弁護士・高林鮎子
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弁護士・高林鮎子
ジャンルテレビドラマ
原作宮脇俊三(第1作)
津村秀介(第2作 - 第34作)
企画小坂敬
長富忠裕
酒井浩至
脚本高久進
石原武龍
小木曽豊斗
監督小山幹夫
鷹森立一
辻理
永野靖忠
小松範任
津崎敏喜
出演者眞野あずさ
橋爪功
丹波哲郎
ナレーター平榮子
オープニングオープニングテーマを参照
エンディング主題歌を参照
製作
プロデューサー長富忠裕
雨宮望
前田伸一郎(日本テレビ)
桑原秀郎
吉村晴夫
島田薫(東映)
制作日本テレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1986年11月11日 - 2005年7月5日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数34
火曜サスペンス劇場
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『弁護士・高林鮎子』(べんごし たかばやしあゆこ)は、1986年から2005年まで日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。全34回。原作は宮脇俊三(第1作)、津村秀介(第2作 - 第34作)。製作は東映。主演は眞野あずさ[1]

ドラマのタイトルは第1作以来「女弁護士 高林鮎子」であったが、第24作以降は「弁護士 高林鮎子」となっている。
概要

草鹿法律事務所に所属する美人弁護士・高林鮎子が、数十年にわたって司法試験に落ち続けている万年補助者の竹森慎平とともに、主に被疑者の無実の証明のために弁護を受けることをきっかけとして、最終的に真実を明らかにして事件を解決するまでを描く作品。仕掛けとしてほぼ毎回、主に真犯人が鉄道列車を利用してアリバイを主張し、それを崩すことで真実が明らかになっていく。そのキーは時刻表に隠されている。高林鮎子、竹森慎平、所長である草鹿達之介の3人の絶妙な掛け合いと、犯人によって何重にも張り巡らされたアリバイ崩しが高い人気を得ることとなった。高林鮎子や竹森慎平などの役は原作には全く登場しないドラマオリジナルのものであるが、その経緯の詳細については津村秀介『新横浜発12時9分の死者』の解説(1993年の講談社文庫版の解説(吉村晴夫)及び2003年の光文社文庫版の解説(新保博久)を参照されたい。

草鹿法律事務所のセットは、第7作で多少模様替えが加えられた以外はシリーズを通して基本的に変わらなかった。鮎子の名刺によれば草鹿法律事務所は東京都千代田区神田駿河台五丁目に存在することになっているが、第20作では日比谷の名を冠したビルに入っているという設定になっている。

同じ火曜サスペンス劇場、東映製作の『監察医・室生亜季子』と並び、初期から放映されていた人気シリーズとして現在でも再放送が多い(BS日テレでも第1回から再放送された)。
キャスト
草鹿法律事務所
高林鮎子
演 -
眞野あずさ弁護士(俗に言う勤務弁護士=イソ弁)。冷静に事件関係者の心理を読みながら竹森慎平とともに事件を解決していく。3回で司法試験に合格し[2]司法修習の後に弁護士として草鹿法律事務所に所属。犯人によって各所に仕組まれた難解なトリックの謎を解明し、時刻表トリックの解明を得意とする慎平の助けを得てその裏付けをとる。車好きでドラマでは草鹿法律事務所まで車で向かうという形で登場することが多い。慎平からは「鮎ちゃん」あるいは「鮎っぺ」と呼ばれており、また、草鹿弁護士からは「高林君」と呼ばれている。兄がいる。なお、『弁護士 高林鮎子』は眞野の代表作の一つであり、第19作の原作となった津村秀介『葡萄 夜行列車が運ぶ殺意』(1997年、トクマ・ノベルス)にエッセイを寄稿している。
竹森慎平
演 -
橋爪功補助者であり調査員。高林とタッグを組み、事件を解決へと導く手助けをする。鉄道ファンであり犯人の仕組んだ複雑な時刻表トリックを解明することを得意とする。司法試験に挑戦しているが事務所の仕事が忙しいこともあってなかなか勉強が進まない。第1作のときから既婚で子どももいる設定だが妻子が劇中に姿を現すことはない[3]。新聞記事を切り抜いてスクラップブックを作成するのが日課であり、これは草鹿法律事務所に保管されている。鮎子からは「慎平さん」と呼ばれており、また、草鹿弁護士からは「慎平」と呼ばれている(ただし、第1作で鮎子は「竹森さん」と呼んでいる)。
沢村千鶴子
演 - 星ともえ(第1作 - 第6作)、杉浦きよみ(第7作 - 第33作)事務員。事件の解決には直接関わらないが、作品によっては事実関係の確認などを手伝っているものもある。鮎子や慎平からは「ちづちゃん」と呼ばれているが、事件解決に直接関わらないこともあってか、エンドロールのクレジットには「沢村千鶴子」という役名が付されていないことも多い。第34作(最終作)には登場しない。
草鹿達之介
演 -
丹波哲郎所長で弁護士。所長として必要以上に経費がかさむことを気にしつつも、毎回、鮎子や慎平に事件解明の鍵を示唆する。ただ、時として直感的で奇想天外な示唆をすることもあり、それには鮎子や慎平も当惑してしまうが、結果的にその示唆は的を射たものであることが多い。鮎子や慎平からは「ボス」あるいは「先生」と呼ばれている(ただし、慎平は鮎子との会話の中で「とっつぁん」と呼んでいることもある)。
ゲスト

第1作 - 第20作 / 第21作 - 第34作
第1作 - 第20作(1986年 - 1997年)
第1作「寝台特急あさかぜ4号殺人風景」(1986年)


針生哲也(新進カメラマン) -
峰岸徹

一条夏子(針生の恋人) - 山口美也子

玄海スルメ - 林家珍平

野崎恒雄(カメラマン) - 内田稔

犬飼(警部補) - 平松慎吾

野崎志津(野崎の妻) - 小畠きぬ子

須賀良、上田耕一五野上力轟謙二山本緑林健樹木村修、佐々森勇二、川口仁、加茂正一、平映子

第2作「L特急あずさ19号 逆転の殺意」(1987年)


小泉保彦 - 船越英一郎

大塚和子(国蔵の妻の連れ子) - 高樹沙耶

大塚国蔵(商事会社社長) - 藤岡重慶

大塚初子 - 久保菜穂子

千代美 - 八神康子

中村清子 - 三鈴栄子

女将 - 大坪日出代

内藤剛志、轟謙司、山岡八高、須賀良、河合絃司、木村修、山浦栄、村添豊徳、浜本健志、鎌田功、笠松長麿、寺井恵美、八百原寿子

第3作「新横浜発12時09分の女」(1988年)


村上リサ(佳奈子の娘) - 武田久美子

菊田佳奈子(実業家) - 前田美波里

村上信孝(佳奈子の最初の夫・画家) - 木村元

菊田藤夫(佳奈子の3番目の夫) - 長谷川哲夫

沢本次郎(佳奈子の弟) - 頭師佳孝

福永勝江(佳奈子の妹) - 山口奈美

宮脇(石川県警捜査一課 警部) - 中田博久

戸倉(加賀町警察署 部長刑事) - 勝部演之

福永啓吉(勝江の夫) - 三島新太郎

沢本昭一(佳奈子の弟) - 川端眞二

渡田広 - 山口将之

相川(刑事) - 丸岡奨詞

小宮敏子(佳奈子の知人) - 呉恵美子

堀内正美妹尾洸、福原圭一、宝亀克明鈴木信明、内田修司、浜幸一郎酒井麻吏

第4作「信州飯田線殺意の天竜峡」(1988年)


