快傑えみちゃんねる
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快傑えみちゃんねる
ジャンル
トーク番組 / バラエティ番組
出演者上沼恵美子
大平サブロー
ほか
ナレーター前塚あつし
製作
プロデューサー野村亙(関西テレビ)
今橋叔子(クラッチ.)
制作クラッチ.(制作協力)
製作関西テレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

番組開始から2009年3月まで
放送期間1995年7月10日 - 2009年3月23日
放送時間月曜日 19:00 - 19:55
放送分55分

2009年4月から2019年3月まで
放送期間2009年4月3日 - 2019年3月29日
放送時間金曜日 19:00 - 19:57
放送分57分

2019年4月から番組終了まで
放送期間2019年4月5日 - 2020年7月24日[1]
放送時間金曜日 19:00 - 20:00
放送分60分
回数1056
特記事項:
放送回数は通算。2020年7月24日時点。
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『快傑えみちゃんねる』(かいけつえみちゃんねる)は、関西テレビ(カンテレ)で1995年7月10日から2020年7月24日まで放送されていたトークバラエティ番組で、上沼恵美子冠番組。開始当初は関西ローカルで放送されていたが、一部のフジテレビ系列局及び関東・中京両地区の独立局でも放送されていた[注 1]

制作局の関西テレビでの放送時間は番組開始から2009年3月までは毎週月曜日 19:00 - 19:55、2009年4月から2019年3月までは毎週金曜日 19:00 - 19:57、2019年4月からは毎週金曜日 19:00 - 20:00(JST)。ハイビジョン制作・ステレオ放送で、フジテレビ系列局[注 2]では文字多重放送による字幕放送を行っていた。

2019年3月で放送1000回を迎えた[2]。2018年に関西テレビ開局60周年を記念して実施された「関西人1万人が選ぶカンテレ人気番組ベスト20」でも第1位に輝いている[3]

2020年7月21日、第1056回の放送(7月24日)をもって番組が終了することが発表され[4]、発表通り2020年7月24日に最終回を迎えた[5]
概要

司会は上沼恵美子と大平サブロー。毎回数名のゲストと共にテーマ別のトークを行うバラエティ番組。

最高視聴率は21.3%(ビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯・リアルタイム)[6]

当初は上沼とゲストが一対一でトークを行う内容であったが、2000年代以降は複数のゲストを呼んでトークを行う形式に変更された。番組セットは正面から見て左側に司会、ゲストは右側に座る配置で『アメトーーク!』とほぼ同じ配置となっている。

出演するゲストは多岐に及び、普段バラエティ番組に出演しない俳優がたびたび登場している。若手芸人については上沼が『M-1グランプリ』の審査員を務めている関係から、同大会のファイナリストが出演することが多い[注 3]

例年元日[注 4]は2時間の「正月スペシャル」を放送していた[注 5]

2010年6月25日に番組初の生放送で90分SPを放送した。
本番組のネット状況の概況

本番組は月曜時代においては制作局と同時ネットとしていたことのある遅れネット局もあったが、金曜に枠移動後、本番組の差し替えとなっているフジテレビの同時間帯の番組の同時ネットを離脱し、通常編成時には本番組の同時ネットに切り替える系列局が出ていた[注 6]

関東広域圏での放映権は系列キー局のフジテレビが本番組開始から長らく有していなかったため、同広域圏では圏内の県域独立局の一部を通じて放送されており、直近では2014年4月5日 - 2019年2月2日にテレビ埼玉とTOKYO MX[注 7]にてネットしていた。2019年2月7日 - 22日に関東広域圏全域で系列キー局のフジテレビを通じて、『メディアミックスα』枠(月 - 金曜日15時50分 - 16時50分)にて遅れ集中ネットを実施[7]。なお、フジテレビでのネット開始に伴う関東広域圏の放映権の関係から、フジテレビがネット期間中には関東広域圏内の独立局2局でのネットが不可となるが、フジテレビでのネット一旦終了後の同月23日にはテレビ埼玉・TOKYO MX[注 8]でのネットを打ち切り前と同じ放送日時にて再開していた[8][9]

また、中京広域圏では在名系列局の東海テレビで放送されていた時期もあったが、放送終了時点では同局が本番組の放映権を有しておらず、同圏内の県域独立局全2局での放送となっていた[注 9]
突然の番組終了

2020年7月に本番組が25周年を迎えたものの、同月22日に、24日の放送をもって番組が終了する事が突如、発表された[10]

最終回では通常通りに番組が進行し、エンディングのナレーションにて番組が終了することに触れながら第1回の映像など過去を振り返るダイジェスト映像が数秒間流され、最後に白背景に赤文字で上沼からのメッセージがテロップで流され番組が終了した[注 10]。本編は終了が決まる前に収録が終わっていたためか、上沼およびその他の出演者からの肉声での挨拶はされなかった。さらに、当日の関テレの予定表では、翌週の同時間枠は「調整中」とのみ告知されていた[11]

一部報道では上沼と番組サイドで軋轢が生じ、上沼側から「辞めてやる」と喧嘩別れの形で終了が決まったと報じられていた[12]。関西テレビ側は終了発表に際し「詳細は控える」としていた[13]

上沼は番組終了から土日を挟んだ翌週月曜日、『上沼恵美子のこころ晴天』(朝日放送ラジオ)にて、「私に対して心配事、お腹立ちもあると思う。正直言っていい? 私は(ネットを見ないため)何が起こっているのか知らんかった」「私のライフワークでした。私と関西テレビさんがけんかしているという記事が出てる。ちょっと違うからビックリした…。これは違うわ、私はキレイ事は言いませんが、関西テレビさんには足を向けて寝られない」とこれらの報道を一切否定したうえで、「コロナの影響、25年、私のわがままが重なった。嘘偽りなく、関西テレビさんには感謝しかありません。ありがとうございました。口も悪いし、乱暴な言葉も使ってイメージも悪かったけど、関西テレビさんを恨んだりはしていない。笑ってるけど、寂しいんですよ。『えみちゃんねる』は一番の宝、好きな番組でした。だからしんどかった。」と感謝と大変さを語った[14][15]

上沼はラジオや週刊文春のインタビューで終了の最大の一因として新型コロナウイルス感染症を挙げ、「この番組、25年前の7月からやったんですよ。それで1000回でやめるって言ってた。ところが、視聴者のみなさんがもっと続けてくれって50回、56回を超えたんかな。で……ちょっと私もコロナで……やっぱ2メートル(離す)ソーシャルディスタンスですごいやりにくかった。観客はいない、ゲストは減る。もういろんな悪条件で、『申し訳ないです』と立ち上げてくださった(関西テレビの)常務にお話しまして。そしたら『このへんでお終いにしましょうか』って。申し訳ないんですけど、本当は9月まで務めないといけないんですが、もう7月が始まってるのと、自分でもエンジンをふかせないといけないんで、ソーシャルなんとかでやっていかないといけないのがつらくて、(やめたいと)お話させていただいたんですよ。ものすごいやりづらい。主人が『前のえみちゃんねるの方がずっと面白いねん。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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