忍たま乱太郎
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この項目では、テレビアニメについて説明しています。

本項目の原作となった漫画については「落第忍者乱太郎」をご覧ください。

1996年に公開されたアニメ映画については「映画 忍たま乱太郎」をご覧ください。

2011年に公開された実写映画については「忍たま乱太郎 (2011年の映画)」をご覧ください。

この作品を舞台化したミュージカルについては「忍たま乱太郎 (ミュージカル)」をご覧ください。

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忍たま乱太郎
ジャンル帯番組(第2期以降)、忍者
ファンタジーギャグ子供向け
アニメ
原作尼子騒兵衛
総監督芝山努(第1期 - 第20期)
監督河内日出夫(第2期 - 第29期)
根岸宏樹(第30期)
野木森達哉(第30期SP・第31期 - )
シリーズ構成浦沢義雄
キャラクターデザイン藤森雅也(第1期 - 第21期)
新山恵美子(第22期 - )[注 1]
音楽馬飼野康二
アニメーション制作亜細亜堂
学研(第1期 - 第4期)
製作NHK
放送局第1期:NHK総合テレビ
第2期以降:NHK教育テレビ→NHK Eテレ
放送期間総合テレビ版:
1993年4月10日 - 1994年3月19日
Eテレ版:
1994年10月3日 -
その他字幕放送
ハイビジョン制作(2008年3月31日 - )
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『忍たま乱太郎』(にんたまらんたろう)は、日本放送協会(NHK)で放映されている日本のテレビアニメ作品。1993年(平成5年)4月10日から1994年(平成6年)3月19日まで総合テレビで放映されたあと、同年10月3日以降は教育テレビ→Eテレで放映されている。略称は「忍たま」[2][3][注 2]
概要

尼子騒兵衛忍者ギャグ漫画落第忍者乱太郎』が原作。アニメ化に際し「原作題名の『落第』という言葉が、放送局であるNHKでは放送コードに触れるため、『忍者のたまご』、略して『忍たま』に変更された」という噂が広がっているがソースはなく、サブタイトルに「落第」という単語が入った回があることから放送コードに触れているというのはデマではないかという見解もある(オープニング映像における原作名は「落第忍者乱太郎」名義で表記されている)。新聞のテレビ欄では「忍たま」または「忍玉」と表記されることがある。

字幕放送を実施。乱太郎の台詞は黄色、きり丸の台詞は水色、しんべヱの台詞は緑色、その他の人物の台詞は白で表示される[注 3]。字幕は基本的に小学3年生以下で習う漢字は漢字表記(振り仮名付きの場合あり)で、小学4年生以上で習う漢字はひらがなで表記される。2008年(平成20年)3月31日から本格的にハイビジョン制作へ移行した。

2017年(平成29年)に放送25年目を迎えた。2021年(令和3年)現在、NHKのアニメ作品の中では最長寿作品であり[注 4]、20周年を迎えた2012年(平成24年)に放送された第20期第88話、第89話では「おじゃる丸15th 忍たま乱太郎20th 記念企画」として、二番目の長寿作品である『おじゃる丸』とコラボ企画を行った[5](ただし、おじゃる丸の登場人物が出演したというわけではなく、乱太郎達がパロディネタを披露した程度)。同じ放送日の『おじゃる丸』でも同じ企画が行われた。

子供向けアニメとしては異例と言えるほど女性からの人気が高く、劇場版第一弾の公開時は、観客の8割が女性客だった[6]。特に大人の女性のファンが多く、朝日小学生新聞の編集部によれば「以前は子供がピョンピョン跳び回るイメージでしたが、作画が変化し、内容もシビアなシーンが盛り込まれた。特に、登場する先生達がキラキラとイケメンになっているのが大きい」とのこと[7]。原作漫画は2019年(令和元年)12月に連載を終了したが、NHKによると、放送は今後も継続するとしている[8]
略歴

1993年(平成5年)4月10日 - NHK総合テレビ
土曜18:10枠のアニメ(現:NHK Eテレ 土曜17:35枠のアニメ)として放送開始。

1994年(平成6年)10月3日 - 放送時間を10分に短縮し(1週間単位では50分に延長)、NHK Eテレ(当時はNHK教育テレビ名義)において、母と子のテレビタイム(現:Eテレキッズ)枠で放送開始。主題歌『勇気100%』担当歌手が光GENJIから光GENJI SUPER5に変更。

