彩色
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色彩の理論については「色彩論」をご覧ください。

坂本真綾の楽曲については「幸せについて私が知っている5つの方法/色彩」をご覧ください。

「色」のその他の用法については「色 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

色(いろ、: color)は、可視光の組成の差によって感覚質の差が認められる視知覚である色知覚、および、色知覚を起こす刺激である色刺激を指す[1]
目次

1 概説

2 色の様相

2.1 色の分類

2.1.1 物理学上の分類

2.1.2 色彩学上の分類


2.2 色の三属性

2.2.1 色相

2.2.2 彩度

2.2.3 明度


2.3 特殊な色

2.3.1 蛍光色

2.3.2 構造色

2.3.3 金属色



3 色彩

4 色と色覚

4.1 色にまつわる見解

4.1.1 三種の錐体細胞と三原色

4.1.2 色の混合

4.1.2.1 加法混合

4.1.2.2 減法混合


4.1.3 反対色性


4.2 色覚の認知と比較

4.2.1 色覚の恒常性

4.2.2 色覚の共有

4.2.3 様々な生物の色覚

4.2.3.1 脊椎動物

4.2.3.2 無脊椎動物




5 色の作用

6 文化における色

6.1 色名

6.2 色に対する一般的な印象

6.3 政治における色

6.3.1 赤

6.3.2 白

6.3.3 黒

6.3.4 青

6.3.5 黄

6.3.6 緑

6.3.7 茶

6.3.8 複数の色の組み合わせ


6.4 商業における色

6.4.1 自動車

6.4.2 鉄道

6.4.3 玩具

6.4.4 企業・大学・音楽グループ



7 色・色名一覧

8 脚注

8.1 注釈

8.2 出典


9 参考文献

10 関連項目

11 外部リンク

概説

色の認識には、光源、物体、視覚の三要素が必要である[2]

色と光に何らかの関係があることは古くから知られており、アリストテレスは「色は光と闇、白と黒の間から生じる」と述べている[3]。しかし、色の本質が明らかになるのは20世紀になってからである[3]。現代科学では色は目の前にあるというより色彩の認識として存在すると考えられている[3]

色覚は、目を受容器とする感覚である視覚機能のひとつであり、色刺激に由来する知覚である色知覚を司る。色知覚は、質量体積のような機械的な物理量ではなく、音の大きさのような心理物理量である。例えば、物理的な対応物が擬似的に存在しないのに色を知覚する例として、ベンハムの独楽がある。同一の色刺激であっても同一の色知覚が成立するとは限らず、前後の知覚や観測者の状態によって、結果は異なる。
色の様相
色の分類
物理学上の分類

色は物理学上では光源色と物体色に大きく分けられる[4]
光源色
太陽や電球、ネオンサインなどのように光源が発する光の色のことを光源色という[4]
物体色
物体に光を当てた時に認識できるその物の色のことを物体色という[4]


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