広島大学附属福山高等学校
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広島大学附属福山中学校・高等学校

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過去の名称広島大学教育学部附属福山
中学校・高等学校
国公私立の別国立学校
設置者国立大学法人広島大学
併合学校広島大学広島女子高等師範
学校附属中学校・高等学校
広島大学広島青年師範学校
附属福山中学校・高等学校
理念人間性・創造性・社会性
設立年月日1951年
開学記念日11月15日
共学・別学男女共学
中高一貫教育併設型
課程全日制課程
単位制・学年制学年制
設置学科普通科
学期3学期制
学校コードC134110000046 (中学校)
D134110000026 (高等学校)
高校コード34002C
中学校コード340004[1]
所在地721-8551
広島県福山市春日町五丁目14番1号
外部リンク広島大学附属福山中・高等学校
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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広島大学附属福山中学校・高等学校(ひろしまだいがくふぞくふくやまちゅうがっこう・こうとうがっこう, Fukuyama Junior and Senior High School Attached to Hiroshima University)は、広島県福山市春日町五丁目14番1号にある国立中学校高等学校

広島大学附属中学校・高等学校(「本校」と呼ばれる)や近大附属福山(「近大」と呼ばれる)などとの混同を避けるため「広大福山」「福山附属」「広福(ひろふく)」などの略称が用いられる。

広島大学附属学校で、全学[2]の中学・高校教員免許取得希望者を対象とした教育実習を行っている。

2015年度から文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール (SGH) の指定を受けていた。

2020年度、SGHの5年間の指定期間終了に伴い、新たに「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム支援事業」を採択している[3]

2023年3月に、中学校と高等学校を統合して2027年度に「広島大学附属福山中等教育学校」を新設することを発表している[4]
概要

広島女子高等師範学校附属中学校・高等学校、広島青年師範学校附属中学校・高等学校が廃止され、1951年(昭和26年)4月に広島大学附属福山中学校、翌1952年(昭和27年)4月に広島大学附属福山高等学校が設立された。広島女高師附属中の前身となる1887年(明治20年)創立の山中高等女学校から数えると100年以上の歴史がある。1973年に福山市緑町から春日町に移転した。

創立以来主体的な取り組みで運営され、大らかな校風が特徴である。自由・自主の理念は学校活動のあらゆる場面で生かされ、1966年(昭和41年)よりベルやチャイムによる日課時限報知を廃止している。

1962年(昭和37年)、全国の国公立校で初めて中高一貫教育を導入した。運営機構は部・ 係で構成されているがそれらは中・高で分かれていない[5]。教育研究において特に中高一貫教育の研究が全体と教科で行われている[6]
象徴

校章シンボルカラーも、瀬戸内海と風景、気候が似た地中海古代ギリシャの文化からとられている。
校章
オリーブの実を象ったものである。松原郁二初代校長のデザインによるもので、1954年(昭和29年)11月5日に制定された。オリーブは古代ギリシャの文明を支えた植物である。広島大学教育学部附属中学・高校として歩み始めるに当たって、古代ギリシャの市民精神「自由に生きる人間であれ」を育むことを志している。「オリーブ」は校章だけでなく、行事の名、教育実習用宿舎の名、学友会誌の名としても用いられている。
シンボルカラー
ウルトラマリンブルー群青色)である。自由の象徴である地中海の海の色をイメージしたものである。学友会の最大の行事「学友祭」における最高の賞は「ウルトラマリン賞」と呼んでいる。
編成

中高一貫教育を実施しており、中学校1年から高等学校3年までをそれぞれ1年から6年と呼んでいる。中学校から入学した者は中学卒業後原則全員が4年に連絡入学する。1?3年は各3学級、約120名(男子60名、女子60名)で、4年次に2学級分の高校からの入学生が加わり5学級、約200名となる。

なお、高校入試では男女関係なく上位80名が合格なので男女比は各学年でまちまちとなる。全生徒数は年により変わるが970名程度である。

HRの教室は1・2年生がB棟、3・4年生がC棟、5・6年生がA棟となっていて、施設・設備の利用も中高の区別はない。

教官も中高一体で運営されている。
入学試験

現在では、中学校は国語算数理科社会の4科目、高等学校は国語、英語数学、理科、社会の5科目による入学試験が例年2月の初めに行われている。

中学入試では伝統的に第1次選考(学科試験)合格者対象の第2次選考として抽選(くじ引き)が行われていたが、2007年度より廃止され代わりに第2次選考として作文による選考が行われた。その作文による選考も2013年度より行われていない。

抽選の倍率は約1.5 - 2倍であった。抽選は文部省(現:文部科学省)の指導の下行われており、当校教官の中にも反対意見があった。国会でも附属福山の抽選廃止の是非が問われたことがあったが、当時の文部科学省は譲らなかった[7][8]
年間行事

4月 - 始業式、入学式、
オリーブ祭(新入生歓迎会)、健康診断

5月 - 体育祭、中間考査

6月 - 校内模試・校内実力テスト、学友会総会、前期教育実習

7月 - 期末考査、中学校水泳大会、終業式、1?4年研修行事

8月 - 山中高女慰霊祭式典、3年修学旅行、課題テスト

9月 - 始業式、学友祭、中期教育実習、読書感想文コンクール

10月 - 後期教育実習、中間考査、中学校遠足、入学者募集要項発表、5年修学旅行、球技大会

11月 - オリーブの環(OB交流会)、校内実力テスト・校内模試、学友会会長・副会長選挙、教育研究会

12月 - 期末考査、校内・校外大掃除、SPP、終業式

1月 - 4年スキー実習、始業式、中学校百人一首大会

2月 - 入学者選考(生徒は1?2週間自宅学習)、課題テスト

3月 - 学年末試験、高校卒業式、中学校修了式、終業式、4年古典旅行

クラブ活動
運動部


バドミントン

バスケットボール

バレーボール

卓球

剣道

体操

陸上競技

サッカー

軟式野球

テニス

ソフトテニス

アーチェリー

水泳

文化部


理工物理

放送

吹奏楽

手芸

弦楽合奏

合唱

茶道

将棋・囲碁

書道

天文地学

美術

ESS

邦楽

園芸

文芸文学

百人一首

イラスト

軽音楽

同好会(発足から数年間の、クラブ昇格前の予備期)


クイズ研究同好会

写真同好会

コンピュータ同好会

社会科学同好会

多くの部で兼部が可能である。各クラブへの参加は任意である。
前身校

広大附属福山中・高等学校は、戦前から戦後にかけての様々な学校の流れを汲みながら出来ている。
山中高等女学校
詳細は「
広島女子高等師範学校」を参照1887年12月、弁護士で県会議員であった山中正雄が中心となって私財を投じ創立[9]


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