必殺仕事人2009
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必殺仕事人2009
ジャンル時代劇
企画山本晋也(朝日放送
亀山慶二(テレビ朝日
出演者東山紀之
松岡昌宏
大倉忠義
田中聖
谷村美月
宇梶剛士
中越典子
野際陽子
藤田まこと
白木万理
和久井映見
菅井きん
ナレーター春風亭小朝
音楽平尾昌晃
オープニング作曲:平尾昌晃
「仕掛けて仕損じなし」
エンディングThe SHIGOTONIN
鏡花水月
国・地域 日本
言語日本語
製作
チーフ・プロデューサー森山浩一(朝日放送)
プロデューサー内山聖子(テレビ朝日)
柴田聡(朝日放送)
山川秀樹(テレビ朝日)
武田功・三好英明(松竹
編集園井弘一
制作朝日放送
テレビ朝日
松竹

放送チャンネルテレビ朝日系列
映像形式HD24P収録
音声形式ステレオ放送

新春スペシャル
放送期間2009年1月4日
放送時間日曜21:00 - 23:09
放送分129分
回数1
公式サイト

連続ドラマ
放送期間2009年1月9日 - 6月26日
放送時間金曜21:00 - 21:54
放送枠朝日放送・テレビ朝日金曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数22
公式サイト

番組年表
前作必殺仕事人2007
次作必殺仕事人2010
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『必殺仕事人2009』(ひっさつしごとにん にせんきゅう)は、朝日放送テレビ朝日が共同製作し、テレビ朝日系列で放送された時代劇。主演は東山紀之

必殺シリーズの第31作、必殺仕事人シリーズの第10作、中村主水シリーズの第16作にして最終作である。また、朝日放送『必殺仕事人』シリーズ30周年記念、テレビ朝日開局50周年記念作品である。

ここでは、新春スペシャル版・連続ドラマ版の両方について解説する。
概要

テレビ朝日系で2007年7月7日に放送された『必殺仕事人2007』(以降、『2007』と表記)の視聴率が、関東地区で20.9%、関西地区で24.0%と好調だったことから、『2007』のキャストを引き継ぎ『必殺仕事人2009』として連続ドラマ化が決定した。劇中の時系列では『2007』から二年後[1]という設定で、藤田まこと演じる“番組の顔”としての中村主水と、東山紀之演じる“物語の主人公”としての渡辺小五郎、という二枚看板での本格的な始動となる。

旧シリーズ当時、ジャニーズ事務所に所属していたひかる一平演じる西順之助の登場以来、『必殺仕事人』シリーズとジャニーズ事務所は密接な関係にあったが、本作品では主演の面々に加え、テーマ曲を東山・松岡・大倉によるユニット“The SHIGOTONIN”が務めるなど、今まで以上にジャニーズ事務所のアイドルが露出する内容となっている。また、中村主水を演じる藤田まことにとっては、食道癌による休養からの復帰第1作となった。大倉・田中(10代)、松岡(20 - 30代)、東山(40代以降の女性視聴者)三世代の異なる年代を配し、マニアと呼ばれるコアファン層に向けては不変の中村主水を演じる藤田まことを据えて、幅広い視聴者層をターゲットにしている。後期仕事人シリーズと同様に、放映当時の現代日本の世相を番組内容に取り込んだり、それらをパロディ化したシーンも少なくなかった。

レギュラーシリーズとしては初となる、独立したエンディングを持たない作品(本編エピローグに重ねて主題歌とスタッフロールが流れる)。

BGMは、『必殺仕掛人』のオープニングテーマを流用したオープニングをはじめ、旧作品からの流用が中心となっている。

作風は、初期のシリーズに回帰することを前提としており、ハードな印象のものになった。放送期間が延長され2クール目を迎えると、源太が壮烈な死を遂げてしまうなど、さらにハードな展開になったが、小五郎とこう・ふく、涼次と如月のコミカルなやり取りや、源太と作太郎の血の繋がりを超えた親子愛も強調され、シリアスになりすぎないための配慮がなされている。
新春スペシャル版

