廃妃柳氏
朝鮮王妃
在位1608年 - 1623年
別称号文城郡夫人


出生1576年8月15日

死去1623年10月31日

配偶者光海君
子女李?
父親柳自新
母親東?鄭氏
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廃妃柳氏（はいひ・りゅうし/ペピ ユシ 1576年8月15日-1623年10月31日）は李氏朝鮮第15代・光海君の妃。目次

1 生涯

2 出典

3 脚注

4 登場作品

4.1 テレビドラマ

4.2 映画


5 関連項目

生涯

柳氏は柳自新（ユ・ジャシン）と東来鄭氏（トンネチョンシ）との間に生まれ、光海君と結婚し「文城郡夫人」（ムンソングンブイン）に封せらるが1592年、壬辰倭乱（文禄の役）が勃発し光海君は急遽、世子に立てられ柳氏も世子嬪となった。夫との間に3男を儲けるもの、そのうち成人したのが廃世子・李?である。しかし舅・宣祖が仁穆王后と再婚し嫡子・永昌大君が儲けられ夫と共に危ぶまれ、また11歳年下の姑に複雑な感情を抱くようになる[1]。

その状況が一変するのが1608年の宣祖薨去であった。同年、光海君が即位、嬪宮柳氏は王妃となる。柳氏一族は栄華を謳歌し外戚として勢力を振るい、中には不正を働く者が現れ宮廷は腐敗していったが栄華は長くは続かなかった[2]。

1623年、仁祖反正が起き、光海君と共に廃位され江華島に流罪、暫くは生きる希望を持っていたが?が脱走計画を立てていたことが発覚し処刑されると廃妃柳氏はショックし自殺した。妻、息子を失った光海君は晩年、済州島で過ごし1641年に薨去した[3]。
出典

『王妃たちの朝鮮王朝』 尹貞蘭 著、金容権 役 日本評論社 2010年

脚注^ 『王妃たちの朝鮮王朝』P.205
^ 『王妃たちの朝鮮王朝』P.206-210
^ 『王妃たちの朝鮮王朝』P.211

登場作品
テレビドラマ

『宮廷女官キム尚宮』（1995年、KBS）演：チャン・ソヒ

『ホジュン 宮廷医官への道』（1999年-2000年、MBC）

『王の女』（2003年、SBS）演：サ・ガン

『ホジュン?伝説の心医?』（2013年、MBC）演：イ・シア

『王の顔』（2017年、KBS）演：キム・ヒジョン

『王になった男』（2019年、tvN）演：イ・セヨン

『ノクドゥ伝』（2019年、KBS）演：パク・ミンジョン

映画

『王になった男』（2012年）演：ハン・ヒョジュ

関連項目

廃妃尹氏

表

話

編

歴
朝鮮王妃
朝鮮

王妃

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