「御殿場」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「御殿場 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ごてんばし
御殿場市旗御殿場紋章富士山と御殿場のGの字からなる
国 日本
地方中部地方、東海地方
都道府県静岡県
市町村コード22215-1
法人番号1000020222151
面積194.90km2
総人口84,195人 [編集]
(推計人口、2022年12月1日)
人口密度432人/km2
隣接自治体裾野市、富士宮市、富士市、駿東郡小山町
神奈川県:足柄下郡箱根町
市の木ケヤキ
市の花富士桜
市の鳥クロツグミ
御殿場市役所
市長[編集]勝又正美
所在地〒412-8601
静岡県御殿場市萩原483番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度18分31秒 東経138度56分05秒 / 北緯35.30869度 東経138.93461度 / 35.30869; 138.93461座標: 北緯35度18分31秒 東経138度56分05秒 / 北緯35.30869度 東経138.93461度 / 35.30869; 138.93461
外部リンク公式ウェブサイト
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村
地理院地図GoogleBingGeoHack
MapFanMapionYahoo!NAVITIMEゼンリン
表示 ウィキプロジェクト
御殿場市(ごてんばし)は、静岡県東部に位置する人口約8.5万人の市。富士山周辺・箱根観光への交通拠点となっている高原都市である。標高が高いことから気候は冷涼で降水量が多い。 御殿場市は富士山の麓にあり市街地の標高は250 - 700m(市役所は450m)ぐらいである。気候は冷涼多雨で年平均気温は12.9°C、年平均降水量は2,819mmとなっており湿度が高く霧が発生することも多い。冬は静岡県内の都市としては寒さが非常に厳しく雪が降ることが多い。また、夏は涼しく熱帯夜、猛暑日が観測されたことはほとんどない[1]。なだらかに傾斜した土地は主に水田などに利用され、のどかな景観をつくっている。 富士登山の拠点として栄え、1889年(明治22年)の東海道線(現御殿場線)開通以降は富士登山口や避暑地としても発展した。東名高速道路開通で工業の進出も盛んになった。 1912年(明治45年)には陸軍が演習場を開設し、軍隊の町という性格も帯びるようになった。現在も陸上自衛隊の3つの駐屯地(板妻、駒門、滝ヶ原)と本州最大の演習場である東富士演習場、また、在日米軍海兵隊のキャンプ富士地区があり、市域の3分の1が防衛関連で利用されている。毎年8月には富士総合火力演習が行われる。 避暑地としての性格も健在で、市内にはゴルフ場が点在し、三井住友VISA太平洋マスターズの大会が毎年開催される。また、日本最大級のアウトレットモールである御殿場プレミアムアウトレットがある。富士山御殿場口があり、他の登山道に比べて自動車で登れる五合目の位置が低いため、砂走りを楽しむ下山道として利用されることが多い。この登山道を利用して富士登山駅伝が行われる。 静岡県の東部に位置する。西の富士山、東の箱根山、北の丹沢山地、南西の愛鷹山に囲まれた平らな土地に御殿場市は位置する。丹沢山地や愛鷹山の麓はそれぞれ小山町北郷地区・須走地区と裾野市須山地区になっているが、地形的には一体化している。南側は駿河湾に向かって開けている。市域は西から、富士山とその裾野、平地、箱根山の斜面に分けられる。 市域南部は駿河湾へ注ぐ狩野川水系の黄瀬川、北部は相模湾へ注ぐ酒匂川水系の鮎沢川の流域になっている。二つの川の分水嶺はおおむね御殿場駅付近である。 東山湖 123456789101112 インペリアル換算 夏季に雨が多く、冬は晴れる太平洋側気候だが、標高が高いため冷涼な気候である。駿河湾や相模湾からの湿った空気が富士山付近で雲になりやすいため、降水量が多い。また、雲や霧の発生も多く年間日照時間は1,700.7時間と、三島の1,952.7時間と比べて少なくなっている。 梅雨の時期は雨や霧が多い。夏の日中は蒸し暑くなるが、夕方以降は気温が下がり快適な日が多い。 冬は晴れの日が多いが、太平洋岸を低気圧が通過する際に(いわゆる南岸低気圧)大雪になりやすく市街地で30cmほどの積雪になる場合がある(過去には80pを越える積雪もあった。)[2]。 富士山、丹沢、箱根山、愛鷹山に囲まれた複雑な地形のため、局地的な前線が発生し、御殿場や箱根だけが雨や雪になることがあり、御殿場では御厨の私雨(みくりやのわたくしあめ)とも呼ばれる。富士山に笠雲がかかると雨が降るという古くからの民間の気象知識は現在でもよく知られている[3]。 御殿場(1981-2010)の気候
概要
地理
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真
気候と気象
103 8-2 128 8-2 258 112 243 177 261 2011 322 2316 302 2719 304 2821 368 2517 267 2011 181 155 84 100
気温(°C)
総降水量(mm)
出典:気象庁アメダス(御殿場, 1981年-2010年平均)
123456789101112
4 4628 5 4729 10 5235 9.6 6244 10 6953 13 7460 12 8067 12 8369 14 7763 10 6852 7.1 5941 3.3 5132
気温(°F)
総降水量(in)
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)16.2
(61.2)20.3
(68.5)22.2
(72)25.5
(77.9)30.3
(86.5)32.7
(90.9)33.8
(92.8)35.3
(95.5)33.0
(91.4)29.2
(84.6)22.7
(72.9)20.2
(68.4)35.3
(95.5)
平均最高気温 °C (°F)7.7
(45.9)8.1
(46.6)11.2
(52.2)16.5
(61.7)20.4
(68.7)23.1
(73.6)26.6
(79.9)28.4
(83.1)25.1
(77.2)20.0
(68)15.1
(59.2)10.4
(50.7)17.7
(63.9)
日平均気温 °C (°F)2.5
(36.5)3.1
(37.6)6.2
(43.2)11.3
(52.3)15.5
(59.9)18.9
(66)22.4
(72.3)23.7
(74.7)20.5
(68.9)15.1
(59.2)9.9
(49.8)5.0
(41)12.8
(55)
平均最低気温 °C (°F)?2.1
(28.2)?1.6
(29.1)1.6
(34.9)6.6