1994年(平成6年)11月17日(第2期) - 斜堂影麿が初登場。

1996年(平成8年)2月26日(第3期) - 五年生が初登場(当初は不破雷蔵、鉢屋三郎のみ)。

1996年(平成8年)6月29日 - 劇場版アニメ第一弾『映画 忍たま乱太郎』が公開。

1996年(平成8年)7月23日(第4期) - 小松田秀作が初登場。

1997年(平成9年)11月5日(第5期) - 一年い組が初登場(当初は伝七のみ)。

1998年(平成10年)2月4日(第5期) - ドクたまが初登場。

1998年(平成10年)4月21日(第6期) - 六年生が初登場(は組の善法寺伊作、食満留三郎を除く)。

1999年(平成11年)(第7期) - 一年ろ組が初登場(当初は孫次郎のみ)。

2001年(平成13年)4月2日(第9期) - 本編の作画方式をセル画からデジタル制作に移行(ED(エンディング)はそれ以前から)。

2001年(平成13年)6月22日(第9期) - 福富しんベヱ、喜三太、立花仙蔵による「厳禁シリーズ」が開始。

2002年(平成14年)4月1日(第10期) - 主題歌『勇気100%』担当歌手が、第2期放送開始から約7年半続いた光GENJI SUPER5からYa-Ya-yahへ変更され、OP(オープニング)アニメーションもCGを組み合わせたものに変更された。

2002年(平成14年)4月18日(第10期) - 善法寺伊作が初登場。

2002年(平成14年)5月12日 - 放送開始10周年を記念したイベントがZepp TOKYOで開かれ、乱太郎・きり丸・しんべヱ・山田伝蔵の着ぐるみのほか、主題歌を歌っているYa-Ya-yahのメンバー(薮宏太赤間直哉鮎川太陽山下翔央・星野正樹)が出演し、ショーや歌を披露した。

2003年(平成15年)4月7日(第11期) - サブタイトルアニメーションを一新。馬飼野康二による新BGMが使用されるようになる。また、この改編期より初めてNHK以外の放送局での再放送が始まった(第1号はJ:COM東京)。

2004年(平成16年)5月19日(第12期) - レギュラー放送1000回を達成した。

2006年(平成18年)4月17日(第14期) - タソガレドキ忍軍が初登場(当初は雑渡昆奈門のみ)。

2006年(平成18年)7-8月(第14期) - NHK衛星第2にて最初期(第1期)の回を「BS夏休みアニメ特選」枠内にて放送した。

2007年(平成19年)4月2日(第15期) - 斉藤タカ丸が初登場。

2007年(平成19年)5月4日(第15期) - 放送開始15周年を記念したスペシャルアニメ『忍たま乱太郎 15年スペシャル“ドクタケ温泉の段”』を放送。ハイビジョン方式で制作されたが、第15期の通常回は全て4:3の従来の形式で制作された。

2008年(平成20年)3月31日(第16期) - ハイビジョン制作に移行。OP、サブタイトルアニメーションも一新された。ただし、再放送(第15期までの作品)はオープニング以外4:3となっている。

2008年(平成20年)4月15日(第16期) - 食満留三郎が初登場。

2008年(平成20年)5月23日(第16期) - 摂津のきり丸、潮江文次郎、七松小平太、中在家長次による「アルバイトシリーズ」が開始。

2009年(平成21年)3月30日(第17期) - 主題歌担当歌手がHey! Say! JUMPに変更される(OPアニメーションは変更されず)。また、再放送の本編において両サイドに付けられていた灰色の帯を廃止し、黒無地のみとなった。

2009年(平成21年)10月12日-23日・同30日-2010年5月28日までの毎週金曜日(第17期-第18期) - 人形劇「連続人形活劇 新・三銃士」放送のため、放送が休止。

