.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}怪盗グルーシリーズ > 第1作「怪盗グルーの月泥棒 3D」
怪盗グルーの月泥棒 3D
Despicable Me
監督ピエール・コフィン
クリス・ルノー
脚本シンコ・ポール
ケン・ダウリオ
原案セルジオ・パブロス
製作クリストファー・メレダンドリ
ジャネット・ヒーリー
ジョン・コーエン
『怪盗グルーの月泥棒 3D』(かいとうグルーのつきどろぼう、原題: Despicable Me)は、2010年に公開されたイルミネーション・エンターテインメント製作の3Dコンピュータアニメーション・コメディ映画。「怪盗グルー」シリーズの第1作目であり、ユニバーサル・ピクチャーズが配給する初の3Dアニメ作品となる。 悪党のグルーは、黄色い小さな生物である怪盗軍団ミニオン達と共に、ネファリオ博士が開発した道具を使って盗みを働いていた。しかし最近では悪党としての華やかな活躍は無く、世界一の悪党を目指す彼はこの状況を挽回するために月を盗むことを計画する。しかし月に行くための資金は尽きており、悪党銀行のパーキンス氏に融資を申し込みに行くもけんもほろろに断られてしまう。銀行の支援を受けるためには、月を縮小させて盗みやすくする「縮ませ光線銃」が必要だったため、グルーはその銃を手に入れるが、ライバル怪盗・ベクターに銃を盗まれてしまう。 グルーはベクターの家に侵入し銃の奪回を試みるが、最新の防衛システムを駆使するベクターにことごとく返り討ちにされてしまう。あるとき、ベクターの家に出入りしてクッキーを売っている孤児の三姉妹・マーゴ、イディス、アグネスを目撃したグルーは、彼女たちを利用して、何とか銃の奪回に成功する。三姉妹は養護施設におり、施設の職員であるハッティーにクッキーを売るノルマを課せられていた。グルーは三姉妹に懐かれてしまい、共同生活を送ることになる。最初は嫌がり、めんどくさがるグルーだったが、遊園地などで一緒に遊んだり生活する内に、子供達に少しずつ愛情が芽生えていく。しかし、盗みの仕事に身の入らないグルーは、三姉妹が作戦の邪魔になると考えた博士に三姉妹を追い出せと怒られてしまう。三姉妹は博士によって養護施設に戻されてしまい、グルーは落胆する。アグネスから、バレエの発表会に来て欲しいと言われるが、その日はグルーが月を盗む日だった。 グルーはロケットに乗って宇宙へと旅立ち、「縮ませ光線銃」で月を盗むのに成功した。作戦成功に大喜びするグルーだが、彼はある事をふと思い出す。それは三姉妹のバレエの発表会のことであった。実はグルーがベクターにクッキーを届ける前、三姉妹のバレエを見てアグネスからチケットをもらって見に行く約束をし、ミニオンがグルーのポケットにチケットを入れていたのだ。 急いで地球に戻りバレエの会場に着いたグルーだが、もう発表会は終わっていた。発表会の会場には、ベクターから三姉妹を誘拐したというメッセージがあり、返して欲しければ、月をよこせと書いてあった。グルーは三姉妹を助けるため、自分が手に入れた月をベクターに渡す。しかし、ベクターは三姉妹を返すことなくグルーを殺そうとする。博士の助けにより、グルーは三姉妹を取り戻すが、銃の効果が切れた月は少しずつ元の大きさに戻り始め、計画に失敗したベクターと共に宇宙に戻る。 グルーは本当の幸せを掴むため、三姉妹を引き取って一緒に暮らすことを決める。三姉妹とグルーは一度は盗んだ月を一緒に眺めるのだった。
あらすじ
登場人物
フェロニアス・グルー(Felonious Gru)
声 - スティーヴ・カレル(笑福亭鶴瓶)本作の主人公。ミニオンたちのリーダー。盗みや嫌がらせなど、人々を困らせることが大好きで、子供嫌い。世界を驚かす悪事をしようと月を盗む計画を遂行する最中に、ひょんなことから三姉妹の父親代わりとなる羽目になってしまう。カイルというペットを飼っている。最近は成果を出せていないが悪党としての腕は悪くない。