忍者じゃじゃ丸くん
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

「じゃじゃ丸」はこの項目へ転送されています。『にこにこぷん』(『おかあさんといっしょ』)のキャラクター「ふくろこうじ・じゃじゃまる」については「にこにこぷん」をご覧ください。

忍者じゃじゃ丸くんジャンル横スクロールアクション
対応機種ファミリーコンピュータ (FC)対応機種一覧

アーケード (AC)
MSX
ワンダースワン (WS)
iアプリ
Windows (Win)
Wii
ニンテンドー3DS (3DS)
Wii U

開発元トーセ
発売元ジャレコ
プロデューサー関雅行[1]
シリーズ忍者じゃじゃ丸くんシリーズ
人数1 - 2人(交互プレイ)
メディア256キロビットロムカセット[2]
発売日FC
198511151985年11月15日
発売日一覧

AC
1985年
MSX
1986年
WS
199904151999年4月15日
iアプリ
2003012003年1月
Win
200309192003年9月19日
Win(廉価版)
200402192004年2月19日
Wii
200612262006年12月26日
Win(プロジェクトEGG)
201005252010年5月25日
3DS
201210312012年10月31日
Wii U
201306192013年6月19日


対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI:7

コンテンツ
アイコン Violence

売上本数 100万本[3]

その他型式:JF-06
テンプレートを表示

『忍者じゃじゃ丸くん』(にんじゃ じゃじゃまるくん)は、1985年11月15日に日本のジャレコ(現:シティコネクション)から発売されたファミリーコンピュータ横スクロールアクションゲーム。開発はトーセ

本作は、UPLから発売された『忍者くん 魔城の冒険』(1984年) のスピンオフ作品にあたり、忍者くんの弟・じゃじゃ丸くんが手裏剣などで敵を倒していく段差式アクションゲームである[4]。基本的なゲームシステムを踏襲しつつ、新規アクション、アイテム取得によるパワーアップ、忍法で呼び出す巨大カエル・ガマパックンによる無敵攻撃など、新要素が追加されている。全21シーン(ステージ)で構成されている。「じゃじゃ丸」の名称はNHK教育テレビの教育番組『おかあさんといっしょ』(1959年 - )内の1コーナー「にこにこぷん」(1982年 - 1992年)に登場するキャラクター「袋小路じゃじゃ丸」から拝借された[5]

本作は累計100万本を売り上げ、ジャレコの家庭用ゲーム事業における最初のヒット作として名を残した。

後に続編として『じゃじゃ丸の大冒険』(1986年)が発売され、以後『忍者くん』から独立したシリーズとなり様々な続編作品が発売された。

なお、本項ではシリーズ作品や移植版についても併せて記載する。
ゲーム内容

プレイヤーは主人公「じゃじゃ丸」を操作し、なまず太夫にさらわれたさくら姫を救出する事を目的としている。
システム

主人公のじゃじゃ丸を操り、ステージ内にいる8体の敵をすべて倒せばクリアとなる。前作『忍者くん 魔城の冒険』同様、単発の武器「手裏剣」と、ジャンプや落下による体当たりで敵を気絶させる攻撃方法となっている[6]

ステージは前作とは異なる横スクロール方式で、全長にわたって4階構造になっているが、敵キャラクターの小賢しい動きと親分キャラクターのしつこさは、前作『忍者くん 魔城の冒険』の流れを汲んでいる[6]。各階層の床には色違いの天井ブロックが配置されてあり、これはジャンプによる頭突きで破壊が可能で、その中に透明薬やトロッコなどの攻撃アイテム、スコアが獲得できる小判、触れるとミスとなる爆弾が隠されていることがある。なお、前作と異なり、床はすり抜けることができず、階層の移動はブロックを破壊した穴からしか行うことができない。そのため本作では十字キーを入れずにジャンプすることで垂直ジャンプもできるようになっている。一定条件(4種類のパワーアップ・アイテムのうち3つ集めたとき、あるいはじゃじゃ丸の残りを表わす小丸くんが4人ならんだとき[6])を満たせば最強の忍法・ガマパックンが登場。無敵状態となり、ガマパックンに乗ってステージ内の敵すべてを金縛りにして食べてしまうことができる[4]。また、8発以内の手裏剣でステージをクリアすると、10,000点のボーナスが入る。ゲームスタート時じゃじゃ丸は3人いて、得点が20,000点と50,000点で、それぞれ1人追加される[6]

さくら姫が落とす桜の花びらを3枚集めるとボーナスステージに行ける。ここでは、階層は無くステージ上にいるなまず太夫を制限時間内に手裏剣で倒すと、さくら姫を救出することができる[6]。なお、ファミコン版での得点最大値は655,350点で、以降はこの点数がハイスコアとして固定される。
アイテム
トロッコ
一定時間トロッコに乗り込み、敵を触れただけで倒せるようになる。スピードも通常の2倍にアップする。
[6]
薬ビン
瓶に入っている薬。一定時間じゃじゃ丸が透明になり無敵状態となり、妖怪も素通りしてしまう[6]。ただし、体当たりで敵を気絶させることも出来なくなる。
手裏剣
赤い手裏剣。手裏剣の射程が伸び、画面の半分ほどの距離を飛ぶようになる。ただし、じゃじゃ丸の手裏剣は画面に1つしか出せないので、敵にかわされると次がすぐに撃てない[6]
赤玉
赤い玉。一定時間じゃじゃ丸の移動速度が速くなる。[6]
小丸くん
小さな忍者の人形のようなアイテムで、じゃじゃ丸の残機が1UPする。[6]
金コバン
金色の小判。取ると1000点の得点ボーナスが加算される。[6]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:75 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef