白島線
白島線八丁堀電停に停車している910号
基本情報
国 日本
所在地広島市
起点八丁堀停留場
終点白島停留場
停留所数5
開業1912年11月23日
運営者広島電鉄
路線諸元
路線距離1.2 km
軌間1,435 mm (標準軌)
線路数複線
電化方式直流600V 架空電車線方式
最高速度40 km/h
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電停・施設・接続路線
凡例
東側(左):広島駅方面
←本線→
0.0W1 八丁堀停留場
0.5W2 女学院前停留場
0.7W3 縮景園前停留場
1.0W4 家庭裁判所前停留場
1.2W5 白島停留場
白島線白島電停
白島線(はくしません)は、広島電鉄が保有する軌道路線である。八丁堀停留場と白島停留場を結ぶ全長1.2kmの路線で、全線が広島県広島市中区内を走行する。 本線などと同じく開業当時からある路線である。長らく市内線では唯一、他路線との直通運転を行っていなかったが、開業から101年後の2013年に江波電停までの直通運転が開始された。 ワンマン運転やPASPYが先行(試行)導入された路線でもある。総延長も短いことから、運賃は白島線のみ乗車の場合に限り大人160円・小児80円となっている(本線と跨って乗車する場合は通常の大人220円・小児110円)。 終点の白島電停とアストラムラインの白島駅は1km程離れている。2007年には広島商工会議所から路線の廃止が提言された[1]。しかし、この提言に対して広島市は「是非とも存続すべきである」という意思表明をしており、広島電鉄も「市の意向どおりに対応して参ります」と表明している[2]。 9号線のみが運行される。基本的には八丁堀 - 白島の線内折り返し運行だが、2013年2月15日から江波(江波線) - 八丁堀 - 白島間で直通運転が行われ、2022年7月時点では早朝の白島行き及び深夜の江波行きのみ直通している。早朝便は白島到着後線内完結運用に就き、深夜便は江波到着後入庫する。 2008年の白島線のPASPY利用開始からしばらくの間は700形の705号と713号が頻繁に使用されており、当時の日中運転では700形1両と900形または1900形1両の計2両、または2両とも700形であることもあった。これは、江波車庫の車両でPASPYリーダーが取り付けられていたのは705号と713号のほか、912号、913号、1913号、1915号のみであったため、全在籍車両がPASPY対応するまではこれらの6両に限定して運用入りしていた。また、PASPY機器対応後の運用試験も兼ねて2009年2月9日から3月1日までの間の平日朝ラッシュ時運用には、江波車庫所属の700形と800形の各車両が日替わりに運用に就いていた。 1980年代後半から2000年代半ばまで、春夏は100形(レトロ電車)が、秋冬は200形(ハノーバー電車)が休日に運用されていた。 番号電停名駅間
概要
路線データ
路線距離(営業キロ):1.2km
軌間:1435mm
電停数:5(起終点含む)
複線区間:全線(白島停留場付近を除く)
電化区間:全線(直流600V)
運行形態
歴史.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}被爆前。被爆後。被爆前後の八丁堀周辺。横断する道路が本線が通る相生通り。左から2番目の道に当時は電車が通っていた。戦後その一つ右側の道が白島通りつまり現在の路線として整備される。
1912年(大正元年)11月23日 八丁堀 - 白島間が常盤橋線として開業。当時は京口門前つまり広島城の旧外堀を埋め立てて整備された道の上を通る路線だった。
1940年(昭和15年)4月 他路線に先駆けてビューゲルの導入が行われる。
1945年(昭和20年)8月6日 広島市への原子爆弾投下より全線不通になる。
1952年(昭和27年)3月 全線復旧。現在の路線の位置になる。
1969年(昭和44年) 広電の他路線に先駆けて900形にてワンマンカーの運用を開始。
2008年(平成20年)3月1日 広電の他路線に先立って『PASPY』(IC乗車カード)を導入。同時にJR西日本『ICOCA』での乗車が可能となった(並びに、以来営業運転では使用されなかった700形が使用されるようになる)。
2013年(平成25年)2月15日 超低床連接車1000形投入。9号線の一部の電車が本線・江波線経由で江波まで乗り入れを開始。
電停一覧白島線車内より眺めた路線
キロ営業
キロ系統接続路線
W1八丁堀停留場-0.09広島電鉄:本線 (M7)
W2女学院前停留場0.50.5
W3縮景園前停留場0.20.7
W4家庭裁判所前停留場0.31.0
W5白島停留場0.21.2
関連項目
日本の鉄道路線一覧
白島
江波
脚注[脚注の使い方]^ 広電白島線、突然の廃止案に波紋
^ 「白島線廃止」に市は否定的 『中国新聞』2007年6月27日。
^ 広島電鉄では路面電車は「電停」と呼称し、鉄道線である宮島線は「駅」と呼称。
外部リンク
⇒白島線
『大広島市街地図 : 番地入』