志茂
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この項目では、東京都北区の町名について説明しています。東京都福生市の地名については「志茂 (福生市)」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}日本 > 東京都 > 北区 > 志茂

志茂
町丁
旧岩淵水門
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度47分00秒 東経139度43分53秒 / 北緯35.783286度 東経139.731367度 / 35.783286; 139.731367
日本
都道府県 東京
特別区 北区
地区赤羽地区

人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口21,551 人
 世帯数12,185 世帯

面積[2]
 1.500642445 km²
人口密度14361.18 人/km²
郵便番号115-0042[3]
市外局番03(東京MA[4]
ナンバープレート練馬
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志茂(しも)は、東京都北区町名[5]。現行行政地名は志茂一丁目から志茂五丁目。住居表示実施済み区域である。
地理

東京都北区の北東部北東端にあたり、隅田川西岸の低地に位置する[5]。町域北部に岩淵水門があり、その付近で荒川から隅田川が分流し、また新河岸川が隅田川に合流する。町域の北は東京都・埼玉県境をなし、東は隅田川が北区・足立区の区境をなす。南は神谷、西は赤羽および赤羽南と接する。地区の中央を国道122号北本通り)が南から西へ走り、その地下を東京メトロ南北線が走る。

新河岸川と荒川の間の中州状になった範囲にも町域が及ぶ。中州とは橋で連絡され、荒川下流河川事務所、公務員住宅などがあるが、荒川対岸の埼玉県や足立区側へ直接渡る橋は町域内にはない。

隅田川沿いである志茂三丁目、四丁目付近は工場地帯であったが、移転や研究所化によりそれらの跡地には大規模なファミリー向け高層マンション・中層マンションの建設がなされ人口の増加、特に生産年齢人口の増加が続いている。

住宅情報誌では「首都圏 2016-2021 地価上昇 アドレス TOP100」4位の「注目のアドレス」として赤羽?志茂エリアが挙げられている。[6]
地価

住宅地の地価は2018年平成30年)1月1日公示地価によれば北本通りから赤羽駅側に位置する志茂1丁目(14-10)の地点で39万1000円/m2、隅田川側に位置する志茂3丁目(38-9, 2023年より18-4)の地点で35万6000円/m2となっている。

令和に入っても上昇が続き、2021年(令和3年)には新型コロナウィルスによる影響で特に都心の商業地において大きく低下傾向にある一方で、1丁目については46万3000円/m2と微減となったものの3丁目については45万円/m2と大きく上昇。

最新の調査である2023年(令和5年)にはそれぞれ49万4000円、47万3000円と引き続き上昇の傾向が続いている。
計画

当地区にある東京メトロ南北線 志茂駅の隣接地には区部周辺部環状公共交通、いわゆるエイトライナーメトロセブンの駅が設けられる構想がある。

両路線の結節点は赤羽駅だが、計画案の一つとして赤羽駅付近の用地確保の課題から当駅が運行上の結節点となる案があげられている。[7]
歴史

江戸時代豊島郡岩淵領下村。『武蔵田園簿』による村高は415余であるが、江戸期を通じた新田開発の結果、天保郷帳による村高は846石余に及んだ[5]小名に上・下・大荒久などがあった[5]正保期に天領となり、その後小石川伝通院浅草幡随院谷中南泉寺等にも分け与えられた。代官手代の八官七兵衛により荒川沿岸の新田開発が行われ[5]1675年延宝3年)八官新田と号した。また、荒川対岸の岩淵宿内に梛野原新田が飛地として存在した。

下村は1871年(明治4年)11月浦和県(現埼玉県)から東京府に編入され、1878年(明治11年)に北豊島郡に所属した[5]1889年(明治22年)、町村制の施行に伴い 岩淵町に併せられ、岩淵町大字下となる[5]1932年昭和7年)東京市に編入される際表記を改め、王子区志茂町一?三丁目となった。1957年(昭和32年)に大半が志茂一?五丁目に再編成され、1967年(昭和42年)5月1日の住居表示実施の際に1957年に再編成されなかった志茂町三丁目が志茂五丁目に編入された[5]
地名の由来

1932年(昭和7年)に王子区志茂町成立の際、大字下の小字志茂から採用された[5]。この字志茂も元は「下」と書かれ、明治に好字二字化されたものであるが、同じく下村の字「上」(後に「加美」)と対を成している。下村の名称はこの小字上・下とは異なり、由来は荒川の渡し場があった岩淵宿の下流にあったことによる説が唱えられている[5]
世帯数と人口

世帯数と人口は以下の通りである[8]

2023年7月1日現在2017年12月1日現在
丁目世帯数人口世帯数人口
志茂一丁目1,883世帯3,152人1,834世帯3,190人
志茂二丁目3,341世帯5,471人3,051世帯5,291人
志茂三丁目2,516世帯5,019人1,740世帯3,371人
志茂四丁目2,435世帯4,312人2,238世帯4,055人
志茂五丁目2,340世帯3,881人2,030世帯3,567人
計12,515世帯21,835人10,893世帯19,474人

世代別人口

年少人口

生産年齢人口

老齢人口グラフ
志茂一丁目2017年12月288人2,115人787人
2023年7月279人2,117人756人
志茂二丁目2017年12月446人3,509人1,336人
2023年7月445人3,743人1,283人
志茂三丁目2017年12月396人2,232人743人
2023年7月831人3,398人790人
志茂四丁目2017年12月384人2,687人984人
2023年7月464人2,857人991人
志茂五丁目2017年12月339人2,302人926人
2023年7月362人2,640人879人

これらを見ると、志茂地区の総人口は5年で2000人以上増加している。

特に、志茂三丁目に関しては単体で700世帯以上・1600人以上増加し、中でも年少人口および生産年齢人口の増加が顕著でありファミリー層の人気が高まっている。

令和5年には当地域が学区域であるなでしこ小学校では校舎の増築等の検討が開始されることが発表された。


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