弁護士・高林鮎子
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Microsoftコードページ932はしご高))が含まれています(詳細)。

弁護士・高林鮎子
ジャンルテレビドラマ
原作宮脇俊三(第1作)
津村秀介(第2作 - 第34作)
企画小坂敬
長富忠裕
酒井浩至
脚本高久進
石原武龍
小木曽豊斗
監督小山幹夫
鷹森立一
辻理
永野靖忠
小松範任
津崎敏喜
出演者眞野あずさ
橋爪功
丹波哲郎
ナレーター平榮子
オープニングオープニングテーマを参照
エンディング主題歌を参照
製作
プロデューサー長富忠裕
雨宮望
前田伸一郎(日本テレビ)
桑原秀郎
吉村晴夫
島田薫(東映)
制作日本テレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1986年11月11日 - 2005年7月5日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数34
火曜サスペンス劇場
テンプレートを表示

『弁護士・高林鮎子』(べんごし たかばやしあゆこ)は、1986年から2005年まで日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。全34回。原作は宮脇俊三(第1作)、津村秀介(第2作 - 第34作)。製作は東映。主演は眞野あずさ[1]

ドラマのタイトルは第1作以来「女弁護士 高林鮎子」であったが、第24作以降は「弁護士 高林鮎子」となっている。
概要

草鹿法律事務所に所属する美人弁護士・高林鮎子が、数十年にわたって司法試験に落ち続けている万年補助者の竹森慎平とともに、主に被疑者の無実の証明のために弁護を受けることをきっかけとして、最終的に真実を明らかにして事件を解決するまでを描く作品。仕掛けとしてほぼ毎回、主に真犯人が鉄道列車を利用してアリバイを主張し、それを崩すことで真実が明らかになっていく。そのキーは時刻表に隠されている。高林鮎子、竹森慎平、所長である草鹿達之介の3人の絶妙な掛け合いと、犯人によって何重にも張り巡らされたアリバイ崩しが高い人気を得ることとなった。高林鮎子や竹森慎平などの役は原作には全く登場しないドラマオリジナルのものであるが、その経緯の詳細については津村秀介『新横浜発12時9分の死者』の解説(1993年の講談社文庫版の解説(吉村晴夫)及び2003年の光文社文庫版の解説(新保博久)を参照されたい。

草鹿法律事務所のセットは、第7作で多少模様替えが加えられた以外はシリーズを通して基本的に変わらなかった。鮎子の名刺によれば草鹿法律事務所は東京都千代田区神田駿河台五丁目に存在することになっているが、第20作では日比谷の名を冠したビルに入っているという設定になっている。

同じ火曜サスペンス劇場、東映製作の『監察医・室生亜季子』と並び、初期から放映されていた人気シリーズとして現在でも再放送が多い(BS日テレでも第1回から再放送された)。
キャスト
草鹿法律事務所
高林鮎子
演 -
眞野あずさ弁護士(俗に言う勤務弁護士=イソ弁)。冷静に事件関係者の心理を読みながら竹森慎平とともに事件を解決していく。3回で司法試験に合格し[2]司法修習の後に弁護士として草鹿法律事務所に所属。犯人によって各所に仕組まれた難解なトリックの謎を解明し、時刻表トリックの解明を得意とする慎平の助けを得てその裏付けをとる。車好きでドラマでは草鹿法律事務所まで車で向かうという形で登場することが多い。慎平からは「鮎ちゃん」あるいは「鮎っぺ」と呼ばれており、また、草鹿弁護士からは「高林君」と呼ばれている。兄がいる。なお、『弁護士 高林鮎子』は眞野の代表作の一つであり、第19作の原作となった津村秀介『葡萄 夜行列車が運ぶ殺意』(1997年、トクマ・ノベルス)にエッセイを寄稿している。
竹森慎平
演 -
橋爪功補助者であり調査員。高林とタッグを組み、事件を解決へと導く手助けをする。鉄道ファンであり犯人の仕組んだ複雑な時刻表トリックを解明することを得意とする。司法試験に挑戦しているが事務所の仕事が忙しいこともあってなかなか勉強が進まない。第1作のときから既婚で子どももいる設定だが妻子が劇中に姿を現すことはない[3]。新聞記事を切り抜いてスクラップブックを作成するのが日課であり、これは草鹿法律事務所に保管されている。鮎子からは「慎平さん」と呼ばれており、また、草鹿弁護士からは「慎平」と呼ばれている(ただし、第1作で鮎子は「竹森さん」と呼んでいる)。
沢村千鶴子
演 - 星ともえ(第1作 - 第6作)、杉浦きよみ(第7作 - 第33作)事務員。事件の解決には直接関わらないが、作品によっては事実関係の確認などを手伝っているものもある。鮎子や慎平からは「ちづちゃん」と呼ばれているが、事件解決に直接関わらないこともあってか、エンドロールのクレジットには「沢村千鶴子」という役名が付されていないことも多い。第34作(最終作)には登場しない。
草鹿達之介
演 -
丹波哲郎所長で弁護士。所長として必要以上に経費がかさむことを気にしつつも、毎回、鮎子や慎平に事件解明の鍵を示唆する。ただ、時として直感的で奇想天外な示唆をすることもあり、それには鮎子や慎平も当惑してしまうが、結果的にその示唆は的を射たものであることが多い。鮎子や慎平からは「ボス」あるいは「先生」と呼ばれている(ただし、慎平は鮎子との会話の中で「とっつぁん」と呼んでいることもある)。
ゲスト

第1作 - 第20作 / 第21作 - 第34作
第1作 - 第20作(1986年 - 1997年)
第1作「寝台特急あさかぜ4号殺人風景」(1986年)


針生哲也(新進カメラマン) -
峰岸徹

一条夏子(針生の恋人) - 山口美也子

玄海スルメ - 林家珍平

野崎恒雄(カメラマン) - 内田稔

犬飼(警部補) - 平松慎吾

野崎志津(野崎の妻) - 小畠きぬ子

須賀良、上田耕一五野上力轟謙二山本緑林健樹木村修、佐々森勇二、川口仁、加茂正一、平映子

第2作「L特急あずさ19号 逆転の殺意」(1987年)


小泉保彦 - 船越英一郎

大塚和子(国蔵の妻の連れ子) - 高樹沙耶

大塚国蔵(商事会社社長) - 藤岡重慶

大塚初子 - 久保菜穂子

千代美 - 八神康子

中村清子 - 三鈴栄子

女将 - 大坪日出代

内藤剛志、轟謙司、山岡八高、須賀良、河合絃司、木村修、山浦栄、村添豊徳、浜本健志、鎌田功、笠松長麿、寺井恵美、八百原寿子

第3作「新横浜発12時09分の女」(1988年)


村上リサ(佳奈子の娘) - 武田久美子

菊田佳奈子(実業家) - 前田美波里

村上信孝(佳奈子の最初の夫・画家) - 木村元

菊田藤夫(佳奈子の3番目の夫) - 長谷川哲夫

沢本次郎(佳奈子の弟) - 頭師佳孝

福永勝江(佳奈子の妹) - 山口奈美

宮脇(石川県警捜査一課 警部) - 中田博久


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:75 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef