引越し夫婦
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引越し夫婦
A Couple on the Move
スチル写真。左から大国一郎吉川満子渡辺篤
監督小津安二郎
脚本伏見晃
原案菊池一平
出演者渡辺篤
吉川満子
大国一郎
撮影茂原英雄
製作会社松竹蒲田撮影所
配給松竹キネマ
公開 1928年9月28日
上映時間40分
製作国 日本
言語日本語
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『引越し夫婦』(ひっこしふうふ)は、1928年(昭和3年)9月28日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎モノクロスタンダードサイレント、40分。

五所平之助野田高梧大久保忠素斎藤寅次郎の4人による合同ペンネーム・菊池一平の原案に基づいた作品で[1]、引っ越しばかりをしている夫婦を描いた短編喜劇である。初回興行は電気館。現在、脚本・ネガ原版・上映用プリントのいずれも散逸している。
あらすじ

家具屋の集金人がある夫婦の家を訪ねると、彼らはすでに引越しをした後だった。彼は二人の新しい家を探し当てたが、妻は請求額の一部しか払わない。一方、夫は薬屋で店番の娘を手伝っている。それを見た妻は怒って喧嘩になり、夫婦はまた引越しをしようとするが、薬屋の娘と家主の息子が婚約していることを知って安心して、この家にいることを決心する。
スタッフ

監督:
小津安二郎

脚本・潤色:伏見晁

原案:菊池一平

撮影:茂原英雄

キャスト

藤岡英吉:
渡辺篤

その妻千代子:吉川満子

家主甚兵衛:大国一郎

その息子清一:中浜一三

薬屋の娘春子:浪花友子

集金員服部:大山健二

脚注^ 小津安二郎『小津安二郎全集 上』、井上和男(編)、新書館、2003年4月 ISBN 4403150012

外部リンク

引越し夫婦 - 日本映画データベース










小津安二郎 監督作品
1920年代

懺悔の刃(1927年)

若人の夢(1928年)

女房紛失(1928年)

カボチヤ(1928年)

引越し夫婦(1928年)

肉体美(1928年)

宝の山(1929年)

学生ロマンス 若き日(1929年)

和製喧嘩友達(1929年)

大学は出たけれど(1929年)

会社員生活(1929年)

突貫小僧(1929年)

1930年代

結婚学入門(1930年)

朗かに歩め(1930年)

落第はしたけれど(1930年)

その夜の妻(1930年)

エロ神の怨霊(1930年)

足に触った幸運(1930年)

お嬢さん(1930年)

淑女と髯(1931年)

美人哀愁(1931年)

東京の合唱(1931年)

春は御婦人から(1932年)

大人の見る繪本 生れてはみたけれど(1932年)

青春の夢いまいづこ(1932年)

また逢ふ日まで(1932年)

東京の女(1933年)

非常線の女(1933年)

出来ごころ(1933年)

母を恋はずや(1934年)

浮草物語(1934年)

箱入娘(1935年)

東京の宿(1935年)

大学よいとこ(1936年)

鏡獅子(1936年)

一人息子(1936年)

淑女は何を忘れたか(1937年)

1940年代

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父ありき(1942年)

長屋紳士録(1947年)

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1950年代

宗方姉妹(1950年)

麦秋(1951年)

お茶漬の味(1952年)

東京物語(1953年)

早春(1956年)

東京暮色(1957年)

彼岸花(1958年)

お早よう(1959年)

浮草(1959年)

1960年代

秋日和(1960年)

小早川家の秋(1961年)

秋刀魚の味(1962年)


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