近田昭彦(印刷所の営業) - 井上純一

伊藤純子(近田の恋人・高林鮎子の高校の後輩) - 北原佐和子

片瀬(部長刑事) - 名古屋章

木倉かね - 浦辺粂子

岡野康三(文芸評論家) - 桑原一人

平塚南警察署 捜査課長 - 大竹修造

君野みどり(OL) - 愛田夏希

木内(刑事) - 五野上力

相川(刑事) - 時本和也

位高源吉(近田の恩人) - 小鹿番

きくち英一、奈辺悟、北山亜紀子松尾晶代松井紀美江、山浦栄、鎌田功、小山昌幸、駒崎涼太郎、中島義実山田甲一

第5作「かいじ12号小淵沢で消えた不在証明」(1989年)


江守万希子(江守の妻) - 一柳みる

江守民男(東名銀行関内支店 支店長) - 岡本富士太

鳥塚(愛媛県今治警察署 部長刑事) - 左とん平

関根由貴(東名銀行港南支店 行員) - 小川乃り子

関根理恵(由貴の妹) - 松岡由美

大黒屋本館 女将 - 中川ヒロ子

滝沢俊作 - 西川敬三郎

刑事 - 峰村銀

永井(刑事) - 大石源吾

姫田(支店長) - 石山雄大

宝亀克朗、佐川二郎、松山恭尚、小林一、山田光一、北山亜紀子、山本緑、百地千寿、飯島小裕美、小甲登枝恵

第6作「船岡発普通列車 無縁坂の女」(1989年)


村松真理(村松の妻) - 萩尾みどり

宮本信夫(営業主任) - 江藤潤

尾形俊文(退職警官) - 佐藤英夫

村松俊明(浅野機器 営業部長) - 西田健

宮本よね(宮本の母) - 北城真記子

成瀬悦子(成瀬の妻) - 松井紀美江

宮本淑子(スーパーハマダイのパート店員・宮本の妻) - 北見青子

成瀬三郎(宮本の友人) - 下塚諒

清水(部長刑事) - 二瓶鮫一

上阪(日東カー用品(株)横浜営業所課長) - 友金敏雄

上野西警察署 捜査課長 - 堀田真三

五野上力、泉福之助、田嶋基吉、小林一、山浦栄、北山亜紀子、平野朝子

第7作「L特急しまんと6号 早春四国路殺人事件」(1990年)


るり子(OL) - 七瀬なつみ

堀井隆生(佳代の夫) - 清水?治

堀井佳代(中川の姉) - 金沢碧

中川康宏(ジャーナリスト) - 田中隆三

板倉茂男(日本住宅土地公団 理事) - 仲谷昇

青木(週刊広場 編集長) - 坂部文昭

老人 - 高杉哲平

直良(社長) - 田村貫

岩川(瀬戸内建設) - 柳沢紀男

菊地澄子(友人) - 酒井麻吏

川村みどり(目撃者) - 黒沢ひろみ

村木靖子(目撃者) - 織田めぐみ

お茶の先生 - 上野綾子

森田(瀬戸内日報) - 潮哲也

加藤衛、深野晴美、榎本郁代、寺本浩、麻川里香子、小西百々代、伊藤良昭、小林一

第8作「北の旅、殺意の雫石」(1990年)


藤本亜紀(昌代の妹) - 日下由美

藤本昌代(ホステス) - 田島令子

川口満広(元バーテン・昌代の元愛人) - 堀内正美

長山敏江(ホステス) - 結城美栄子

秋山きよみ(川口の同棲相手) - 水木薫

夏野(警部) - 藤田宗久

橋本(盛岡北警察署 部長刑事) - 佐々木敏

巡査 - 小林一

工場主 - 山本廉

岸加奈子世古陽丸、名辺悟、平工秀哉、きくち英一、山浦栄、大石源吾、大泉公孝仲塚康介、菅野玲子、山本真由美、北山亜紀子、山本緑、星真理

第9作「北の街小樽に消えた女」(1991年)


野毛光行(横領事件の原告) - 美木良介

花村(弁護士) - 下条正巳

島田(札幌南警察署部長刑事) - 山田吾一

三井昌子(新進画家・力石の愛人) - 奈美悦子

力石典夫(野毛の姉の夫・転落死) - 石山雄大

水木由起子(画商) - 北林早苗


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