗る同じ年頃の子に出会う。ボーイッシュな外見のアオを男の子だと勘違いしたみらは、二人で星空を見ているうちに、自分と同じ名前の星があること、アオという名前の星がないことを知り、いつか二人で新しい小惑星を発見し、その星にアオの名前をつけるという約束を交わして別れる。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:267 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef