「日本弘道会」とは異なります。
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三代目弘道会
設立1984年
設立者司 忍
本部〒453-0067
愛知県名古屋市中村区宿跡町1-117
首領竹内照明
活動期間1984年 - 現在
構成員数
(推定)約2,000人
┗構成員 約1,000人
┗準構成員 約1,000人
上部団体 山口組
弘道会本部(愛知県名古屋市中村区宿跡町1-117)。2022年12月29日撮影。
弘道会(こうどうかい)は、愛知県名古屋市中村区宿跡町1-117に本部を置き、兵庫県神戸市中央区熊内町9-2-29に関連施設を置く日本の暴力団で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の二次団体。六代目山口組組長・司忍と同若頭・髙山清司の出身母体である。 自らの組織の実態を秘匿することに努める上に、取り調べや対話に対して完全に黙秘を通したり、家宅捜索では出入口を封鎖して捜査員の入室を妨害するなど、警察に対して徹底的な対決姿勢を示す組織である。 さらに、内部の十仁会という組織が中心となって暴力団捜査担当の警察官の氏名や年齢、住所、所有車のナンバーから家族や親戚知人に至る様々な個人情報を収集し、暗黙に警察官に圧力を示すなどしている。そのため、警察庁は暴力団捜査において暴力団のマフィア化を牽引する山口組の中核組織であるとして、弘道会への徹底取締りを最重要課題としており、愛知県警刑事部捜査第4課内に弘道会特別対策室が設置されている。 一方で愛知県警の暴力団担当刑事との癒着が指摘されており、県警内部からは逮捕者が出ている[1]。
概要
来歴
前身・弘田組組長・鈴木光義
弘田は若頭に司忍を据え、司は司興業を旗揚げ。更に佐々木康裕が弘田より親子盃を受け、佐々木組を結成した。1975年(昭和50年)に山清司が佐々木組若頭に就任、翌年に佐々木組は菱心会と改名し髙山は理事長に就任した。 山口組四代目跡目問題で弘田は山本広擁立にまわり、竹中正久と対立。しかし司ら幹部の説得により山本らが結成した一和会には参加せず、1984年(昭和59年)に弘田は引退。弘田組は若頭の司が引き継ぎ、弘道会へ名称変更・改組した。 1991年(平成3年)には名古屋抗争により運命共同会・中京五社会を解体させ、その多くを傘下に取り込んだ。その後、司が六代目山口組組長を継承すると、2005年(平成17年)3月に弘道会若頭・髙山清司(二代目髙山組総裁)が二代目を継承、山口組若頭にも就任した(同時に司は二代目として弘田組を復興させている)。これにより、山口組結成以来、初めて一つの組(弘道会)が山口組のナンバー1とナンバー2を占めることとなった。 2013年(平成25年)には竹内照明が三代目を継承、山口組直参に昇格した。 2015年(平成27年)8月には、山健組や宅見組などの関西に本拠を置く山口組勢力が弘道会を中心とした組織運営に不満を募らせて離脱に動き、神戸山口組を結成。山口組執行部側は、山健組など離脱派の組長10数人への制裁処分を行った。こうした動きに対し兵庫県議会の警察常任委員会は8月28日、県民の不安が大きいため、総力を挙げて対応するよう兵庫県警に要請した[2][3]。
弘道会設立
歴代会長
弘田組
弘田武志(三代目山口組若中/鈴木組若頭)
弘道会
初代 - 司 忍(司興業組長)
二代目 - 髙山清司 (髙山組組長)
三代目 - 竹内照明(二代目髙山組組長)
三代目弘道会組織図