怪僧ラスプーチン
Rasputin and the Empress
監督ルイシャルト・ボレスワフスキ
脚本チャールズ・マッカーサー
製作
Bernard H. Hyman
アーヴィング・タルバーグ
出演者
ジョン・バリモア
エセル・バリモア
ライオネル・バリモア
ラルフ・モーガン
『怪僧ラスプーチン』(かいそうラスプーチン、英語: Rasputin and the Empress)は、1932年に制作されたアメリカ合衆国のプレコード時代(英語版)の映画で、監督は ルイシャルト・ボレスワフスキ、脚本はチャールズ・マッカーサーが務めた。メトロ・ゴールドウィン・メイヤー (MGM) から公開されたこの作品は、ロシア帝国を舞台に、バリモア三兄弟が主演した(ジョンがチェゴディエフ公爵、エセルがアレクサンドラ皇后、ライオネルがグリゴリー・ラスプーチンを演じた)。バリモア三兄弟全員が、同じ映画に出演したのは、本作だけである[2][3]。
この映画における、公爵フェリックス・ユスポフとその妻イリナ(作中では、チェゴディエフ公爵、公女ナターシャと名を変えてあった)の不正確な描写は、MGMに対する歴史的に重要な訴訟を招き、結果的に「登場人物はすべて架空とする注意事項 (All persons fictitious disclaimer)」が一般化することとなり、以降のハリウッドのフィクション作品の標準となっていった。 ロシア皇帝ニコライ2世の皇太子アレクセイが、ふとした怪我をきっかけに危篤状態に陥った。近衛隊長パウル・チェゴディエフ公はウィーンから招聘した名医ウォルフ博士を出迎えるため、国境に赴いた。パウルと恋仲になっているナターシャ公女は、皇后の内侍を務めている。彼女は、奇跡を起こすと評判の僧侶ラスプーチンを宮廷に招き入れた。ラスプーチンの催眠術は功を奏し、すっかりラスプーチンの信奉者となった皇后は、ウォルフ博士が到着しても、その診察を却けてしまう。...[4] この映画は、MGMが既にクラブント
あらすじ
キャスト
ジョン・バリモア - 公爵パウル・チェゴディエフ (Prince Paul Chegodieff)
エセル・バリモア - アレクサンドラ皇后
ライオネル・バリモア - グリゴリー・ラスプーチン
ラルフ・モーガン
ダイアナ・ウィンヤード - 公女ナターシャ (Princess Natasha)
タッド・アレキサンダー (Tad Alexander) - 皇太子アレクセイ・"アリョーシャ"
C・ヘンリー・ゴードン(英語版) - 大公イゴール Grand Duke Igor
エドワード・アーノルド - A・レメゾフ博士 (Dr A. Remezov)
ヘンリー・アーメッタ(英語版) - 写真家 (Photographer)(クレジットなし)
ナイジェル・ド・ブルリエ(英語版) - 司祭 (Priest)(クレジットなし)
ヘンリー・コルカー - 秘密警察長官 (Chief of Secret Police)(クレジットなし)
フランク・レイカー(英語版) - ドイツ語教師 (German-Language Teacher)(クレジットなし)
背景