庄内_(豊中市)
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阪急庄内駅 庄内駅周辺

庄内(しょうない)は、大阪府豊中市南部に位置する地区。現行行政地名としては庄内東町、庄内西町、庄内幸町、庄内栄町、庄内宝町など、多くの町域に分かれる(後述)。本項では概ね同地域に所在した豊島郡豊能郡庄内村(しょうないむら)、豊能郡庄内町(しょうないちょう)についても述べる。
目次

1 地理

1.1 各地域概説


2 歴史

2.1 沿革


3 施設・店舗など

3.1 北部

3.2 中部

3.3 南部


4 交通

5 市外局番

6 小中学校

7 地名

8 関連項目

9 外部リンク

地理

大阪市淀川区の北側を流れる神崎川に接し、東を天竺川、西を旧猪名川に挟まれた平坦な一帯。三国橋付近を「新三国」として区別することもある。天竺川は天井川のため、高い堤防が設けられている。

東部を阪急宝塚線国道176号が南北に貫き、宝塚線には庄内駅がある。西部では阪神高速11号池田線が抜けるものの、庄内地区内にインターチェンジは無い。

庄内駅前付近では多くの道が大変狭く、駐輪の多さもさることながら1.5車線程度しかない道に無理矢理割り込んでくるクルマが後を絶たないため、これまた多い歩行者・自転車とで空間を奪い合っている。
各地域概説

服部と隣接する北部は概ね住宅地。オペラハウスを持つ大阪音楽大学やローズ文化ホールもあり、ややゆったりした雰囲気である。

中部は商業地。特に1948年(昭和23年)以来の歴史を持つ豊南市場(ほうなんいちば)は野菜・魚介類の安売りで知られ、市内や東隣の吹田市、それに兵庫県尼崎市(府県境を越えるが2km前後)からも買物客が集まる。周辺部に住宅もあるが、北部に比べると小規模な長屋やアパートが密集している。

中西部は静かな住宅地。庄内の氏神を祀る庄内神社もここに鎮座する。旧来の曲がりくねった街路と建設中の南北道路が入り乱れ、道筋は分かりにくい。

南東部は住宅地と工場の混在地。中部と南部の境目付近に豊中市庄内出張所が、国道176号から少し入った所に豊中市立庄内図書館がある。aikoの「三国駅」に「あそこのボーリング場」(一般的には「ボウリング場」と表記する)として登場する新三国アルゴは神崎川北詰にあり、業務案内看板には今なお「イタメシヤ」の表記が一部残る(但し、かつて「イタメシヤ」と書かれていた箇所の殆どは「ビア&レストラン」に差し替えられているが)。

南西部は街路の入り組んだ住宅地。阪急神戸本線が庄内宝町・島江町などと庄本町・二葉町などを隔てるが、同区間に駅は無い。
歴史

しょうないちょう
庄内町
廃止日1955年1月1日
廃止理由編入合併
豊中市、庄内町 →
豊中市
現在の自治体豊中市
廃止時点のデータ
日本
地方近畿地方
都道府県大阪府
豊能郡
総人口14,896人
国勢調査1950年
隣接自治体大阪府
大阪市東淀川区)、豊中市
兵庫県
尼崎市
庄内町役場
所在地大阪府豊能郡庄内町大字野田
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地名は古代から中世の椋橋荘(くらはしのしょう)という荘園名に由来する。椋橋荘は東西に分かれ、当地は椋橋東荘の比定地とされる。能勢街道が通る農村地帯で、椋橋大根の産地で知られた。

庄内駅は阪急宝塚線で唯一、戦後(1951年)に設置された駅である(統合駅の雲雀丘花屋敷駅を除く)。1948年(昭和23年)の豊南市場開設の方が駅設置よりも早く(現在地への市場移転は1955年)、市場の賑わいに惹かれて駅ができたような形となっている。駅は島式ホーム2面4線で一見主要駅のように見えるが、終日各駅停車しか停まらない。

また、戦後には豊中市派・大阪市派・現状維持派が対立し、豊中市編入直後には無効を求める訴訟も起きた。
沿革

1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、豊島郡野田村・菰江(こもえ)村・庄本村・洲到止(すどうし)村・島江村・牛立(うしだて)村・三屋(さんや)村・島田村の区域をもって庄内村が発足。大字野田に村役場を設置。

1896年(明治29年)4月1日 - 郡の統廃合により、所属郡が豊能郡に変更。

1939年昭和14年)9月1日 - 町制を施行して、庄内町となる。

1955年(昭和30年)1月1日 - 豊中市に編入される。同日庄内町廃止。

施設・店舗など 大阪音楽大学 ザ・カレッジ・オペラハウス 豊南市場 本通商店街(庄内WEST)とサンパティオ 庄内神社 椋橋総社 阪急バス本社 新三国アルゴ


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