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忘却の旋律
漫画
原作・原案などGJK
作画片倉真二
出版社角川書店
掲載誌月刊少年エース
レーベルカドカワコミックス・エース
発表号2002年5月号 - 2005年1月号
巻数全6巻
アニメ
原作GJK(GAINAX、J.C.STAFF、KADOKAWA)
監督錦織博
シリーズ構成榎戸洋司
脚本榎戸洋司
キャラクターデザイン長谷川眞也
メカニックデザイン吉成曜、宮尾佳和
音楽桑野聖、周防義和
アニメーション制作J.C.STAFF
製作忘却の旋律プロジェクト
放送局TBS
放送期間2004年4月6日 - 9月21日
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・アニメ
ポータル漫画・アニメ
『忘却の旋律』(ぼうきゃくのせんりつ、THE MELODY OF OBLIVION)は、GJK(GAINAX・J.C.STAFF・KADOKAWAとの共有聯名)原作によるメディアミックス作品。漫画とアニメで展開され、アニメ版をベースとしたゲームボーイアドバンス用のゲームも発売された。 本作品は、モンスターとの戦争に敗れ、モンスターに支配されるようになった世界で、モンスターに抵抗しこれと戦うメロスの戦士(「メロス」とは「旋律」という意味のギリシア語)となった主人公・ボッカの冒険を描く作品である。 本作品には片倉真二による漫画版とGAINAX&J.C.STAFFによるアニメ版があり、漫画版は2002年5月号から2005年1月号まで「月刊少年エース」にて連載され、アニメ版は2004年4月6日から同年9月21日までTBSにて全24話が火曜日26:54から放送された後、BS-iやアニマックスでも放送された。 なお、アニメ版と漫画版はそれぞれ基本設定のみを共有した別作品となっている。 漫画版は、ストーリーの序盤と中盤以降で雰囲気が大きく変わっているのが特徴である。ストーリー序盤ではミステリアスな作風を強調し、モンスターという人類の敵に支配される不条理、そこから生じる人間の屈折や衝突といった、ネガティブな作風であった。しかし、次第にギャグや登場人物間でのテンポの良い会話が目立つようになり、中盤からは先人から次代への継承、境遇や種族を超えた友情、絆がメインとなっており、終盤に至っては「感情と信念さえあればすべて乗り越えられる」とも言える、熱血ストーリーに変化している。 作風の急変は作者自身も理解していたらしく、単行本最終巻でメデューサを「まるで方向性が決まらず、なんとなく怖いモンスターという程度にしか出せなくて、とても辛い時期でした」と語っている。
概要
漫画
用語
メロスの戦士
忘却の旋律によって戦士の力を得た者達の総称。左肩に紋章が浮かび、それに矢を当てる事でモンスターさえも倒す強大な攻撃力を付加させる事が出来る。他にもその力を障壁として展開したり、柔らかい物に力を通わせて矢の代用にする事も出来る。またその全ては超人的な身体能力を持っているが、それが付加されたものなのか、はたまた個人が鍛え上げたものなのかは不明。その殆どは人間であり、その立場上モンスターを全滅し、人類に自由を取り戻す事を使命としている。だが中にはメロスと同じ力を持つモンスターも存在しており、その力の根源や性質は謎に包まれている。
戦士の力
メロスの戦士が持つ力の総称。矢に強大な攻撃力を付加し、保有者にも様々な恩恵を与える謎の力。モンスターを滅ぼす事が出来る力と目されているが、モンスターの中にはこの力を持つ者も存在しており、強い意志を持つ者に現れ、強大な戦闘力を与えるという事以外は謎に包まれている。またこの力を持つ者は忘却の旋律と呼ばれる少女の幻を見る様になる。強大な力を得た副作用と見られているが、戦いの中では「この少女の本体を見つけられれば、モンスターは全て滅び、人間は救われる」という伝説があり、人間・モンスターを問わず、多くはそれを信じている。
メロスの幻獣
覇王のメロスを持つメロスの戦士が強く力を放った際に出現する、竜に似た獣の総称。いわゆる必殺技の様なもので、メロスの戦士の大技の一つである。