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心霊探偵八雲
ジャンルミステリ[1]
小説
著者神永学
イラスト単行本:加藤アカツキ
文庫版:鈴木康士
出版社単行本:
文芸社→角川書店→KADOKAWA
文庫版:角川書店→KADOKAWA
レーベル角川文庫(文庫版)
刊行期間2004年10月 - 2020年6月
巻数単行本:全14巻
文庫版:既刊18巻(2020年5月現在)
漫画:心霊探偵八雲 ?赤い瞳は知っている?
原作・原案など神永学
作画都戸利津
出版社白泉社
掲載誌別冊花とゆめ
レーベル花とゆめCOMICSスペシャル
発表号2007年5月号 - 2008年3月号
発表期間2007年3月26日 - 2008年1月26日
巻数全2巻
話数全9話
漫画
原作・原案など神永学
作画小田すずか
出版社角川グループパブリッシング
掲載誌月刊Asuka
レーベルあすかコミックスDX
発表号2009年8月号 - 2016年8月号
発表期間2009年6月24日 - 2016年6月24日
巻数全14巻
ドラマ
監督山本清史、寺内幸太郎
脚本山本清史、寺内幸太郎
制作トルネード・フィルム
放送局テレビ東京(関東ローカル)
放送期間2006年4月3日 - 6月26日
話数全13話
ドラマCD
発売元フロンティアワークス
発売日2009年11月26日
アニメ
原作神永学
監督黒川智之
シリーズ構成川崎ヒロユキ
脚本川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン芝美奈子
音楽R・O・N
アニメーション制作ビィートレイン
製作NHK
放送局NHK BS2
放送期間2010年10月3日 - 12月26日
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・テレビドラマ・アニメ
ポータル文学・漫画・テレビ・ドラマ・アニメ
『心霊探偵八雲』(しんれいたんてい やくも)は、神永学の小説シリーズ。第1巻は同作者の『赤い隻眼』を大幅にリニューアルしたもの。
テレビドラマ・漫画・舞台・ドラマCD・テレビアニメ化されており、2020年7月時点でシリーズ累計部数は700万部を突破している[2]。 赤い左眼を持ち、死者の魂を見ることのできる大学生、斉藤八雲はある事件をきっかけに同じ大学に通う小沢晴香と知りあう。八雲は、その特異な体質で謎に満ちた怪事件に次々と挑むことに。自らの力に苦悩しながら、救われぬ魂と向き合い晴香と仲を深める八雲。だが、やがて事件の陰に「両眼の赤い男」の存在が見え隠れするようになる。 八雲と謎の男との間に何があったのか。そして晴香を始め、八雲を取り巻く様々な人々との関係の行方はどうなってしまうのか。 担当声優は、テレビアニメ版 / ドラマCD版の順で記載。声優1名だけの記載の場合は、テレビアニメ版のみであることを示す。「演」はテレビドラマ版で演じた俳優。
あらすじ
登場人物
主要人物
斉藤 八雲(さいとう やくも)
声:小野大輔[3](ドラマCD共通) / 演:與真司郎本作の主人公。死者の魂が見える赤い左目をもった青年。明政大学の学生。その体質や生い立ちのため、これまで誰にも心を開かずにいたが、自分の眼を初めて「きれい」と言った晴香に対して微妙な感情を持ち始め、周囲の人間とも絡むようになった。ずっと黒いコンタクトレンズで赤い目を隠していたが、一心の死以降は、隠すのをやめている。口はかなり悪く、ひねくれ者であるが、内心では人や命の重さを理解している。しかし自身の命は軽んじることが多く、自ら進んで危険をおかす癖がある。7巻で関わった事件で自分の祖母の詳細を知り、8巻で母と雲海(両目が赤い男)が異母兄妹であり、そんな2人の間に生を受けたという出自を知った。アニメ版では脇の下が弱く指先で脇を押されると飛び上がる癖がある。車の免許を持っており、運転も出来る。コミックス版と角川文庫版5巻のショートストーリーでは甘党のような描写がある。ドラマ版ではヒステリックになることがあり、生年月日は1986年8月3日生まれである。原作でも夏生まれと思われる描写がある。『確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム』にも晴香と共にちらりと登場し、御子柴と度々チェスをしているらしいことが明かされた。
小沢 晴香(おざわ はるか)
声:藤村歩[3] / 平野綾 / 演:石井めぐる本作のヒロイン。八雲の同年代の友人であり自称助手(八雲曰く『トラブルメーカー』)。明政大学教育学部(アニメ版では文学部教育学科)の学生。他人に頼まれると断れない性格。オーケストラサークルに所属しフルートを吹く。親友の美樹が幽霊に憑依されたため八雲を訪ねる。八雲とともに事件に関わるうちに彼に惹かれていく。八雲が自分一人で悩むことに心を痛め、八雲を支えると誓った。八雲から託された梓の形見のネックレスを肌身離さずつけている。七歳の時に自分が切っ掛けで双子の姉・綾香が事故死したため、そのことで13年間苦しんでいたが、八雲によって救われた。父の一裕はよほど娘のことを大事にしているらしく、晴香の母にそそのかされて八雲への食事に石を入れるなどした。
後藤 和利(ごとう かずとし)
声:東地宏樹[3](ドラマCD共通) / 演:山崎直樹幼いころからの八雲を知る刑事。階級は警部補。昔母親に殺されそうになった八雲を助けた。中学生の八雲と再会し、以降不思議な事件を八雲のもとに持ち込むようになる。熊のような風貌を八雲に皮肉られることが多い。一心の死後、奈緒を引き取った。その後、一心の寺に妻と共に住んでいる。8巻で八雲に殺人の容疑がかけられた時、逮捕しに来た西多摩署の私服警官達を妨害し、八雲を逃がしたため警察を懲戒免職処分となる。その後心霊関係専門の探偵事務所を開くことを考えているようだが、八雲からは無協力を表明されている。『怪盗探偵山猫』にちらりと登場し、霧島さくらの電話に出ていた。後藤は八雲の名前は出していないが、さくらに愚痴を言っているようだった。
石井 雄太郎(いしい ゆうたろう)
声:川島得愛[3] / 演:田辺伸之助
土方 真琴(ひじかた まこと)
声:豊口めぐみ / 演:石坂ちなみ警察署長の娘であり、北東新聞社の女記者。とある事件で安藤の幽霊に憑依されるも、八雲らに助けられ、以後事件解決のために協力している。石井に思いを寄せているが、幽霊に憑依した際の恐ろしい形相が原因で怖がられていた。ドラマ版では安藤の幽霊に憑依されない(憑依の対象者が佐貫千鶴に変わっている)。