怒ジャンルアクションシューティング
対応機種アーケード (AC)対応機種一覧
ファミリーコンピュータ (FC)
Amstrad CPC (CPC)
コモドール16 (C16)
ZX Spectrum (ZX)
PC Booter
『怒』(いかり)は、1986年にSNKがアーケードゲーム用として制作・稼働した縦スクロール型アクションシューティングゲーム。キャッチフレーズは「俺が生き残るためなら相棒でも倒す!(Surviving all perils even zapping your friend)」。
日本国外では、『IKARI WARRIORS』(イカリ・ウォリアーズ)のタイトルで稼働した。 8方向の「ループレバー」と呼ばれるレバーと2つのボタンで操作する。 ループレバーはスティックの上部にダイヤルがついたもので、倒すことで自機を進行、回転で攻撃方向を調整する。ダイヤルは1周12方向となっていて、例えば180度反転させる場合でも操作は120度回転で済み、手首を無理に捻る必要が無いように考慮されている。 ボタンは主に、銃と手榴弾の使用に用いる。 色違いの敵兵を倒すとアイテムが出ることがある。このゲームでは銃弾、手榴弾ともに弾数制限があるので、アイテムは単に各種パワーアップのためだけではなく、残弾を補給するためにも拾わなければならない。 味方の空戦車の傍で手榴弾ボタンを押せば戦車に乗り込むことができる。これもガソリンメーターが無くなれば止まり爆発するので、アイテムを拾って補給しなければならない。戦車から降りる時も手榴弾ボタンを押す。 エリアの切れ目には全部で5つのゲートがあり、これは手榴弾か戦車砲でなければ破壊できない。 特殊なレバーを用いる操作や、敵弾だけでなく自分や味方の弾に当たってもミスとなるなど、従来のゲームに無かった仕様を持つ。 手榴弾を投げると移動して避ける、など、敵はこちらの攻撃を避けるといった動作を行う。 退役後に傭兵となったラルフの傭兵としての初任務は特殊部隊を率いて敵基地に侵入、秘密を探り必要があればそれを破壊する事であった[1]。 だが今、ラルフは単身で敵と戦い怒りをにじませていた。偽装した敵戦闘機で不時着し特殊部隊員全員で敵基地に潜入する手はずであったが、裏切り者が紛れていた。飛行機は墜落し特殊部隊員は全滅してしまう、唯一、遺体が見つからないクラーク少尉を例外として。 裏切り者クラーク少尉への怒りで冷静さを失っていたラルフは気づけば額に銃身を突き付けられていた。ラルフが見上げたその先にニタついた表情のクラーク少尉の姿。 引金が引かれ『死』そう思った瞬間、笑い声が響き渡る。クラーク少尉のものだ。弾はこめられておらず悪趣味なイタズラであった。クラーク少尉は全く信用出来ない、だが今は前に進むしかないと、クラーク少尉と2人前進を続ける。 CIFのアレクサンダー・ボン大将(General Alexander Bonn)が革命軍に捉えられ監禁された。大将は捕まる前に救難信号を発し、信号はポール(Paul)とその相棒のビンス(Vince)が拾ったが、彼らの飛行機はジャングルに墜落してしまった。物資は不足しているが大将を見捨てるわけにはいかず、ポールとビンスは敵が置いていった武器を回収し革命軍司令部を目指す。
ゲーム内容
ストーリー
怒
IKARI WARRIORS
登場キャラクター
ラルフ・ジョーンズ
1P専用キャラクター。階級は無し(MSX版マニュアルでは大尉、1994年以降に作成された多くの資料では大佐)。特殊部隊出身で『TANKの戦い』後に退役したが、戦場が忘れられず傭兵として自由に戦っている。赤いバンダナを頭に巻いている。
クラーク・スティル
2P専用キャラクター。階級は少尉(後述)。過去、現在含め資料の無い謎の人物であり、特殊部隊の少尉の階級章を付けている事から少尉と判断されている。外見はラルフの色違いで、青いバンダナを頭に巻いている。
カワサキ大将(川崎将軍)
AC版怒の最終地点に待ち受ける人物。FC版、NES版ではエンディングでプレイヤーを賞賛する。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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