微笑がえし
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「微笑がえし」
キャンディーズシングル
初出アルバム『CANDIES FINAL CARNIVAL Plus One
B面かーてん・こーる
リリース1978年2月25日
ジャンルアイドル歌謡曲
レーベルCBSソニー
作詞・作曲作詞:阿木燿子
作曲:穂口雄右
チャート最高順位


週間1位(オリコン

1978年度年間5位(オリコン)

1位(ザ・ベストテン

1978年年間2位(ザ・ベストテン)

キャンディーズ シングル 年表

わな
1977年)微笑がえし
1978年つばさ
(1978年)

収録アルバム『CANDIES FINAL CARNIVAL Plus One

悲しきためいき
(22)微笑がえし(Live)
(23)年下の男の子
(24)



つばさ
(27)微笑がえし(Single)
(28)インスピレーション・ゲーム
(29)


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「微笑がえし」(ほほえみがえし)は、1978年2月25日にリリースされたキャンディーズの活動期間内ラスト・シングルである。
解説

歌詞中には「
春一番」「わな」「アン・ドゥ・トロワ」など、シングル曲のタイトルが随所に入れられている。これは作詞者・阿木燿子からのはなむけであったという[1]。また歌唱時の振り付けでも「ハートのエースが出てこない」「年下の男の子」「やさしい悪魔」等が、モチーフ的に登場している。作曲の穂口雄右も、キャンディーズのこれまでの楽曲的要素を随所に織り込んだという。また、作曲は元々穂口と決まっていたわけではなかったが、阿木が「キャンディーズはやっぱり穂口さんじゃないかしら」と主張したことで起用に至ったという[2]。このことが関係しているかどうかは定かではないが、歌詞は穂口が作詞も担当した「春一番」から始まっている。

11月には「つばさ」がリリースされているが、これは@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}キャンディーズの意向に反してリリースされたもの[要出典]であり、またシングル曲として最後にレコーディングされた曲が「微笑がえし」だったこともあり、この曲がラスト・シングルとされている[要出典]。

オリコンでは最初で最後の1位を獲得。シングル売上は累計で100万枚[3]と、キャンディーズ最大のヒット曲となった。

また、親衛隊などのチャート工作が壮絶であった事が、現在でも語り草になっている[要出典]。当時放送開始直後だった「ザ・ベストテン」でも、解散後も含め一月近くリクエスト一位を維持するほどであった。

長調の曲で、サビは3声和音と2声和音、それ以外はユニゾン、2声和音、3声和音の歌唱であり、ソロがない。サビの和音は、レコードでは3人がほぼ均等の声の大きさになっているが、ステージなどでの歌唱では主旋律を歌うスーが大きめに発声し主旋律を強調している。ト長調で最後はY度の偽終止。

当時の音楽番組では、1番目のサビ部分でセンターのランと左位置のミキとが、3番目のサビ部分でセンターのランと右位置のスーとが、それぞれ交替した上で歌唱していた。

穂口の要請によりこの曲は、初見でレコーディングを行った[2]

レコーディングが終わりOKが出ると居合わせたスタッフが総立ちで拍手をしたという。またそれを見たメンバーも人目を憚らず号泣したという[4]穂口の証言によれば穂口自身も含めスタジオ内にいたスタッフ全員が泣いていたという[2]

「ベストテン」では前述の通り、解散後もランクインしており、番組宛に「三人の声が聞きたい」というリクエストがあったため、慰労も含めた海外旅行中にキャンディーズとして近況報告を行った。その際、番組スタッフは国際電話を放送時間まで繋ぎ続けた(当時は国際電話は繋がりにくく一度切ると繋がるのに再度時間がかかったため)。その結果、電話代が数十万円に達していたという。

歌詞に登場する曲名

「微笑がえし」に登場する自身の曲名(登場順)
春一番」 - 1976年3月1日発売9thシングル

わな」 - 1977年12月5日発売16thシングル ※歌詞中の表記は「罠」


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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