この項目では、岩崎宏美のシングルについて説明しています。2011年のイギリス映画については「思秋期 (映画)」をご覧ください。
「思秋期」
岩崎宏美 の シングル
初出アルバム『思秋期から…男と女』
B面折れた口紅(ルージュ)
リリース1977年9月5日
ジャンル歌謡曲
時間4分17秒
レーベルVICTOR/ビクター音楽産業
作詞阿久悠
作曲三木たかし
ゴールドディスク
第19回日本レコード大賞・歌唱賞
第8回日本歌謡大賞・放送音楽賞
チャート最高順位
6位(オリコン)
1977年度年間38位(オリコン)
岩崎宏美 シングル 年表
熱帯魚
(1977年)思秋期
(1977年)二十才前
(1978年)
収録アルバム『思秋期から…男と女』
思秋期
(1)ランボルギーニが消えて
(2)
テンプレートを表示
「思秋期」(ししゅうき)は、1977年9月5日にビクター音楽産業(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)からリリースされた岩崎宏美の11枚目のシングル。 第19回日本レコード大賞・歌唱賞、第8回日本歌謡大賞・放送音楽賞受賞曲。後年、萩田光雄による編曲の別バージョンがレコード化された。実は、この別バージョンこそ当初シングルになる予定だったことが、紙ジャケット復刻アルバムのライナーノーツに、岩崎本人のコメントとして掲載されている。 18歳の岩崎が高校を卒業した3か月後の時期に、阿久と三木の立ちあいのもとレコーディングが行われた。だが、岩崎は歌詞の内容に気持ちが高ぶり何度も泣いて歌えなくなり、その日のレコーディングは取りやめになった、という。後に岩崎は阿久に「おじさんの年齢(当時の阿久は40歳)の人が、何故自分の生活や心情が分かるのか不思議でならなかった」と話したが、自身の思い出については語らなかったという[1]。 阿久が逝去した直後の2007年8月11日に放送された『第39回 思い出のメロディー』[2]では、出演歌手であった岩崎が、同曲を阿久への追悼として歌唱した。
背景
収録曲
両楽曲共に、作詞:阿久悠/作曲・編曲:三木たかし
思秋期(4分17秒)
折れた口紅(ルージュ)(3分17秒)
カバー
1994年、中森明菜(カバー・アルバム『歌姫』に収録)
2007年、ARAHIS(アルバム『メチター』に収録)
2008年、森山直太朗(アルバム『歌鬼 (Ga-Ki) ?阿久 悠トリビュート?』に収録)
2009年、ジェロ(ミニアルバム『COVERS2』に収録)
2010年、サエラ(アルバム『うた ?by 60 sixty 歌謡曲編』に収録)
2016年、春野寿美礼(アルバム『想?スミレノーツ?
2018年、宇都宮隆(アルバム『mile stone』に収録)
2020年、宮本浩次(カバーアルバム『ROMANCE』初回限定盤ボーナスCDに収録)
関連項目
思秋期から…男と女
PRAHA
Dear Friends IV
GOLDEN☆BEST 岩崎宏美
秋の夜長と上手につきあう17の知恵 ‐ 秋の曲を集めたコンピレーション・アルバム
1977年の音楽
脚注[脚注の使い方]^ 阿久悠 『愛すべき名歌たち -私的歌謡曲史-』(岩波書店 1999年7月19日) ISBN 978-4004306252
^ 『第39回思い出のメロディー』 2007年8月11日 NHK総合テレビジョン