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志村けんのバカ殿様
ジャンル時代劇バラエティ番組 / 特別番組 / お笑い番組
原作志村康徳(志村けん)
企画イザワオフィス
脚本朝長浩之
演出戸上浩(エクシーズ)
出演者志村けん
桑野信義
ダチョウ倶楽部
(肥後克広・寺門ジモン・上島竜兵)
ほか
オープニング音楽:たかしまあきひこ
エンディング同上
時代設定江戸時代
製作
プロデューサー井澤健(イザワオフィス)
制作フジテレビ
イザワオフィス(企画・制作)
エクシーズ(制作)
放送
音声形式ステレオ放送(2009年1月8日以降)
放送国・地域 日本
放送期間1986年4月28日 -
放送時間放送データ一覧を参照
回数70+傑作選27+番外編1
志村けんのバカ殿様
番組年表
関連番組志村けんのだいじょうぶだぁ
特記事項:
傑作選27以降は過去の映像を再構成した特別番組として放送。
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『志村けんのバカ殿様』(しむらけんのバカとのさま)は、イザワオフィスの企画・制作によりフジテレビ系列で1986年からゴールデンタイム・プライムタイム(JST)に不定期放送されているお笑い時代劇バラエティ番組の特別番組。ザ・ドリフターズの志村けんの冠番組である。単発の特別番組として年3回、1月(年始)、春の改編期及び夏の改編期(傑作選)、秋の改編期に放送されている。通称『バカ殿』[1][注釈 1]。元々は、TBS系列のバラエティ番組『8時だョ!全員集合』のコントの一つだった。
ここでは特に断りのない限り、フジテレビ系列で放送されていた番組について記述する。 元々は、1977年に『8時だョ!全員集合』(TBS系)中に放送されたコントが初めであり、同時期に『ドリフ大爆笑』(フジテレビ)でもコントを行った。ザ・ドリフターズのリーダーで絶対的な権力を持っているいかりや長介と、最年少でいかりやに普段いいように使われている志村けんの立場を逆転させ、志村が演じる自由奔放なバカ殿が家老のいかりやをここぞとばかりに翻弄するという下剋上コントだった。 『8時だョ!全員集合』では1977年頃からバカ殿様が登場した。 1980年前後の『全員集合』では、橋幸夫演じる立派な殿様の影武者としていかにも愚者らしい白塗りの顔の志村が抜擢され、城内で大騒動が起こるという内容のコントが披露された。当時は黒澤明監督の映画『影武者』が話題になっており、橋も漫才コンビザ・ぼんちのぼんちおさむに物真似をされて再ブレイクしていた。 『全員集合』最後期の例(1985年)では、バカ殿と女中たちがひたすらファミコンの『ハイパーオリンピック』殿様版をプレイするだけで、明確なオチもなくそのままコント終了音楽「盆回り」が流れて終わるという物も見られた。 1977年9月27日放送の『ドリフ大爆笑』第8回での朝寝坊コント(普通の一般家庭で横一列に寝ているドリフメンバーが次々と寝返りを打ち、最後尾の人が部屋の外に落とされるコント)には既にバカ殿の原型が見受けられる。最後に落とされたのがなぜかバカ殿の格好をした志村で、「お前、それはないだろう?」と言うオチで、時代背景やその後のバカ殿コントとは別物ものだった。 その次にバカ殿が登場するのは第19回(1978年10月3日)のお毒味コントで、白塗りは無かったものの、家老や腰元達を引き連れた設定が見られる。以後頻繁にバカ殿コントが行われる様になった。 他の初期の例では例えば第35回(1980年)では、いかりやの家老(爺)や仲本工事の家来(側用人)、女性ゲスト(由紀さおり、小柳ルミ子、アグネス・ラム)の腰元達に囲まれる志村のバカ殿という基本設定が固まったコントが見られる。その次の第36回では女性ゲストによる腰元が松田聖子、桜田淳子、由紀さおりとなり、由紀や小柳が19歳や16歳等と年齢を詐称する、バカ殿や腰元たちが屁にまつわるギャグを披露する等がパターン化していく。 派生番組『ドリフのクリスマスプレゼント』でも、バカ殿様のコントが行われた。 1986年4月28日、『志村けんのバカ殿様』として『月曜ドラマランド』枠で初めて独立した番組となり[注釈 2]、いかりや仲本の代わりに東八郎[注釈 3]と田代まさし[注釈 4]をレギュラーに、石野陽子らを腰元に迎えスタートした。
概要バカ殿様のメイク
前身番組におけるバカ殿様
8時だョ!全員集合
ドリフ大爆笑
独立番組
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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