イギリス
庶民院院内総務
現職者
ペニー・モーダント
Penny Mordaunt
就任日 2022年9月6日
所属機関内閣
任命国王チャールズ3世
(首相の助言に基づく)
創設1721年4月4日
初代ロバート・ウォルポール
俸給年間 151,649 GBP(2022年)[1]
ウェブサイトgov.uk/government/organisations/the-office-of-the-leader-of-the-house-of-commons
庶民院院内総務(しょみんいんいんないそうむ、英語: Leader of the House of Commons)は、イギリスの内閣の役職の一つ。 下院院内総務(かいんいんないそうむ)とも。 内閣と庶民院の間に入り、政府の提出した法案の扱いなどについて、議会で調整を行う役職である。首相不在時に、副首相も不在である際は、庶民院院内総務がPrime Minister's Questions(首相答弁)に応じる。実際、2008年12月17日、ゴードン・ブラウン首相の不在時に首相答弁を行ったのは、ハリエット・ハーマン院内総務であった[2]。 過去においては、首相職と兼任されることが多く、しだいに実質的な職務は、副総務が担当するようになった。2003年からは王璽尚書との兼任が多く、近年では枢密院議長との兼任が慣例となっている。 1 ロバート・ウォルポール 1721-1742
概要
庶民院院内総務一覧
2 サミュエル・サンズ 1742-1743
3 ヘンリー・ペラム 1743-1754
4 トマス・ロビンソン 1754-1755
5 ヘンリー・フォックス 1755-1756
6 ウィリアム・ピット(大ピット) 1756-1757
‐ 空席 1757年4月 - 6月
- ウィリアム・ピット(大ピット) 1757-1761
7 ジョージ・グレンヴィル 1761-1762
8 ヘンリー・フォックス 1762-1763
9 ジョージ・グレンヴィル 1763-1765
10 ヘンリー・シーモア・コンウェイ 1765-1768
11 ノース卿フレデリック・ノース 1768-1782
12 チャールズ・ジェームズ・フォックス 1782年3月27日 - 7月
13 トマス・タウンゼンド 1782-1783
14 チャールズ・ジェームズ・フォックスとノース卿フレデリック・ノース 1783年4月2日 - 12月19日
- ウィリアム・ピット (小ピット) 1783-1801
15 ヘンリー・アディントン 1801-1804
- ウィリアム・ピット (小ピット) 1804-1806
16 チャールズ・ジェームズ・フォックス 1806年2月 - 9月13日
17 ホウイック子爵チャールズ・グレイ 1806-1807
18 スペンサー・パーシヴァル 1807-1812
19 カスルリー子爵ロバート・ステュアート 1812-1822
20 ジョージ・カニング 1822-1827
21 ウィリアム・ハスキソン 1827-1828
22 ロバート・ピール 1828-1830
23 オールトラップ子爵ジョン・チャールズ・スペンサー 1830-1834
24 サー・ロバート・ピール准男爵 1834-1835
25 ジョン・ラッセル卿 1835-1841
26 サー・ロバート・ピール准男爵 1841-1846
27 ジョン・ラッセル卿 1846-1852
28 ベンジャミン・ディズレーリ 1852年2月27日 - 12月17日
29 ジョン・ラッセル卿 1852-1855
30 第3代パーマストン子爵ヘンリー・ジョン・テンプル 1855-1858
31 ベンジャミン・ディズレーリ 1858-1859
32 第3代パーマストン子爵ヘンリー・ジョン・テンプル 1859-1865
33 ウィリアム・グラッドストン 1865-1866
34 ベンジャミン・ディズレーリ 1866-1868
35 ウィリアム・グラッドストン 1868-1874
36 ベンジャミン・ディズレーリ 1874-1876
37 サー・スタッフォード・ノースコート准男爵 1876-1880
38 ウィリアム・グラッドストン 1880-1885
39 サー・マイケル・ヒックス・ビーチ准男爵 1885-1886
40 ウィリアム・グラッドストン 1886年2月1日 - 7月2日
41 ランドルフ・チャーチル卿 1886-1887
42 ウィリアム・ヘンリー・スミス 1887-1891