連続版の開始5日前に当たる2009年1月4日の日曜日21:00 - 23:09(通常は「日曜洋画劇場」の枠)に、連続版の事実上の初回となる2時間スペシャルを放送した。視聴率は関東地区18.6%、関西地区25.8%(いずれもビデオリサーチ調べ)であった。ラストシーンがそのまま連続ドラマに繋がる形になっている。
連続ドラマ版

2009年1月9日から6月26日まで毎週金曜日21:00 - 21:54[2]に連続ドラマとして放送された。必殺シリーズの連続版では初めてのハイビジョン制作になる。

必殺シリーズが連続版として放送されるのは、火曜9時枠で放送していた『必殺仕事人・激突!』終了以来16年10か月ぶり(番組宣伝では17年ぶりと表記している)となり、テレビ朝日系列で放送される連続版の時代劇としては、『素浪人 月影兵庫』終了以来1年4か月ぶり、テレビ朝日系金曜夜9時枠で時代劇が放送されるのは、当時のネット局であった毎日放送が制作を手掛けた1974年の『幡随院長兵衛お待ちなせえ[3]毎日放送東宝俳優座映画放送制作)終了以来34年3ヶ月ぶりである。ちなみに同枠は後番組が現代劇ドラマ『コールセンターの恋人』となったため、必殺シリーズ新作はここで途絶え、テレビ朝日系列の連続時代劇は『信長のシェフ』まで待つことになる。テレビ朝日系金曜夜9時枠が三度連続ドラマ枠となった2006年4月から2011年3月までの約5年間、放送されたドラマの中では本作が唯一の時代劇で、本作以降、テレビ朝日系金曜夜9時枠では現在に至るまで時代劇は一切放送されていない。

従来の作品ではメインタイトルに続けてサブタイトルが表示されていたが、本作では話数が表示されており、サブタイトルは映像には表示されない。放送リストのサブタイトルは新聞テレビ欄用に作成されたものである。最終話はオープニングなしで本編から始まり、メインタイトルと話数は本編映像に重ねる形で表示された。また、前述のとおり独立したエンディングがないほか、クレジットではナレーター(本作では「語り」と表記)を除き役名の表記が一切ないのも従来と異なる。

当初は1クールの放送予定であったが、先述のとおり高視聴率を獲得したため、放送期間が2クールに延長された。

4月7日、公式サイトにて源太役の大倉が第11話にて卒業(殉職)することを明らかにし[4]、大倉のみ1クールの出演となった(12話および最終話には回想シーンのみの登場)。後任として13話からKAT-TUN(当時。現フリー)の田中聖が加わっている[5]

基本的には1話完結だが、前後編構成の2週完結となる複雑なストーリーのエピソードも作られた(第10話 - 第11話及び第12話 - 第13話及び第21話 - 最終話)。

基本的な挿入歌は「仕事人出陣」で纏められているが、稀に過去の必殺シリーズのBGMを使用することもある(『助け人走る』の『望郷の旅インストゥルメンタルII』など)。

全22話の平均視聴率は関東地区が11.7%、関西地区が16.2%で、最高視聴率は関東地区が14.7%、関西地区が21.9%(共に初回)だった(いずれもビデオリサーチ調べ)。

2010年3月に、続編となるスペシャルドラマ『必殺仕事人2010』の制作が発表され、同年7月10日に放送された。2010年2月に、長年主水役として必殺シリーズに出演してきた藤田まことが死去したが、藤田の元所属事務所から「藤田も新しいメンバーとの『必殺』を喜んでいた」と聞かされ、追悼の意味を込めて制作されたという。藤田もオープニングと回想シーンのみではあるが登場し、エンディングには藤田の名も表記されている。キャストは、本作とほぼ同じ。
出演者
仕事人
渡辺小五郎(わたなべ しょうごろう)
演 -
東山紀之少年隊)南町奉行所の定町廻り同心


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