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『とある魔術の禁書目録』のキャラクター
初登場第1巻
作者鎌池和馬
声佐藤利奈
詳細情報
性別女
職業中学生
家族御坂旅掛(父)
御坂美鈴(母)
出身地 日本
所属サイド科学サイド
レベル超能力者(レベル5)
能力電撃使い(エレクトロマスター)
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御坂 美琴(みさか みこと)は、鎌池和馬作のライトノベル『とある魔術の禁書目録』に登場する架空の人物。同作品におけるヒロインであり、外伝『とある科学の超電磁砲』の主人公。
担当する声優は佐藤利奈(アニメ版、ドラマCD版、ゲーム版共通)。 学園都市に住む中学生の少女。5月2日生まれ[3]の14歳。AB型。常盤台中学2年生。学園都市第3位の超能力者(レベル5)。能力名の「超電磁砲(レールガン)」[注 1][4]は通り名でもあり、作中ではよく「(常盤台の)超電磁砲」と呼称される。また、「常盤台のエース」と呼ばれることもある。住居は第7学区・「学舎の園」外部にある常盤台中学女子寮208号室。実家は神奈川県にある[5]。特徴的な口調や語尾などは特にない。 見目麗しく、化粧のいらない整った顔立ちであり、肩まで届く茶髪のボブカットに花飾りのヘアピン(6巻、アニメ版では2期以降)[注 2]を付けている。校則により休日でも制服着用義務があるために服装は常に常盤台中学の制服で、スカートの下にはクリーム色の短パンをはいている。靴下は、夏服の場合はルーズソックス、冬服時には紺色のハイソックスを履いているが、いずれも靴はローファーで合わせている。アニメ版や漫画版等のメディアミックス作品において、幼少期にはアホ毛が描写され、成長期には前髪として描写されている。自身の胸の成長に関してコンプレックスがあり[注 3]、豊胸のために努力を続けている。 竹を割ったようなサッパリとした勝気で活発な性格。誰に対しても飾らない直情的な言動が目立ち、親しい者とはタメ口など(布束には初対面だったため蹴りを入れられた)のくだけた態度で接するものの、良識はきちんと弁えており、人格破綻者揃いのレベル5の中で唯一まともな常識人と評されている[6][7]。ただ、第3位としての自負からか、格下の者に助けてもらっても礼も言わず、文句を言ったりすることもある(不良に絡まれている時に助けにきた上条や黒妻などに対して[注 4])。普段は上品とは言い難い振る舞いが多いが、バイオリンの演奏を得意とするなどの一面も持ち合わせる。黒子によると、一見乱暴で雑に見えるが振る舞いは礼儀・作法・教養・誇りを全て理解した上で形を崩した物に過ぎないといい[8]、「優しすぎる」とも評されている。 非常に正義感が強く、また真面目な努力家でもある。黒子と同じく「自分の中で絶対に曲げない信念があって、それを信じて実行する正義の人」[9]であるが、ヒーローとは困っている人のみならず悪人の側も救わないと気が済まない上条のような精神性を持つ者だと考えているため、自分自身はヒーローではないと思っている[10]。 小動物や低年齢向けマスコットなど、かわいらしいものを好むが、後述する能力の特性ゆえ、小動物に怖がられて近付けないために落ち込むことが多い。また、負けず嫌いでいったん勝負事になると周りが見えなくなる欠点がある。 一方で、「絶対能力進化計画」などの時のように自分自身の問題について抱え込んでしまう傾向にある。「魔神」との圧倒的な実力差を目の当たりにしてからはさらに思いつめるようになり、上条の隣に立つため新たなステージを模索して魔術に手を伸ばし、去鳴は「じきに大きく踏み外す」と警鐘を鳴らしている。 年相応の少女らしく少女趣味的な一面がある。「ゲコ太」や「キルグマー」などの幼年向けのキャラクターに愛着を持ち、下着やパジャマや水着などを選ぶセンスは黒子をはじめ友人から子供っぽいと言われている。またロマンチックな表現を好み、繊細な恋愛映画の愛好家でもある[11]。 幼少期、小学校にあがる頃[2]から学園都市に住んでいるようで、この頃に筋ジストロフィー治療の研究として自身のDNAマップを提供するが、これが後に「妹達(シスターズ)」誕生のきっかけとなる。現在は名門の常盤台中学に在籍しており、黒子とは同室である。常盤台の規則的な生活に従っているものの、たまに黒子と結託して門限や私物検査などを誤魔化したりしている。門限を破った際には、黒子と一緒にプール掃除をさせられたこともあった。 故障して美琴のお札を「飲んだ」自販機に蹴りを入れて無銭でジュースを飲んだり、コンビニでの漫画雑誌の立ち読みを日課にしていたりとお嬢様らしからぬ生活態度が多い反面、2千円のホットドッグを物ともしていない、着替えのためにホテルを借りるなど金銭感覚はお嬢様然としている。とはいえ、食蜂に比べれば庶民派の感覚にも理解がある。 戦闘能力の高さや性格などから、しばしば周囲で起きる事件を解決するために行動し、能力者と交戦したりする。黒子には一般学生であるのを理由に慎むよう諌められているが、実際は黒子ら友人達と協力して奔走することも少なくない。 元はレベル1の能力者だったが、数々のカリキュラムをこなし、中学入学後、12歳でレベル5の第3位にまで登りつめた[注 5]功績は教育指導の模範とされている。また、普通の中学よりも程度の高い授業内容をこなしており、勉学も非常に優秀で、底辺高校生の上条に勉強を教えられるほどの学力を身につけている。18桁のパスコードを一度聞いただけで暗記し、英語・フランス語・ロシア語・イタリア語のほかにもいくつかの言語を不自由なくコミュニケーションや読み取りが可能など、高い知能を持っている。 また、学園都市の住人らしく科学的な常識が染み付いており、オカルトや非科学的な事象を信じていない。超電磁砲SSも含めると、上条当麻との闘いを含め、幾度か魔術師やその霊装と対峙し直接戦闘しているが、その際も外部の「原石」によるものなどと科学的に解釈し納得してしまい、新約3巻で魔術の存在を科学サイドの法則では説明できないものらしいと理解しつつも、根本からは認めていない。レッサーからはその思考回路を指して「ガッチガチの科学脳」と揶揄されている。
人物
容姿
性格
少女趣味
生活
知能
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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