弓町本郷教会(ゆみちょうほんごうきょうかい)は、東京都文京区本郷にある日本基督教団の教会である。 1886年4月、日本基督伝道会社の第9年回で日本組合基督教会を組織することになった。それを機に、それまで伝道をしてこなかった東京で伝道をすることになり、伝道者8名を派遣した。安中教会の牧師であった海老名弾正も東京に行き加わった。
目次
1 沿革
2 歴代牧師
3 著名な会員
4 参考文献
5 外部リンク
沿革
1891年に本郷東竹町に会堂を建設する。海老名弾正、横井時雄、押川方義らにより基督教同志会を結成して、伝道に取り組む。しかし、横井が同志社に移動する。横井が同志社に行ったことで、組合教会の反対する勢力が出て教会が混乱したので、一旦教会を解散する。
海老名弾正が教会を再建する、ライオンの小林富次郎が転会したことで、教勢は上昇した。小林は終生海老名を支えることになった。1898年4月、本郷大火により会堂を消失する。
1901年4月、本郷壱岐坂に会堂を建設する。1903年に日本組合基督教会に加入する。1923年、関東大震災により再び会堂が焼失する。1927年12月、本郷弓町に中村鎮の設計により現在の会堂ができる。
1941年、日本基督教団の創立と共に、教団に加入する。その際、弓町本郷教会に改称する。
歴代牧師
横井時雄
海老名弾正
野口末彦
額賀鹿之助
田崎健作
定家修身
著名な会員
栗原玉葉(画家)
石川三四郎(社会運動家)
参考文献
『日本キリスト教歴史大事典』教文館、1988年
外部リンク
⇒弓町本郷教会 - 公式サイト
更新日時:2019年2月16日(土)06:44
取得日時:2019/07/25 18:06