御崎公園球技場
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御崎公園球技場
ノエビアスタジアム神戸


施設情報
所在地兵庫県神戸市兵庫区御崎町1-2-2[1]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度39分24.15秒 東経135度10分8.27秒 / 北緯34.6567083度 東経135.1689639度 / 34.6567083; 135.1689639座標: 北緯34度39分24.15秒 東経135度10分8.27秒 / 北緯34.6567083度 東経135.1689639度 / 34.6567083; 135.1689639
起工1999年10月[2]
開場2001年10月(竣工)[2]
所有者神戸市
運用者楽天ヴィッセル神戸
グラウンドSISGrass
ピッチサイズ105 x 68 m
大型映像装置LED方式 2面
建設費230億円[2][3]
設計者大林組神戸製鋼所JV[2]
建設者大林組・神戸製鋼所JV [2]
旧称
ホームズスタジアム神戸
(命名権:2007年3月 - 2013年2月)
使用チーム、大会
ヴィッセル神戸(Jリーグ)
INAC神戸レオネッサ(WEリーグ)
コベルコ神戸スティーラーズJAPAN RUGBY LEAGUE ONE
2002 FIFAワールドカップ
ラグビーワールドカップ2019
INOKI BOM-BA-YE 2003
全日本高等学校女子サッカー選手権大会(2014年度 - 2016年度、2019年度 - 現在)
収容人員
30,132人[1](2021年現在)
アクセス
#アクセスを参照。

御崎公園球技場(みさきこうえんきゅうぎじょう、: Misaki Park Stadium)は、兵庫県神戸市兵庫区御崎公園内にある球技場。施設は神戸市が所有し、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)・ヴィッセル神戸の運営会社で楽天の子会社である楽天ヴィッセル神戸が都市公園法に基づく管理許可制度により運営管理を行っている。

なお、神戸市中央区に本社を置くノエビア命名権を取得しており、2013年3月1日から「ノエビアスタジアム神戸」(ノエビアスタジアムこうべ、略称「ノエスタ」)の呼称を用いている(後述)。なお、命名権が導入されるまでの愛称は神戸ウイングスタジアム(こうべウイングスタジアム)。ただし、国際試合などによりネーミングライツが使用できない場合は引き続き使用される。
歴史
神戸市立中央球技場

1970年、旧神戸競輪場跡地に神戸市立中央球技場(こうべしりつちゅうおうきゅうぎじょう)として開場。国内初の夜間照明を備えた本格的な球技専用の競技場で、当時は13,000人収容、メインスタンドが座席、バックスタンドは立見、ゴール裏は芝生席であった。

日本サッカーリーグ(JSL)時代は主にヤンマーディーゼルサッカー部の試合を中心に開催され、松下電器産業サッカー部の試合でも使われた。Jリーグ発足後は1992年のJリーグカップガンバ大阪が主催試合を行ったが、その後はスタジアム規定や後述の改修工事などの関係でトップチームの試合には使われず、Jサテライトリーグが主であった。

中央球技場時代には日本男子代表の国際Aマッチ開催はなかったが、1981年9月6日にサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の日本国内での最初の国際Aマッチ(対サッカーイングランド女子代表戦)が開催されている[4]。なお、1970年代から1980年代にかけてトッテナム・ホットスパーを始めとする欧州の強豪クラブを迎えて日本男子代表が親善試合を開催した記録がある[5]

1979 FIFAワールドユース選手権が日本で開催された際には、神戸中央球技場も会場となり[6]、グループリーグCのリーグ戦(ラウンドロビン方式)と準々決勝・準決勝1試合ずつが開催された。

また、社会人、大学、高校のアメリカンフットボールの試合会場としてもしばしば使用された。
御崎公園球技場

2002 FIFAワールドカップの開催に合わせて、仮設席を含んでの40,000人規模の収容能力を有するスタジアムとして改築された。1995年に発生した阪神・淡路大震災からの復興の途上で改築計画が立てられたため、一時は予算の制約から計画の中止(神戸総合運動公園ユニバー記念競技場の改修)も検討されたが、結局は当初の計画に沿って中央球技場の改築へ着手した。

2001年11月にまずゴール裏の仮設席を含めたW杯規格の42,000人収容のスタジアムとして第1次オープン[2]。同月にヴィッセル対横浜F・マリノス戦でこけら落としが行われた(メインスタンドには当時使用されていた『FIFA WORLD CUP/KOBE』の看板がある)。竣工時は、施工に携わった神戸製鋼所大林組共同企業体からの事業提案を受けて、両者が出資して設立された神戸ウイングスタジアムが都市計画法に基づく管理者として運営管理に当たった[7]

2003年に仮設席を撤去し、34,000人収容にする[3] と共に、開閉屋根やパノラマレストラン、スポーツジム施設などを整備した。同年よりヴィッセル神戸がホームスタジアムとして使用している。

2015年3月2日ラグビーワールドカップ2019の開催会場となることが発表された[8]

2017年10月より芝の改修工事に行い、日本のスタジアムでは前例のない天然芝(96%)に人工芝(4%)を挿入した、いわゆるハイブリッド芝SISGrass(シスグラス)が導入された。

2017年12月13日、神戸ウイングスタジアムとの15年間の管理運営契約が満了となるのを踏まえ、ヴィッセル神戸の運営会社である楽天ヴィッセル神戸からの申し出を受け、同社との間で平成30年度から10年間の管理運営に関する基本協定を締結した[7]

2018年の末に改修工事を実施(総工費約1億円)。場内の照明が神戸市によってLEDライトへ完全に置き換えられた[9] ほか、選手ゲートの真横に「VIPラウンジ」(ゲートを入・退場する選手の姿をガラス越しで間近に見られるスペース)を新設した。2019年からは、ヴィッセル神戸主催のJ1リーグ公式戦開催日に限って、ピッチサイド上でタッチラインから6mしか離れていない場所に「特別席」(最大35席)を設けている[10]

なお、2020年の初頭から新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大していることを受けて、2021年Jリーグ開幕直前の2月22日には「散布型ドローンを用いた新型コロナウイルス感染症対策としての実証実験」として光触媒コーティングを全ての観客席に施した。


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