『怪談レストラン』(かいだんレストラン)は、日本の児童文学のシリーズ。ホラーを題材とするオムニバス。
本項では同名のテレビアニメ及び実写映画、ゲームソフトについても記述する。 童心社刊。怪談レストラン編集委員会編、松谷みよ子責任編集。たかいよしかず、かとうくみこ絵。 第1巻は1996年刊行の『幽霊屋敷レストラン』で2007年刊行の『真夜中の学校レストラン』でシリーズ50巻に達した。2009年9月の報道によれば、シリーズ累計販売部数は700万部以上[1]。童心社のサイトでは、「800万部のベストセラー」と紹介されている。 各レストランに登場するお化けたち。キャストはテレビアニメ版の声優 / 実写映画版の俳優によるもの。
概要
シリーズ
怪談レストラン
幽霊屋敷レストラン:1996年7月10日発売、ISBN 978-4-494-00467-6
化け猫レストラン:1996年7月10日発売、ISBN 978-4-494-00468-3
殺人レストラン:1996年8月10日発売、ISBN 978-4-494-00469-0
幽霊列車レストラン:1996年9月10日発売、ISBN 978-4-494-00470-6
妖怪レストラン:1996年10月20日発売、ISBN 978-4-494-00471-3
金しばりレストラン:1997年6月20日発売、ISBN 978-4-494-00479-9
魔女のレストラン:1997年6月20日発売、ISBN 978-4-494-00480-5
鏡のうらがわレストラン:1997年6月20日発売、ISBN 978-4-494-00481-2
墓場レストラン:1998年2月25日発売、ISBN 978-4-494-00482-9
お化け屋敷レストラン:1998年2月25日発売、ISBN 978-4-494-00483-6
火の玉レストラン:2000年6月20日発売、ISBN 978-4-494-00490-4
呪いのレストラン:2000年6月20日発売、ISBN 978-4-494-00491-1
あの世レストラン:2001年1月20日発売、ISBN 978-4-494-00492-8
がい骨レストラン:2001年1月20日発売、ISBN 978-4-494-00493-5
魔界レストラン:2001年1月20日発売、ISBN 978-4-494-00494-2
うらめしやレストラン:2001年7月15日発売、ISBN 978-4-494-00530-7
七不思議レストラン:2001年7月20日発売、ISBN 978-4-494-00531-4
ケイタイ電話レストラン:2001年12月10日発売、ISBN 978-4-494-00532-1
闇のレストラン:2001年12月10日発売、ISBN 978-4-494-00533-8
地獄レストラン:2001年12月10日発売、ISBN 978-4-494-00534-5
たたりじゃレストラン:2002年6月20日発売、ISBN 978-4-494-00540-6
悪夢のレストラン:2002年6月20日発売、ISBN 978-4-494-00541-3
もののけレストラン:2002年11月20日発売、ISBN 978-4-494-00542-0
占いレストラン:2002年11月20日発売、ISBN 978-4-494-00543-7
百物語レストラン:2002年11月20日発売、ISBN 978-4-494-00544-4
心霊写真レストラン:2003年6月20日発売、ISBN 978-4-494-01070-7
神かくしレストラン:2003年6月20日発売、ISBN 978-4-494-01071-4
亡霊レストラン:2003年6月20日発売、ISBN 978-4-494-01072-1
生まれ変わりレストラン:2003年11月10日発売、ISBN 978-4-494-01073-8
鬼のレストラン:2003年11月10日発売、ISBN 978-4-494-01074-5
霊界通信レストラン:2004年7月5日発売、ISBN 978-4-494-01128-5
死神レストラン:2004年7月5日発売、ISBN 978-4-494-01129-2
魔の森レストラン:2004年7月5日発売、ISBN 978-4-494-01130-8
人形レストラン:2004年11月10日発売、ISBN 978-4-494-01131-5
おまじないレストラン:2004年11月10日発売、ISBN 978-4-494-01132-2
謎のメールレストラン:2005年5月20日発売、ISBN 978-4-494-01133-9
人食い花レストラン:2005年5月20日発売、ISBN 978-4-494-01134-6
ぶきみな音レストラン:2005年10月11日発売、ISBN 978-4-494-01135-3
秘密のとびらレストラン:2005年10月11日発売、ISBN 978-4-494-01136-0
丑三つ時レストラン:2005年12月15日発売、ISBN 978-4-494-01137-7
幽体離脱レストラン:2006年5月15日発売、ISBN 978-4-494-01148-3
紫ババアレストラン:2006年5月15日発売、ISBN 978-4-494-01149-0
虫の知らせレストラン:2006年9月15日発売、ISBN 978-4-494-01150-6
死の影レストラン:2006年9月15日発売、ISBN 978-4-494-01151-3
仮面レストラン:2006年11月24日発売、ISBN 978-4-494-01152-0
お化けパソコンレストラン:2007年5月20日発売、ISBN 978-4-494-01372-2
座敷わらしレストラン:2007年5月20日発売、ISBN 978-4-494-01373-9
恐怖のトンネルレストラン:2007年9月20日発売、ISBN 978-4-494-01374-6
ゾンビのレストラン:2007年9月20日発売、ISBN 978-4-494-01375-3
真夜中の学校レストラン:2007年11月13日発売、ISBN 978-4-494-01376-0
怪談レストランナビ
怪談レストランナビ霊:2008年10月31日発売、ISBN 978-4-494-01382-1
怪談レストランナビ魔:2008年12月17日発売、ISBN 978-4-494-01383-8
怪談レストランナビ妖:2009年2月20日発売、ISBN 978-4-494-01384-5
登場キャラクター
お化けギャルソン
声 - 平田広明(映画、ゲームも同様)『幽霊屋敷レストラン』のオーナー(ギャルソン)のお化け。『怪談レストランシリーズ』のメインナビゲーターであるため出番が多く、たかいよしかずが描いたイラストに限り、似たような幽霊が他の話のレストランにも登場している。蝶ネクタイが特徴で、片手に白い蝋燭を持っている。原作ではその時の気分によって一人称は変わり、「ドロちゃん」という別名もあるようである。また、お化けの事は何でも知っているが、うっかり忘れる事もある。空気を吸い込むと20倍の大きさになる。