2010年(平成22年)1月13日 - 東京ドームシティ シアターGロッソで初の本格ミュージカル『忍たま乱太郎』が上演された。

2010年(平成22年)3月29日(第18期) - 主題歌担当歌手がNYCへ変更。OPアニメーションもマイナーチェンジした。

2011年(平成23年)3月12日 - 劇場版アニメ第二弾『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』が公開[9]2012年(平成24年)1月2日に地上波初放送された。

2011年(平成23年)3月28日(第19期) - サブタイトルアニメーションを変更。

2011年(平成23年)9月9日(第19期) - 猪名寺乱太郎、善法寺伊作、食満留三郎による「同室シリーズ」が開始。

2012年(平成24年)4月2日(第20期) - 主題歌担当歌手がSexy Zoneへ変更。OPアニメーションも20周年を記念したものに一新された。劇場映画版「忍術学園 全員出動!の段」のBGMが使用されるようになる。

2013年(平成25年)3月20日(第20期) - 放送開始20周年を記念したスペシャルアニメ『忍たま乱太郎 20th スペシャルアニメ 忍術学園と謎の女これは事件だよ?!の段』がNHK総合にて放送(NHK総合での新作アニメ初回放送は第1期放送以来19年振りとなる)。同年12月31日にNHK Eテレにて再放送された。

2013年(平成25年)3月29日 - 忍たま乱太郎20年スペシャルラジオとして、忍たま乱太郎がラジオ番組として初めて放送された[10]

2014年(平成26年)3月10日-21日(第22期) - アニメ『ナンダカベロニカ』放送のため、放送が休止。

2015年(平成27年)3月30日(第23期) - サブタイトルアニメーションとBGMを一新。OPアニメーションもマイナーチェンジした。

2015年(平成27年)4月28日(第23期) - 浜守一郎が初登場。

2016年(平成28年)2月11日、3月5日 - NHK BSプレミアムの科学番組『コズミックフロント☆NEXT』とのコラボレーション番組『忍たま乱太郎の宇宙大冒険 with コズミックフロント☆NEXT』がNHK総合にて放送された[11]

2016年(平成28年)4月4日(第24期) - 主題歌担当歌手がジュニアBoysへ変更。

2017年(平成29年)4月3日(第25期) - OPアニメーションが25周年を記念したものに一新。一年生の制服の井桁模様、くのいち教室の制服の渦巻模様が本編においても白字に、また、荷物の風呂敷包みのデザインも無地に変更された。サブタイトルアニメーションも変更された。このシリーズの初回は第1期第1話をオマージュした内容であった。

2017年(平成29年)6月13日(第25期) - レギュラー放送2000回を達成した。

2018年(平成30年)12月19日(第26期) - NHK総合のバラエティ番組『LIFE!』とのコラボエピソード『忍者右左ヱ門の段』を放送。内村光良田中直樹塚地武雅がゲスト声優として出演する[12]

2020年(令和2年)3月2日 - NHKプラスでの同時ネット配信と見逃し配信を開始[13]

2020年(令和2年)10月24日 - 特別番組「忍たま乱太郎と行こう!にっぽん宇宙旅『鹿児島でロケットにムチュウ!の段」を放送[14]。着ぐるみの乱太郎達が鹿児島県を訪れ天体について学ぶ。番組内では「こうしちゃいられない」「0点チャンピオン」など歴代の主題歌で乱太郎達がダンスをするシーンが挿入される。また、オリジナル曲「Dance! ウチュウチュ」のダンスを披露した[15]

2021年(令和3年)1月5日(第28期) - 羽丹羽石人が初登場。

2022年(令和4年)4月4日(第30期) - 主題歌担当歌手がジャニーズJr.へ変更。

特徴・その他

原作に引き続き厳密な時代考証が貫かれており、明白に冗談とわかるような現代の事物や外来語五百円硬貨テレビエレキギター等)の登場は許されるが、安土桃山期以降の物品を出すのは厳禁となっている。誤って江戸期の物品(寛永通宝等)を描いたために原作者の要請で修正を行った回があるほど[16]

最初期の放映分では、戦国時代の設定から戦死者の描写などがあったが、その後かかる描写はなくなった(第1期の再放送についてもその描写がある話のみ飛ばして放送し、放送されなかった)。封印作品も幾つか存在し、初期には人身売買どもり等を取り扱った話が放送されていたが、何れも再放送・DVD収録はなされていない。


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