怪物くん(第2作・カラー版)
アニメ
原作藤子不二雄[注釈 1]
監督福富博[注釈 2]
脚本松岡清治
山田隆司
水出弘一
大和屋竺
高屋敷英夫ほか
音楽筒井広志
アニメーション制作シンエイ動画
製作テレビ朝日[注釈 3]
シンエイ動画
放送局テレビ朝日(キー局)
放送期間1980年9月2日 - 1982年9月28日
話数188話(94回)
怪物くん
ドラキュラ
オオカミ男
フランケン
市川ヒロシ
市川歌子
怪物大王野沢雅子
肝付兼太
神山卓三
相模太郎 → 兼本新吾
三輪勝恵
川島千代子
金井大
テンプレート - ノート
本項では、藤子不二雄名義[注釈 1]で発表された漫画『怪物くん』(安孫子素雄の単独執筆作)を原作としたテレビアニメ作品の第2作にあたるカラー版『怪物くん』(かいぶつくん)及びその劇場版を扱う。第1作のモノクロ版アニメ及びその劇場版については、『怪物くん (モノクロアニメ)』を参照。 テレビ朝日系にて、1980年9月2日 - 1982年9月28日に火曜日19:00 - 19:30の時間帯で放送。94回放送、全188話(15分2話)。『ドラえもん』に続くシンエイ動画の藤子アニメ第2弾にして、『ドラえもん』の様な「帯番組からの開始」ではなく、初めて最初から週一回・30分枠での放送。淀川長治による解説がない以外は、原作やモノクロ版をほぼ踏襲している。放送中盤より、キャラクターデザインに若干の変更が加えられた。 モノクロ版で怪物くんを演じた白石冬美は、このリメイク版でも再び彼を演じたいと作者にまで懇願したが、放送局や製作会社、スポンサーが異なるなどの理由から、結局は野沢雅子に決まった。また、フランケン役の相模太郎が1981年に急逝したため、途中から(第28回以降)兼本新吾に交代した[注釈 4]。キャストの中では増山江威子だけが、モノクロ版から一貫して怪子ちゃんを演じ続けている。 放送30周年を記念して2010年9月24日に上巻、11月26日に下巻のDVD-BOXが発売。全話のソフト化は初めてでもある。 ワガママで世間知らずな怪物ランド(怪物界)の王子、怪物太郎(怪物くん)。将来を心配した父の怪物大王は、修業させようと、ドラキュラ、オオカミ男、フランケンをお供につけ、人間界へと送り出した。そこで住居とした怪物屋敷の隣に住む少年ヒロシと仲良くなった怪物くんは、人間界で暮らす怪物たちの面倒を見たり、全世界の征服を企む悪魔たちの秘密組織、デモーニッシュと戦いながら、修業を積む。
概要
ストーリー
キャラクター・声の出演キャラクターの詳細およびその他のキャストについては「怪物くんの登場キャラクター」を参照
レギュラー
怪物くん - 野沢雅子
ドラキュラ - 肝付兼太
オオカミ男 - 神山卓三
フランケン - 相模太郎(第1回 - 第27回)→兼本新吾(第28回 - 最終回)
市川 ヒロシ - 三輪勝恵
その他の主なキャスト
市川 歌子 - 川島千代子
アコちゃん(第3話Bから登場)- 潘恵子
番野 - 山下啓介→鈴木清信
キザオ - はせさん治
ヒロシの担任(第2話Bから登場)- 津村隆
怪子ちゃん(第26話Aから登場)- 増山江威子
ドクター・ノオ(第7話Bから登場)- 野本礼三
怪物大王(第48話Aから登場)- 金井大
ノンビラス (第25話Aから登場)、ガメロ (第4話Bから登場)、セミラ(第2話Bから登場)- 緒方賢一
アマゾンの半魚人(第9話Bから登場)- 千葉繁
透明人間(第20話Aから登場)- 田中崇
クローばあや(第26話Aから登場)- 堀絢子
ベラボー怪星人ベム(第24話Bから登場)- 大竹宏→八代駿
マタクル三(第5話Aから登場)- 北川智絵
ハニワくん(第30話Bから登場)- 菅谷政子
ゴリラキング(第6話Bから登場)- 水鳥鉄夫
ガブロ(第6話Bから登場)- 宮村義人
ドラキュラjr(第SP1から登場)- 龍田直樹、二又一成
オオカミ男jr(第SP1から登場)- 丸山裕子
フランケンjr(第SP1から登場)- 青木和代
雪こぞう(第13話Bから登場)- 千々松幸子
グリムばあさん(第6話Aから登場)- 峰あつ子
プリンス・デモキン(第75話Aから登場)- 山田栄子
スタッフ
原作:藤子不二雄
作画監督:本多敏行、鈴木信一、木上益治
美術監督:川井憲
美術設定:川本征平
基本設定:芝山努
文芸:松岡清治
撮影監督:小山信夫→金子仁
音楽:筒井広志
録音監督:浦上靖夫
演出:福富博
編集:井上編集室(森田清次→井上和夫、鶴巻のり子)
録音:中戸川次男
効果:松田昭彦
色指定:野中幸子
演出助手:安藤敏彦、塚田庄英
文芸助手:羽田誠司→山本有子
プロデューサー:高橋正樹→菅野哲夫(テレビ朝日)、別紙壮一、真田芳房(シンエイ動画)
制作協力:旭通信社
制作:テレビ朝日、シンエイ動画