座席指定券
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指定を受けて利用できる(当券で示された)座席については「座席指定席」をご覧ください。
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出典検索?: "座席指定券" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年8月)

座席指定券(ざせきしていけん)とは、座席を指定することによりその座席を確保する権利をもつ証券の一つである。一般的には、交通機関やホール・劇場等で、日時や座席を指定して発行される切符を指す。

狭義には乗車券特急券入場券等と別立てで座席の指定のみを行う券面を指すが、広義にはそのような券面のみならず、座席指定も行う乗車券・特急券・入場券等も含められる。

鉄道以外の公共交通機関の場合、定員を超える乗客を乗せる事が法令上禁じられている。従って、それ以上の乗客があった場合、ないしはそれを見込まれる場合に発行する。発行の可否は最終的には当該交通機関運営者に委ねられているが、交通機関運営者が認めた場合に、1人ないしは1組を以て1つの座席を指定して発行する。
鉄道の座席指定券

鉄道の場合、列車の種類ないしは予定の有無により発行される場合がある。

普通列車の場合、一般に列車・座席の指定をされないが、団体旅行の場合や一部の観光列車の場合には列車・座席の指定をされることが多い。団体旅行の場合では構内整理などのためであるが、一部の観光列車の場合には「座席の確保」という点でサービスと見なされ、これの対する対価として徴収する場合が多い。

狭義には乗車券・特急券・急行券等とは別立ての座席指定を行う券面を指すが、広義には特急料金等に座席指定が包含された特急券等を指す。但し広義においても、運賃に座席指定が含まれて乗車券が座席指定を行う場合はごく一部である。
JR新幹線の指定席券(新幹線特急券)指のみ券(図は英語で発券している)

JRの場合、狭義には(狭義の)急行列車及び普通列車快速列車を含む)の普通車指定席の指定席券のみを指す。JRの急行券は券自体には座席指定の効力がないので、急行の普通車指定席を利用する場合は急行券とは別に指定席券が必要となる[注釈 1]。また普通列車の普通車指定席を利用する場合も指定席券が必要となる。

新幹線を含む特急列車で普通車指定席を利用する場合は特別急行券の一種である指定席特急券が、優等列車・普通列車を問わずグリーン車の指定席を利用する際はグリーン券の一種である指定席グリーン券が、寝台車を利用する場合は寝台券が必要である。広義にはこれら座席(寝台)を指定するきっぷ全体が座席指定券といえる。以上については当該項目を参照のこと。

基本的に定員制をとるホームライナー等にも列車によっては席番が指定されているため、この場合は乗車整理券を事実上座席指定券の一種とみなせるが、JR旅客各社の営業施策上指定券に含まれていない。

新幹線や特急列車に乗車できる特別企画乗車券では、購入時は座席が指定されておらず、乗車前に座席の指定を受けてから使用する。このときに発行される座席指定券を「指ノミ券(しのみけん)」と呼ぶことがある。

また、新幹線で改札を出ず2列車以上を乗り継ぐ場合も、全区間の特急券(いわゆる「席なし特急券」)と「指ノミ券」を組み合わせて発行されることがある。この場合、特急券には「指定券発行」が表示される。自動改札を通る際は乗車券と特急券のみ通す。
歴史国鉄 座席指定券(1966年ごろ)

JR の急行列車ならびに普通列車(快速列車なども含む広義の意味での「普通列車」)の座席指定料金は、1958年に設定された。但し、それ以前より以下の列車・車両については、以下の通りの事情があるため、座席指定制を採用していた。

寝台車 - 寝台座席の一種と考えた場合、座席として1人用の寝台を使用する性格から共用が事実上不可能。

開放式を含めた2人用寝台が制定時には使用されていないことによる。個室で定員2名のものは制定当時も存在したが、それでも1台のベッドを2人で共同使用することはできない。また、小児との共用は認められていた。寝台券参照のこと。


一部の急行列車に連結されていた特別二等車 - 座席自体の希少性による。現在の特急・急行用のグリーン座席指定席の原型。

特別急行列車 - 設定当時より、速達性を重視した列車であり、それに対応する設備を有する車両・座席の希少性及び長距離輸送を前提とした近距離・中距離利用者の分離。

設定当初このような座席指定料金は、観光列車における座席(着席)の保証のために発行された。当時は3等級制度を採用していたが、一般に広く連結されていた二等車及び三等車に設けた。設定当初は二等車と三等車(1960年より一等車・二等車)とで料金に差があったが、1969年の等級制度廃止により一等車の後身であるグリーン車では設定されず、普通車のみの適用となり、金額は制度上一元化された。

1970年3月24日までは、座席指定を受けた新幹線に乗り遅れた場合、その指定券は無効となっていた。同年3月25日より、座席指定を受けた新幹線の発車後であっても当日中に限り有効性を認め、後続の新幹線の座席指定券へ変更することができる取り扱いが始められた[1]

1974年になり、地域・時期による価格変動を導入、通常期・閑散期の制度もその際に制度中に含まれた。JR分立後もこの料金制度をそのまま基本的には引き継いでいるが、JR九州蒸気機関車牽引による列車運行を始めた際にSL列車については割高に設定[注釈 2]するなど、各会社により少しずつ変更されている。

現在は、原則当該列車が始発駅を発車する日の1か月前に当たる日(前月に同じ日がない場合は当月1日)の10時から発売されている[注釈 3]
指定席の料金

2024年4月26日時点の料金[2]会社および対象の車両・列車期間指定席料金
(こども半額)備考
JR北海道SL冬の湿原号〕用客車運転日1,680円
ノロッコ〕車両で運転する列車840円
エアポート号〕(uシート)通年
上記以外の列車530円[注釈 4]
[注釈 5]
JR東日本下記の列車の車両で運行される全列車表1 列車または車両

対象列車列車区分列車名称等
列車〔HIGH RAIL 1375〕車両・〔海里〕車両・〔B.B.BASE〕車両・〔びゅうコースター風っこ〕車両・〔フルーティアふくしま〕車両・〔POKEMON with YOUトレイン〕車両・〔リゾートしらかみ〕車両・〔越乃Shu*Kura〕車両・〔おいこっと〕車両・〔リゾートビューふるさと〕 車両・〔ひなび[注釈 6]〕 車両・〔SATONO[注釈 6]〕 車両
客車客車を連結して運行する全列車(〔SL・EL・DLぐんま みなかみ〕客車・〔SL・EL・DLぐんま よこかわ〕客車・〔SLばんえつ物語[注釈 6]〕客車等)


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