広域警察
ジャンル刑事ドラマ
脚本谷口純一郎
監督吉川一義
出演者高橋克典
小川菜摘
大杉漣(第1作 - 第9作)
製作
チーフ・プロデューサー黒田徹也(第10作)
プロデューサー浦井孝行
山川秀樹(第10作)
岸川正史(第10作)
制作テレビ朝日(第10作)
アップサイド(第10作)
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
第1作 - 第7作
(土曜ワイド劇場)
オープニング歴代オープニングを参照
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間2010年5月8日 - 2016年2月20日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数7
第8作
(土曜プライム・土曜ワイド劇場)
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間2017年1月14日
放送時間土曜 21:00 - 23:06
放送枠土曜ワイド劇場
放送分126分
回数1
第9作
(ミステリースペシャル)
放送期間2017年9月21日
放送時間木曜 20:00 - 21:48
放送枠ミステリースペシャル
放送分108分
回数1
第10作
(ドラマスペシャル)
出演者勝村政信
大東駿介
放送期間2021年6月24日
放送時間木曜 20:00 - 21:48
放送分108分
回数1
公式サイト
『広域警察』(こういきけいさつ)は、テレビ朝日系で2010年から2021年まで放送されていた刑事ドラマシリーズ。第1作 - 第9作は、ABCテレビが制作していた。主演は高橋克典。
第1作は『広域警察・ふたりの刑事』として放送[1]。警察庁広域捜査課のアベック刑事が事件解決に挑む[2]。
放送枠は「土曜ワイド劇場」(第1作 - 第8作)、「土曜プライム・土曜ワイド劇場」(第8作)、「ミステリースペシャル」(第9作)、「ドラマスペシャル」(第10作)。
「広域警察」とは、事件が複数の都道府県にまたがって発生した場合、都道府県警察間の調整および捜査を行う警察庁広域捜査課の通称[3]。
2021年6月24日に放送の第10作では、亡くなった大杉漣の後任に勝村政信が出演した[4]。2022年にテレビ朝日が不定期で放送されていた2時間サスペンスドラマ自体の放送の打ち切りが決定したため、2021年に放送された第10作を最後に制作されなくなったため終了した。
登場人物
警察庁広域捜査課
東圭太
演 - 高橋克典[1]階級は警部補。警視庁捜査一課からの出向。通称「派遣刑事(はけんデカ)」。警察庁が都道府県警察で煙たがられる存在であることは承知であり、多少のトラブルは飄々として受け流し、物腰は低く接する。それは「事件解決に縄張りは関係ない。」という信念からのものである。
伊達敏
演 - 大東駿介[4](第10作)階級、出向元は不明。
大内孝太郎
演 - 片岡信和[5](第4作 - 第6作・第8作 - )若手刑事。階級は巡査部長。出向元は不明。第5作から、高村順一郎前課長の娘・美咲と交際していたが、第10作の時点で破局している。趣味は気象予報(第10作)。
今井隆夫
演 - 青柳文太郎[6](第4作 - )刑事。過去に登場した今井刑事とは別人。階級、出向元は不明。
小山剛史
演 - 生島勇輝(第6作 - 第8作)、加藤啓(第10作)刑事。
中西みどり
演 - 小川菜摘事務官。
内藤勝彦
演 - 勝村政信(第10作)高村順一郎の後任として赴任してきた課長。東圭太の大学時代の剣道部の後輩。絵美の兄。
元広域捜査課員
高村順一郎
演 - 大杉漣(第1作 - 第9作・第10作〈回想〉)警察庁広域捜査課長。階級は警視正[7]。
佐伯夏美
演 - 山崎静代(南海キャンディーズ)(第1作 - 第3作)大阪府から出向。組織犯罪対策担当だった肉体派。職場内の男女差別を乗り越えて叩き上げで現在の立場に上り詰める。第3作は札幌に出張中で不在のため回想での出演。
水沢夏彦
演 - 南圭介[8](第2作 - 第5作・第7作・第9作)警察庁警察官であれば確実に巡査部長級以上だが階級、出向元は不明。
今井
演 - 西沢仁太(第3作)刑事。
役名不明
演 - 本郷壮二郎(第4作)刑事。
吉岡薫
演 - 山口大地[9](第7作)刑事。
その他
高村美咲
演 - 三浦葵[10](第5作)、石川理咲子[11](第8作・第9作)高村順一郎の娘。バレエ教室の講師。
内藤絵美
演 - 松井玲奈(第10作)内藤勝彦課長の妹。検察庁事務官。兄の先輩である東圭太とも旧知の仲で、仕事のついでに兄の様子を見に広域捜査課に時々顔を出す。
ゲスト
第1作(2010年)
水島瑠璃子 - 古村比呂
「飛鳥の自然と遺跡を守る会」会員。岸田の死後団体の新リーダーとなる。喫茶店経営。
白井祐司(奈良県警奈良中央警察署刑事課 刑事・広域刑事コンビを冷遇する) - 井田國彦
岸田敦夫 - 野村宏伸
奈良学院大学 教授。殺人事件被害者。「飛鳥の自然と遺跡を守る会」代表。殺人事件の1週間前に同会の代表を辞任していた。その裏には…
漆原照久(画家・殺人事件被害者・ダイヤホテルと懇意にしている) - 木下ほうか
斉藤浩史(岸田のゼミの学生) - 永岡卓也
河村剛(「飛鳥の自然と遺跡を守る会」会員・ペンション経営) - 伊藤明賢
水島結花(瑠璃子の亡き娘) - 三原勇希
城田和也(東圭太の行きつけの喫茶店「ぶんぶん」マスター) - 南圭介
奈良県警鑑識課 主任 - 石井愃一
奈良県警奈良中央警察署刑事課 刑事 - 菊池健一郎
日野貴子(「飛鳥の自然と遺跡を守る会」会員・飛鳥資料館 職員) - 小柳友貴美
渡部正人(奈良県警奈良中央警察署刑事課 課長) - 島田順司
ラーメン屋おやじ - 山里亮太
「飛鳥の自然と遺跡を守る会」会員 - 細川純一
岸田教授の助手 - 園英子
山崎久美子(ルポライター) - 平手舞
「ダイヤホテル」秘書 - いわすとおる[12]
水島結花の高校の担任 - 須部浩美
警官 - 青柳文太郎
「ダイヤホテル」フロントマン - 石川典佳[13]
「ダイヤホテル奈良」従業員 - 中山京子
水島結花を車で轢いた加害者 - 西村匡生
新藤祥子(ダイヤホテル社長) - 黒田福美
その他 - 大橋寛展、阿部渡
第2作(2011年)
沢田千鶴 - 手塚理美
沢田健太郎の妻。