彼は復讐を忘れたか
監督悪麗之助
脚本悪麗之助
原作悪麗之助
出演者河原崎権三郎[要曖昧さ回避]
撮影玉井正夫
製作会社大阪港パーク撮影所
『彼は復讐を忘れたか』(かれはふくしゅうをわすれたか)は、1927年(昭和2年)製作・公開、悪麗之助監督による日本の長編劇映画、サイレント映画であり、1931年(昭和6年)製作・公開、星哲六監督によるリメイク映画である。前者は剣戟俳優・羅門光三郎のデビュー作として知られる[1]。目次 阪東妻三郎プロダクション、阪妻・立花・ユニヴァーサル聯合映画で監督を務めていた悪麗之助が1927年(昭和2年)に独立し、大阪港パーク撮影所
1 略歴・概要
2 スタッフ・作品データ
3 キャスト
4 1931年版
4.1 スタッフ・作品データ
4.2 キャスト
5 註
6 外部リンク
略歴・概要
本作は、公開の4年後の1931年(昭和6年)、当時、悪麗之助は病床にあり、脚本のみを提供していた松竹下加茂撮影所がリメイクした。松竹キネマが配給し、同年3月20日に浅草公園六区・松竹館をフラッグシップに公開された[4]。悪は同年10月26日に満29歳で死去した[5]。
本作の上映用プリントは、オリジナル・リメイクいずれのヴァージョンも、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターにも[6]、マツダ映画社にも所蔵されていない[7]。現存しないとされる映画を中心に、玩具映画を発掘・復元する大阪藝術大学のリストにも存在しない[8]。現状、観賞することの不可能な作品である。
スタッフ・作品データ
監督・原作・脚色 : 悪麗之助
撮影 : 玉井正夫
製作 : 大阪港パーク撮影所
上映時間(巻数 / メートル) : 不明
フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.33:1) - サイレント映画
公開日 : 日本 1927年7月31日
配給 : 不明
初回興行 : 神戸・神戸キネマ倶楽部