弘道館
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この項目では、水戸藩の藩校について説明しています。その他の藩の弘道館については「弘道館 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

柔道道場の「講道館」とは異なります。

弘道館
近世日本の教育遺産群
?学ぶ心・礼節の本源?
弘道館の正庁
基本情報
名称弘道館
構成文化財旧弘道館、常磐公園(偕楽園)旧水戸彰考館跡、日新塾跡、大日本史足利学校跡聖廟および附属建物を含む)、国宝漢籍『礼記正義』『尚書正義』『文選』『周易注疏』、釋奠旧閑谷学校、釈菜、備前国和気郡井田村延原家文書、熊沢蕃山宅跡井田跡咸宜園跡日田市豆田町重要伝統的建造物群保存地区廣瀬淡窓旧宅及び墓、長福寺本堂、桂林園跡、咸宜園関係歴史資料
認定日2015年4月24日
自治体 茨城県水戸市
栃木県足利市
岡山県備前市
大分県日田市
ストーリーナンバー#1

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弘道館(こうどうかん)は、江戸時代後期に日本常陸国水戸藩に作られた藩校。所在地は、茨城県水戸市三の丸1丁目6番内。
現状

現在の敷地は全て都市公園法昭和31年法律第79号)に基づく都市公園であり、茨城県都市公園条例(昭和32年茨城県条例第26号)において弘道館公園(こうどうかんこうえん)とされている。茨城県の弘道館事務所は、茨城県水戸市三の丸1丁目6番29号にある。

文化財とされているのは、保存されている部分である旧弘道館(きゅうこうどうかん)であり、国の特別史跡に指定されている。その中の正庁・至善堂・正門は、国の重要文化財に指定されている。敷地面積は約10万5千平方メートルあり、藩校の敷地としては全国最大の規模であった[1]

なお、「旧弘道館」の建物については、茨城県都市公園条例において有料公園施設とされ、観覧は有料とされている。観覧料の管理は、都市公園法に規定する公園施設として、知事部局が行っている。文化財ではあるものの、博物館法における博物館登録博物館)、博物館相当施設とはされていない。

2011年3月11日発生の東日本大震災で甚大な被害を受けた。このうち『弘道館記』を刻む弘道館記碑は2013年に修復が完了したが、その際、1953年修復時に本体背面に施されたコンクリートが除去されて、それ以前の姿にほぼ復元された[2]

2019年には、北柵御門と土塁、通路が復元され、12月19日に見学会が開かれた[3]

平成27年(2015年)4月24日に文化庁より発表された日本遺産「近世日本の教育遺産 ―学ぶ心・礼節の本源―」のストーリーを構成する水戸市内の文化財の一つである[4][5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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